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山下範久氏セレクト「帝国化する世界システム」フェア開催中!
ウォール街のメルトダウンを機に、金融・経済危機が全世界に拡がりを見せ、いまだ終焉の気配はありません。アメリカをはじめとする各国が、果敢な金融政策によって、なんとか資本主義の枠内で治療を施そうとしてますが、果たして今回の危機は、そのような手段で切り抜けることはできるのでしょうか。
この度、小社では、イマニュエル・ウォーラーステインの日本人唯一の愛弟子、山下範久氏(立命館大学准教授)のご協力のもと、「帝国化する世界システム――人類史的パースペクティヴのための99冊+α」と題し、この状況を読み解くひとつの視座を探るフェアを企画いたしました。
すでに90年代以降、ウォーラーステインは一貫して「資本主義の限界」や「アメリカの衰退」を論じ続けていますが、ようやく巷でも同様の言説が溢れ始めている今こそ、ウォーラーステインのその透徹した長期的視点がどこから生まれてきたのか、それを問うことが重要な意味をもちつつあります。
ウォーラーステイン思想を知悉し、それを拡張した最新著『現代帝国論』を刊行したばかりの山下氏に、ウォーラーステインの知的源泉であるF・ブローデル、同じく「アメリカ」という問題を衝いた『帝国以後』のE・トッドをはじめ、「アメリカの衰退」以後の世界を見通す長期的視野を提供する、最重要文献をリストアップしていただきました。
ぜひぜひ、足をお運び下さい。

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