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3/2(日)『毎日』で『叢書「アナール 1929-2010」――歴史の対象と方法 3 1958-1968』が絶賛書評!


「……この動揺の時代、西洋の歴史家たちは現代世界の底にひそむ歴史をどのように捉えようとしていたのだろうか。1929年に創刊された叢書から選りすぐり、60年前後の10年間の諸論文をまとめたもの。創刊者M・ブロックもL・フェーヴルも世を去り、『アナール』はまさしく『F・ブローデルの時代』として群をなしたと言ってもいいのだ。16世紀のフェリペ2世時代をあつかう大著『地中海』で名高い巨匠の時代だった。
 ブローデルにとって構造の概念は重要であり、そのために『長期持続』なる思考を強調する。かつてマルクスの社会分析モデルは最も強力であったが、純化され硬直しがちになり(日本における宇野経済学を想起されたい)、それが占める空間あるいは環境に戻されなければならない。とりまく自然環境もそこに生きる人間も目に見えないほど緩やかに、だが着実に変化しているからである。……」
本村凌二

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