最新情報

お知らせ
2019年1月

梅原猛さん死去

umehara.jpg  小社から、川勝平太さんとの『日本思想の古層』を刊行させていただいております哲学者の梅原猛さんが、1月12日に逝去されました。享年93。
 京都大学で学び、京都市立芸術大学長や国際日本文化研究センター初代所長を務めるなど京都の学術や文化の中心的な存在でした。学問のみならず、京都のまちづくりや伝統芸能の発展にも力を尽くされました。  謹んでご冥福をお祈りいたします。

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『週刊東洋経済』1/26号「Review」欄で新保祐司『義のアウトサイダー』が絶賛紹介!!


本書は田中小実昌から始まり、五味康祐、大佛次郎、小林秀雄、北村透谷、そして内村鑑三といった17人の「強く義を愛する者」の足跡をたどることによって、近代日本精神史の背骨を明らかにする。
「アウトサイダー」とは、日本で多数派である美から見た表現である。だが、小林秀雄論や大佛次郎論を読み進むうちに、これらの人々の言説こそ、日本の知の「メインストリーム」と思えてくる。
どの人物論も素晴らしい。……
……
時代は大きく転換しつつある。時代を謳歌した戦後民主主義が退潮した今、新たな「保守」が登場しつつある。しかし彼らもまた「戦後の主流」の裏返しのような気がする。
中沢孝夫(兵庫県立大学大学院客員教授)氏評

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12/30(日)『朝日』オピニオン面「声」欄で石牟礼道子『苦海浄土 全3部』が紹介!


12/30(日)『朝日』オピニオン面
「声」欄「この一年(上)」で
石牟礼道子『苦海浄土 全三部』
が絶賛紹介!

……つまりは公害の中で私は生まれ育った。
公害に翻弄される人々に寄り添った石牟礼道子さんが2月10日亡くなった。私はその存在を崇めつつも著書に触れることを避けていた。……
……正月に『苦海浄土 三部作』を手にした。美しく恐ろしく悲しくつらい真実に、一文字たりとも無駄なく、言葉と身を尽くしてつづられた文章に涙が止まらなかった。
その後ひたすら石牟礼さんの著書を読み漁った。彼女は人類いや生類全てがあるべき姿を、何を守り何を失ってはいけないのか、啓示してくれていたように思う。2018年は日本と世界が大切な語り部たる道標を失った年になったのではないか。
和泉まさ江(神奈川 54)さん

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1/10(木)『毎日』「ひと」欄で小社社主が紹介されました。


1/10(木)『毎日』「ひと」欄
小社社主が紹介されました。

長年、フランス語の書籍を数多く翻訳出版してきた。その実績が評価され、フランスで最も権威がある学術賞の一つ「フランス語フランス文学顕揚賞」を受賞した。昨年12月、パリで開かれた授賞式に出席。「本当に格式の高い場所でした。ありがたいこと、この上ないですね」。朗らかに笑って喜びを語った。

大田堯さん死去

2018年12月

年末年始休業のお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜りまして厚く御礼を申し上げます。
誠に勝手ながら、小社は下記期間におきまして、年末年始の業務を休業させていただきます。

【年末年始の休業期間】
2018年12月29日(土)~2019年1月3日(木)

2019年1月4日(金)より通常業務を再開いたします。
年末年始休業に伴い、ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

アルバイト・パート募集


 現在、下記の募集を行っております。



12/8(土)『読売』(夕)「よみうり寸評」欄で新保祐司『義のアウトサイダー』が絶賛紹介!!


「明治以降の〈「美」でもなく「利」でもなく「義」を生きた人物たちの系譜〉をたどった書という」。
「果たして、表向きの近代化とは異なる、もう一つの顔立ちをした日本が現れてきた」。
「彼らに共通するのは、時流に乗ることなく、『精神の背骨』とでも呼べるものを日本に打ち立てようとした気高さだ」。
「日本人が戦後、向き合うことを避けてきた『義』を立て直す時ではないのか。そんな問いが突き刺さってくる」。

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小社店主がアカデミー・フランセーズより2018年「フランス語フランス文学顕揚賞」を受賞いたしました!


小社店主がアカデミー・フランセーズより
2018年「フランス語フランス文学顕揚賞」
を受賞いたしました!

