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10/22(日)『毎日』「今週の本棚」欄で堀真理子『改訂を重ねる「ゴドーを待ちながら」』が絶賛大書評!


この秋、私は東京・両国のシアターX(カイ)でアイルランドの劇団のサミュエル・ベケットの「ゴドーを待ちながら」を見て、大きな衝撃を受けた。
日本初演以来、私の見た「ゴドー」は大抵笑いを狙っていた。ところがこの舞台にはほとんど笑いの要素がない。ゾッとするような絶望的で、赤裸々な人間の姿だけが浮かび上がっている。この舞台は、ベケットの演出ノートをもとにベケット演出を再現したものである。それを見て私はベケットの本当の意図をはじめて理解した。
しかしそれにしてもこれほど人間の閉塞的な状況が鮮明になるのはなぜなのか。今までの「ゴドー」は間違いなのか。
堀真理子がこの公演に合わせて出版した本書を読んでその秘密がわかった。堀真理子はその秘密をやさしく分かりやすく、しかも厳密的確に明らかにしている。その文章は知見に満ちているばかりでなく、簡潔かつ端正で、説得力に富んでいる。
渡辺保氏評

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