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5/17(日)『東京・中日』で小倉紀蔵『北朝鮮とは何か』が絶賛書評!


「本書の最大の眼目は、ほとんど一般的には気づかれていない平壌宣言(2002年)の画期性に注目したことにある。……朝鮮半島の北の部分との和解(国交正常化)は日本人にとって最も必要不可欠な歴史的行動となる、と総括している。
 現在の日本の空気に激しく抵触するような問題提起だが、そこには一つの重要な着眼点が孕まれる。それは、平壌宣言が朝鮮半島全体の関係構造に対する一つの転換を指し示すものだということ、すなわち1965年の韓国との間で結ばれた日韓基本条約への対抗性である。実に平壌宣言には、日韓基本条約にはない植民地支配の歴史の清算が謳われている。つまり、日朝国交正常化の次に始まる経済援助という「経済的動機」だけでなく、そこには歴史の解決が目指されているという「道徳的動機」があることだ――ここに儒教研究者として著者の発見がある。」
丸川哲史(明治大学教授) 氏

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