 フランス語の純化や擁護を目的に17世紀に設立された同国で最も権威のある学術団体アカデミー・フランセーズは今年の「フランス語フランス文学顕揚賞」を日本の出版社、藤原書店(東京)の藤原良雄社長(69)ら5人に授与することを決め、6日にパリで授賞式を行った。
 式典後、藤原さんは「晴れがましい賞を頂けるとは想像していなかった」と喜びを語った。
 1989年創立の藤原書店は、フランスの歴史家フェルナン・ブローデルらから作家バルザックまでフランス語の書籍の翻訳を多く出版してきた。
 同賞はアカデミー・フランセーズが授与する大賞の一つで、60年に創設された。

 ●2018/12/7 共同通信
 「藤原書店社長に仏語顕揚賞 アカデミー・フランセーズ」
 ●2018/12/7 読売新聞
 「仏語仏文学顕揚賞、藤原書店社長にメダル授与」
 ●2018/12/7 日本経済新聞
 「藤原書店社長に仏語顕揚賞 アカデミー・フランセーズ」

DSC_1409.JPG受賞後、アカデミー・フランセーズ終身幹事長エレーヌ・カレール=ダンコース女史とともに

『中村桂子コレクション いのち愛づる生命誌』(全8巻)いよいよ発刊!


“生きている”って?
“いのち”を中心にした社会へ。
細胞、DNAという共通の切り口で、人間を含むすべての生命を総合的に問う「生命科学」から出発。
さらに進んで科学をやさしく語り、美しく表現する思想を“生命誌研究館”として実現した中村桂子。
多岐にわたる仕事を集大成し、次世代に伝える。

中村桂子コレクション
いのち愛づる生命誌(全8巻)

 Ⅰ ひらく 生命科学から生命誌へ
 Ⅱ つなぐ 生命誌とは何か
 Ⅲ ことなる 生命誌からみた人間社会
 Ⅳ はぐくむ 生命誌と子どもたち
 Ⅴ あそぶ 12歳の生命誌
[解説]養老孟司
(2019年1月刊行・第1回配本)
 Ⅵ いきる 17歳の生命誌
 Ⅶ ゆるす 宮沢賢治で生命誌を読む
 Ⅷ かなでる 生命誌研究館とは


[推薦]
加古里子(絵本作家)・髙村薫(作家)・舘野泉(ピアニスト)・
松居直(児童文学者)・養老孟司(解剖学者)

《体裁》
四六変上製
各巻280~350頁程度
各巻本体2800円程度
各巻に著者まえがき/口絵/解説/月報
2019年1月発刊(季刊予定)

《本コレクションの特徴》
単行本未収録の論考、随筆を集成するほか、多くの書き下ろしで構成した。
著者の執筆活動の全体像とその展開を、わかりやすく示す。
各巻のテーマにふさわしい解説を附し、著者の仕事を、読者、未来の若者に向けて新鮮な視点から紹介する。

◇   ◇   ◇

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12/2(日)『産経』書評欄で新保祐司『義のアウトサイダー』が絶賛大書評!!


 真の文明とは何か、それを問いかける一冊である。著者はその核心に「義」を据えているのだ。義に生きた人々と、著者の魂が語り続ける。その魂の躍動が、読む者の胸に突き刺さってくる。久々に読み応えのある本を読んだ。びっしりと詰められた重力が伝わってくる。実際に、この世を生きた日本人たちが生み出した義の重力が、我々の魂に迫ってくるのだ。……
 著者を貫く精神には、確固たる「良心」がある。その良心は、歴史を貫徹する民族の雄渾な精神にあると感じている。そしてその精神をこそ、著者は「義」と呼んでいるのだろう。著者の愛する人たちが連なる本書は、そういう意味で著者自身の分身なのではないか。著者のもつ「義」が、日本の歴史を貫く「良心」として煌めいている。
執行草舟(著述家・実業家)氏評

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2018年11月

2018年ノーベル生理学・医学賞受賞 本庶佑さん最新刊『生命科学の未来』緊急出版!

11/21(水)『朝日』「天声人語」欄でロナルド・ドーア『幻滅』が紹介!

11月13日、93歳でお亡くなりになられました
ロナルド・ドーアさん

11/21(水)『朝日』「天声人語」欄でも
その生前最後の著作、
ロナルド・ドーア『幻滅』が大きく紹介!

▼長く「日本びいき」を自称したドーア氏だが、80年代半ばからは違和感を隠さなくなった。日本の会社に英米流の利益至上主義の色が目立って濃くなったころだ。社員の給与を削って役員報酬を引き上げる姿を「日本型資本主義の終焉」と嘆いた▼……主著を並べるだけで、戦後日本の浮き沈みが通覧できる。70年の長きにわたり、短所も含めてこの国を論じた筋金入りの「知日派」であった。

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鎌田慧『声なき人々の戦後史 (上・下)』(聞き手・出河雅彦)が平成30年度パピルス賞を受賞!


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パピルス賞は、「特にアカデミズムの外で達成された、学問的業績や科学ジャーナリストによる学問と社会を結びつける業績」を達成した出版物を対象として与えられる賞です。
平成30年11月6日(火)、如水会館(東京)で行われた授賞式では、選考委員の樋口陽一氏(日本学士院会員、法学博士)から選考経過が報告されました。

堀真理子『改訂を重ねる「ゴドーを待ちながら」』が第28回(2018年 平成30年度)吉田秀和賞受賞!


何もしないことが、時代の気分になった。その後、3世代の世界演劇人は崩壊したドラマの瓦礫をひろうことから出発することになる。ポストドラマ・ドラマの時代が今日まで続いている。
瓦礫をひろう行為だけをやって何もつくらないベケット ―「非」
磯崎 新氏審査員選評

著者は、1916年から第三次世界大戦がついに勃発するかとも思われた1980年代までをカタストロフの淵に人間が追い詰められつづけた時代と把握し、そこに生きて虐げられる弱き人間のギリギリの声なき声、言葉なき言葉の演劇として、ベケットをとらえる。そして、ベケットの危機意識がますます有効な時代として、現在に想像力を巡らせる。学問的考証とアクチュアルな問題意識が交差しスパークする。人類滅亡時代の文学者であり演劇人としてのベケット像が切々と立ち上がってくる。あとがきに1954年の水爆大怪獣映画『ゴジラ』が出てくるのも嬉しい。ゴドーとゴジラは兄弟であったのか。
片山杜秀氏審査員選評

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2018年10月

10/28(日)『毎日』「今週の本棚・本と人」欄で片桐庸夫『横田喜三郎』が著者int.とともに絶賛紹介!!

混迷を深める現代の国際情勢と向き合い、一石を投じる問題提起の書だ。冷静な歴史の考察と実証的な研究姿勢から描き出されたのは、戦前、戦中の自由主義的知識人の戦後を含めた足跡が如実に映し出す、現代国際政治の底流に他ならない。
「多感な学生時代、連盟発足に強い影響を受けた横田は、やはり『時代の児』でした。戦争違法化をめざした潮流こそ、実は憲法9条につながる底流になっています。横田の歩みをきちんと振り返ることで、現代を形づくる不可欠な要素への認識さえ抜け落ちてしまった日本の実情にも気付いてもらえたら」。

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10/20(土)『朝日』「著者に会いたい」欄で片桐庸夫『横田喜三郎』が著者int.とともに大きく紹介!!

 本書は、現実を見つめ、戦争の違法化と国際紛争の司法・平和的解決を一貫して追究する横田の姿を浮き彫りにする。
 理念なき現実主義は、場当たり的になりがちだ。「横田は、その場しのぎではない。空々しい平和論でもない」と強調する。「今の日本のように、理念不在のまま、自国だけのメンツに執着する考えが広がる中で、例えば、憲法改正のような、国の根本問題に白黒をつけるのは危険。理念を見据えた横田の考え方は、現代日本にも示唆を与えるはずです」

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10/15(月)『朝日』一面コラム鷲田清一さんの「折々のことば」欄で石田紀郎『現場とつながる学者人生』が大きく紹介!!

  雑談ができないのは、本当にピンチです。石田紀郎(のりお)。

 農薬公害、琵琶湖汚染などの調査に取り組んできた農学・環境学者は、昨今の研究が、入手したデータの解析に没頭するばかりで、現場に身を置きそこから真に考えるべきテーマを汲み上げるという作業を蔑ろにしていると警める。農学ならまずは農家の人と膝を交えて話すことから始めよと。雑談の中にこそ思いがけないヒントが潜んでいる。『現場とつながる学者人生』から。
鷲田清一さん

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10/15(月)『日経』「文化往来」欄で雑誌『兜太 TOTA』創刊が大きく紹介!!


10/1(月)『朝日』文化・芸能面での
創刊シンポジウム紹介に続き

10/15(月)『日経』「文化往来」欄
雑誌『兜太 TOTA』創刊が大きく紹介!

「未公開インタビューなど肉声を伝える記事のほか、俳人らによる寄稿で、戦後俳壇の巨人の仕事を多角的に考察する」
「結社や師系を超えた多彩な執筆陣が兜太俳句を論じる」
「編集主幹の黒田杏子は『世の中に偉い人はいるが、兜太のように生き抜いた人はいない。こういう人のことを深く考え、研究することに大きな意味がある』と話す」

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10/14(日)『東京・中日』で内山章子『看取りの人生』が澤地久枝さんに絶賛大書評!!!

『週刊ポスト』9/17号での
坪内祐三さんに絶賛大書評、
9/18(火)『毎日』(夕)「著者のことば」欄での
インタビュー記事掲載に続き、

10/14(日)『東京・中日』書評欄
内山章子『看取りの人生』
澤地久枝さんが絶賛大書評!

「『看取り』とは、いまの言葉でいえば『介護』だ」
「今年の鶴見和子生誕百年の山百合忌にあわせて書かれたこの本は、ひかえめながらみごとで、何度読み返しても新しい発見のある最近まれな一冊であった」
「逝く人がじつに誠実であり、言葉を失っても看取る人への感謝をそれなりに表現することに心をゆさぶられた」
澤地久枝氏評

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10/1(月)『朝日』で雑誌『兜太 TOTA』創刊シンポジウムが大きく紹介!


10/1(月)『朝日』文化・芸能面
雑誌『兜太 TOTA』創刊シンポジウムが大きく紹介!

今年2月に98歳で亡くなった俳人、金子兜太さんの人気はなお根強い。長く選者だった朝日俳壇には今も毎週、その名を詠み込んで兜太さんを追悼する句が届いている。先月25日には藤原書店から新雑誌『兜太 TOTA』が創刊され、東京都内で記念シンポジウム「兜太を語り TOTAと生きる」が開かれた。

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9/29(土)『週刊女性プライム』で『〈画文集〉第70代横綱日馬富士 相撲道』が大きく紹介!

色鉛筆で描かれた日馬富士の絵が120枚。土俵の上で戦う姿はもちろん、稽古に励む様など、どれもこれも力強く、躍動感にあふれた作品集だ。
「今回、画文集に入れた120枚の絵は全て、日馬富士自身が選んでくれました。打ち合わせをしたときに『僕が全部選びます、やります』って言ってくれて。そう言いながら付せんを貼るような手のしぐさをされたから、そんなふうに選ぶんだなと待っていたら、選んだ絵にコメントまで付けてくれ、もちろんそれも画集に入れました」。
日馬富士が絵に添えた言葉。「なるほど!」と膝を打つよう。稽古についての言葉など、「そういうものなのか!」と気づかされる。横綱の言葉は重い。
日馬富士は「この中に僕の相撲人生がすべて詰まっています」と言ってくれたそう。ファンの熱い、熱い想いがここに結実したのだ。

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2018年9月

9/21(金)『産経』「産経抄」欄老川祥一『政治家の胸中』が大きく紹介!

 昭和47年の自民党総裁選は、佐藤栄作首相の後継の座をめぐって、田中角栄氏と福田赳夫氏の間で争われた。いわゆる「角福戦争」が始まり、多額の現金が飛び交ったとされる。
 ▼中間派の若手政治家が地元の選挙区から羽田に飛行機で帰ると、待っていた田中氏から、いきなり300万円を渡された。すでに福田氏に票を入れると約束していたので、「受け取れない」と断った。
 ▼田中氏は気にも留めなかった。「いいんだいいんだ。次の機会にオレに入れてくれればいい。福田に入れてもいいから」。読売新聞の政治記者を長く務めた老川祥一さんの『政治家の胸中』(藤原書店)にあるエピソードである。
9/21(金)『産経』「産経抄」欄

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9/16(日)『読売』書評欄「本 よみうり堂」で坂本宮尾『竹下しづの女』が絶賛紹介!!

7/10(火)『毎日』「詩歌の森へ」欄での酒井佐忠さん
8/26(日)『朝日』「俳句時評」欄での青木亮人さん、
同日8/26(日)『東京・中日』書評欄で齋藤愼爾さん
各紙誌絶賛書評紹介に続き、

9/16(日)『読売』書評欄「本 よみうり堂」でも
坂本宮尾『竹下しづの女』が絶賛紹介!

今年2月に死去した俳人の金子兜太さんが、戦前の学生時代に関わりがあったしづの女は、男っぽい硬派な女性俳人の印象がある。……だが本書は、明治生まれの彼女が、女性の生き方に制約が大きい社会で、俳句を支えに暮らした柔らかな心を持つ人間だったことを明かす。
日々の生活を送る中で、心からあふれるものを俳句にこめた。時に有季定型に収まらない句は、率直な心の動きの必然だった。
9/16(日)『読売』書評欄「本 よみうり堂」

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9/18(火)『毎日』(夕)「著者のことば」欄で『看取りの人生』の内山章子さんインタビュー記事が大きく掲載!

『週刊ポスト』9/17号での
坪内祐三さんに絶賛大書評に続き、

9/18(火)『毎日』(夕)
「読書日記」面「著者のことば」欄

内山章子『看取りの人生』
内山章子さんインタビュー記事が大きく掲載!

 父は政治家で作家の鶴見祐輔、母は後藤新平の長女、姉は社会学者の鶴見和子、兄は哲学者の鶴見俊輔という家族のなかで育った。90歳にして、それぞれの看取りの記録を本にした。
 幼少の頃から母に「人のお世話にならぬよう、人のお世話をするよう、そしてむくいを求めぬよう」という後藤新平の自治三訣を言い聞かされた。「『看取り』を書き記すことはリベラルな家の『黒子』として育った自分の導かれた運命だったのではないか」
9/18(火)『毎日』(夕)「読書日記」面「著者のことば」欄

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『文藝春秋』10月号「BOOK倶楽部」欄でアラン・コルバン『処女崇拝の系譜』が出口治明さんに絶賛紹介!!

コルバンは、古来、男性が憧れてきた女性を2つの系統に大別する。アルテミス/ディアーナとヴィーナスである。もちろん、夢の乙女はディアーナの系統に属する。「19世紀の男たちは『天使的な嘆願』と『売春宿での武勲』とのあいだをゆれていた」が、後者(性行動の放縦な側面にかかわる現象)がくわしく研究されたのに対して、前者は忘れられてしまった。
つまり、夢の乙女は消失したのであり、西欧の想像力の歴史のなかで大きな断絶をなしているのだ。コルバンは、夢の乙女に託された男性の幻想の系譜を炙り出そうと試み、神話や文学から19人の乙女たちを選んだのである。
口絵も豊富でコルバンのペダンティックな一面を楽しむにはもってこいのアンソロジーだ。
出口治明(ライフネット生命保険株式会社創業者・現立命館アジア太平洋大学学長)さん評

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9/13(木)「松岡正剛の千夜千冊」1685夜でウヴェ・ペルクゼン『プラスチック・ワード』が絶賛紹介!!

 世界を牛耳る言語には、いくつものプラスチック・ワード(plastic word)がある。プラスチック・ワードとは、意味が曖昧なのにいかにも新しい内容を伝えているかのような乱用用語のことだ。
 合成樹脂のようにできた言葉だから、一応の成型はいくらもできるが、体温も生活も感情もない。
 これらはその用語を発しさえすれば、それにまつわるいっさいの状況の進展や当事者の方向をどこか一方に押し出していく。押し出しながら中味を充実させることなく、圧倒的な猛威を奮っていく。
9/13(木)「松岡正剛の千夜千冊」1685夜

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9/5(水)『サンケイスポーツ』「藤代三郎・馬券の休息」欄で小山騰『ロンドン日本人村を作った男』が藤代三郎(目黒考二)さんに絶賛紹介!!

 ロンドン日本人村、というのがあったのである。日本風俗博覧会、といえばいいか。日本の熟練した工芸家や職人が、鮮やかな衣装をつけ、日本の風俗や習慣を披露するというものだ。……つまり、これは興行である。ロンドンの真ん中にこういうものを作った男がいたのだ。それを仕掛けたのが、タナカー・ブヒクロサン。この男はいったい何者なのかを追いかけたノンフィクションが『ロンドン日本人村を作った男』である。
 そのタナカー・ブヒクロサンという謎の興行師が、フレデリック・ブレックマンというオランダ人であることを、この本の著者である小山騰が初めて明らかにし、その波瀾に満ちた人生を色彩豊かに描いているから読み始めたらやめられない。幕末から明治にかけて、海を渡っていった日本人、あるいは日本にやってきた外国人の記録を読むのが好きな人(私がそうなんだが)には必読の書といっていい。
藤代三郎(目黒考二)さん

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9/9(日)『毎日』「今週の本棚」欄で広岩近広『医師が診た核の傷』が絶賛紹介!!

 タイトルが示すように、「核の傷」を診た医師たちの報告である。血液や甲状腺の専門医や臨床の内科医らが提示するカルテは、現場からの重い問いかけにほかならない。原爆編と原発編にわけて、広く、深く、鋭く、網羅されている。
 良心の医師たちの真摯な記録であり、人類への警鐘でもある。
9/9(日)『毎日』「今週の本棚」欄

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9/6(木)『東京・中日』(夕)「大波小波」欄で山田登世子『モードの誘惑』が絶賛大紹介!!


9/6(木)『東京・中日』(夕)「大波小波」欄で
山田登世子『モードの誘惑』
絶賛大紹介!!

「全盛期の登世子節が満載。キレ味鋭く大胆かつ魅力的で、まるで元気な著者の新著のようだ」。
「二十年近く前の視点は現在まで見通している」。
「文化の哲学を体現した思想家だった」。
「愛と理解に貫かれた、経済学者の夫君の編集が見事である」。
9/6(木)『東京・中日』「大波小波」欄

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『週刊ポスト』9/17号で内山章子『看取りの人生』が坪内祐三さんに絶賛大書評!!


『週刊ポスト』9/17号
内山章子『看取りの人生』
坪内祐三さんに絶賛大書評!!

 まず文章が素直で素晴らしい。ある意味俊輔氏や和子氏の文章より名文かもしれない(俊輔氏や和子氏の場合二人が習得した学問が文章の上で邪魔になっている時がある)。
 (彼らの父鶴見祐輔は、)米国との戦争に反対しながら、戦争を進めた政府の一員となり、それを息子の俊輔は「転向」したと見なしたわけであるが、本書を読めば祐輔が「転向」していなかったことが良くわかる。
 (俊輔氏が)戦時中、「家に帰ったって、休まらないんだよ」、「心を許して話をできるのが姉だけなんだ。弟や妹は、戦時の教育を受けているから」、「うちのなかから密告される可能性があるんだから」と語っているのを知り著者は衝撃を受ける。実は鶴見俊輔はアメリカ人に「転向」していたのではないか。
坪内祐三(評論家)氏評

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9/3(月)『日経』「春秋」欄で〈ゾラ・セレクション〉5『ボヌール・デ・ダム百貨店』が大きく紹介!!

▼かつて文豪ゾラは、食べ物があふれるレ・アールの匂いに魅せられて「パリの胃袋」を書いた。いまその跡地に人々は行きかい、ファストフード店など大いにはやっているが「胃袋」の濃密な空気とは縁遠い。23ヘクタールもの、築地の空白の行方はさて――。何事も欧米を手本にしたがる日本だが、ここは反面教師にしてもいい。

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2018年8月

8/26(日)『朝日』「俳句時評」欄で青木亮人さんに、『東京・中日』書評欄で齋藤愼爾さんに坂本宮尾『竹下しづの女』が絶賛大書評!

7/10(火)『毎日』「詩歌の森へ」欄での酒井佐忠さん絶賛紹介に続き

8/26(日)『朝日』「俳句時評」欄で青木亮人さんに、
8/26(日)『東京・中日』書評欄で齋藤愼爾さんに、
坂本宮尾『竹下しづの女』
絶賛大書評!

「正岡子規が俳句革新運動に乗り出してから120年余になるが、最も衝撃的な一句を挙げるとすれば、竹下しづの女の『短夜や乳ぜり泣く児を須可捨焉乎』ではないだろうか」。「女性俳句の先駆者としてだけでなく、俳句指導者としての側面にも光が当てられる」。「理智と情念の俳人の復権を鮮やかに告知するとともに、近現代俳句史の新しい見方を示している」。
齋藤愼爾(俳人・文芸評論家)氏評
「しづの女初の本格評伝で、多くの資料を丁寧に味読した労作である」。「戦前の男性社会の中、母として、主婦として、そして表現者として昂然と胸を張り、生き抜いた女俳人がいたこと」。「心ある読者に手にとってほしい一書だ」。
青木亮人(愛媛大学准教授)氏評

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岸政彦さん、北田暁大さん推薦! ピエール・ブルデュー『ディスタンクシオン』新オビできました!

岸政彦さん、北田暁大さん推薦!
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私がどこから来て、どこへ行くのかを、すべて説明されたような気がした。
これほど夢中で読んだ社会学は他にない。

岸政彦さん(社会学者)
「ブルデューはあなただ」!
現代文化社会学の到達点としての出発点。
ここには社会学的想像力の経験的な結晶が詰まっている。

北田暁大さん(社会学・メディア論)

ピエール・ブルデュー
ディスタンクシオン Ⅰ・Ⅱ
社会的判断力批判

趣味と階級の関係を精緻に分析した古典中の古典!
ブルデューの主著。絵画、音楽、映画、読書、料理、部屋、服装、スポーツ、友人、しぐさ、意見、結婚……。毎日の暮らしの「好み」の中にある階級化のメカニズムを、独自の概念で実証。
第8回渋沢クローデル賞受賞!

※書店様のご注文はこちらの注文書(PDF)をお使いください。
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『横綱日馬富士 相撲道』([文]日馬富士・橋本委久子/[画]橋本委久子)9月下旬刊行!

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横綱日馬富士
相撲道

[文]日馬富士・橋本委久子
[画]橋本委久子

9月30日(日)引退断髪披露
■「相撲道」とは「努力し、忍び、耐え、開かれる道」。
 「稽古」とは「古いことを、敬い、覚え、磨くこと」。
 「成功」とは「努力×忍ぶ×待つ」――
■ 小さなやせた躰で来日して15 年、艱難辛苦を経て相撲界の頂点に登りつめた、第70 代横綱日馬富士関。
■様々な社会活動にも貢献してきた横綱の根底にある精神とは?
【特別インタビュー】「横綱日馬富士の「相撲道」とは何か」
【付】日馬富士 略歴・戦績 他


夏季休業のお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜りまして厚く御礼を申し上げます。
誠に勝手ながら、小社は下記期間におきまして夏季休業とさせていただきます。

【夏季の休業期間】
2018年8月13日(月)~2018年8月15日(水)

2017年8月16日(木)より通常業務を再開いたします。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

『週刊ダイヤモンド』8/4号「知を磨く読書」欄で小島英記『評伝 横井小楠』が佐藤優さんに絶賛紹介!!

『週刊ダイヤモンド』8/4号BookReviews「知を磨く読書」欄で
小島英記『評伝 横井小楠』
佐藤優さんに絶賛紹介!

幕末期に党派を超えて強い影響を与えた思想家、横井小楠の生涯と思想を読みやすくまとめた優れた作品だ。 武士という身分を脱構築する思想の形成に成功したことが小楠の影響力の源泉と思う。

佐藤優(作家・元外務省主任分析官)氏評

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2018年7月

8/4(土)BSジャパン「おんがく交差点」に『風魂』の岩田英憲さんが出演!

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広島で育った子供の頃、『風の声』を聴いて遊ぶのが大好きだったという岩田英憲さん。
素朴で素直で『風の魂』のような音色を響かせる、日本を代表するパンフルート奏者だ。
『パンフルート』とは、長さの違う葦や竹の筒を横に並べたルーマニアの民族楽器。
ギリシャ神話の牧神『パン』が吹いていたことから、『パンの笛』とも呼ばれている。
岩田さんが始めたキッカケは、1976年のクリスマスイブの夜。初めて聴いた瞬間に決意!
パンフルートを吹き続ける理由は……自分が口下手で『草花にしゃべらせてあげたいから』
美しく伸びやかなビブラートを奏でる秘密は……『左手と心臓で作る三角形』どういうこと?

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7/28(土)日テレ系列「ウェークアップ!ぷらす」で金時鐘さんが大きく特集!

4/20(金)『朝日』文化・文芸面5/19(土)『毎日』7/17(火)『日経』(夕)でのコレクション発刊インタビューに続き

7/28(土)日テレ系列「ウェークアップ!ぷらす」
特集「南北分断の歴史 在日の思い」と題し
『金時鐘コレクション』(全12巻)が絶賛刊行中の
金時鐘さんが大きく特集!

(京都大学(ドイツ思想・詩人)細見和之教授)
「20世紀という時代を、決定的な体験を背負って、生きてきた方なんですよね。それが詩の形で書かれていて、同時代で生きていられるのは、ほとんど奇跡に近いことだと思っている」。

(金時鐘さん)
「38度線という亀裂は、個々人の心の中にすでに壁を作っているんです。南北を1つの視野におさめる立地条件を生きている私たちには、(価値観の)違いが分かるんですよ。うちの国が統一をした時に、国家的統一が成り立った時、”一番有力な存在体”が在日朝鮮人なんです」。

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7/17(火)『日経』(夕)でも金時鐘さんコレクション刊行インタビューが大きく掲載!

4/20(金)『朝日』文化・文芸面5/19(土)『毎日』での
コレクション発刊インタビューに続き

7/17(火)『日経』(夕)でも
『金時鐘コレクション』(全12巻)が絶賛刊行中の
金時鐘さんインタビュー記事が大きく掲載!

「在日」の詩人、金時鐘(キムシジョン)氏(89)の作品集「金時鐘コレクション」(全12巻、藤原書店)の刊行が進んでいる。収録される詩や評論は時代や社会を活写。表現言語の日本語との格闘の記録でもある。
時鐘氏は1929年に日本統治下の朝鮮・釜山で生まれ、日本語を国語とする教育を受けて育った。数え年17歳の45年に、母の郷里の済州島で「解放の日」(日本の敗戦)を迎えた。

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7/14(土)『日経』「半歩遅れの読書術」欄で石牟礼道子『葭の渚 石牟礼道子自伝』が大きく紹介!


天衣無縫な『椿の海の記』と手続きの透けて見える『葭の渚』。どちらも、大人のことばを使って子供の時間を立ち上げる。大人はことばを唱えることで子供に憑く。わたしはかつてのわたしに憑く。わたしは書きことばが喚起する節回しを介して、水俣の小さな町の家並み、店の並びに、幼い目や耳やからだで入り込み、町の手触りを思い出していく。子供の情動のゆくえを、声でたどり直す。
細馬宏通 氏(人間行動学者)

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7/10(火)『毎日』「詩歌の森へ」欄で坂本宮尾『竹下しづの女』が酒井佐忠さんに絶賛紹介!

竹下しづの女は近代女性俳句の先駆的存在。北九州は福岡。杉田久女とともに、俳句文芸に女性への道を開いた。久女が情念的発想だったのに対し、しづの女は徹底して理性的、意識的。
〈短夜(みじかよ)や乳(ち)ぜり泣く児を須可捨焉乎(すてつちまをか)〉。彼女の代表句。「ホトトギス」の巻頭になった。……女性とは、母性とは何か。男性中心の近代社会で、この反語的漢文表現が批評性を現していると話題になった。
この句は金子兜太の愛唱句。兜太は最後まで「しづの女ファン」だった。しづの女は作句ばかりでなく、学生俳句の機関誌「成層圏」で指導者としても活躍した。その二号から若き兜太が会員として登場する。著者の坂本によれば、俳句は本来、単純化する文芸だが、しづの女は理念と主観を含め複雑化を目指した。兜太は青年のような理想に共感したのだろう。などなど意義ある圧巻の一冊だ。

酒井佐忠(文芸ジャーナリスト)氏評

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2018年6月

小社店主藤原良雄が、この度、アカデミー・フランセーズより2018年フランス語フランス文学顕揚賞を授与されることとなりました。


小社店主藤原良雄が、この度、フランス文芸最高のアカデミーであるアカデミー・フランセーズ(Académie Française)より、フランス文化を国際的に広めるために貢献したとして、2018年フランス語フランス文学顕揚賞(Prix du Rayonnement de la langue et de la littérature françaises)を授与されることとなりました。

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大田堯・中村桂子『百歳の遺言』が大好評忽ち2刷!


刊行来、100歳を迎えられた大田堯さんのインタビューを中心に、各紙誌TVラジオなどパブリシティ続々で大反響の続いておりました大田堯・中村桂子『百歳の遺言』が忽ち2刷です!

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6/16(土)『朝日』書評欄「好書好日」で寺尾紗穂さんに石井亨『もう「ゴミの島」と言わせない』が絶賛大書評!

6/10(日)『読売』「本よみうり堂」欄での塚谷祐一さん絶賛大書評や、
6/13(水)『朝日』夕刊「あのとき・それから」欄での豊島産廃不法投棄大特集に続き、

6/16(土)『朝日』書評欄「好書好日」でも
石井亨『もう「ゴミの島」と言わせない』
寺尾紗穂さんに絶賛大書評!

「東京で生まれ、東京で暮らす私は、産廃の不法投棄というと、ひどかったのは一昔前で、もうすでに解決されつつある問題のように感じていた。そのことを恥じた。社会のあり方が何十年も問われ続けているのだと強く感じた」。
「本書は単なる闘争記ではない。……運動が進む中で迫られる動物たちとの別れ、農業への思い、生きていくことに伴う心の機微を描きだす力が、類書にありがちな勇ましさとは一線を画す瑞々しさを本書に与えている」。
「文句なしの良書である」。

寺尾紗穂(音楽家・エッセイスト)氏評

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6/7(木)『朝日』「折々のことば」欄で鷲田清一さんが石牟礼道子『苦海浄土』を紹介!


「海の上はほんとうによかった」と、漁師の妻は口を引き攣らせつつ語る。夫と二人で櫓を漕ぎつつ、波をなだめ、「ほーい、ほい、きょうもまた来たぞい」と魚を呼ぶ。そのつつましくも満ち足りた二人ながらの暮らしを水俣病が断つ。漁ができず舟も売った。それが「なんよりきつか」と、そして夫のことを「もぞか(いとしい)」と口惜しがる。
鷲田清一氏

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フェルナン・ブローデル『〈普及版〉 地中海 Ⅲ』が安定の4刷!


20世紀最高の歴史家による不朽の名著、決定版フェルナン・ブローデル『〈普及版〉 地中海 Ⅲ』が安定の4刷! この機に、全5分冊セットでぜひ!

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6/15(金)『朝日』「語る 人生の贈りもの」欄でで鎌田慧『声なき人々の戦後史 (上・下)』が大きく紹介!

6/2(土)より2週間にわたって掲載されておりました
『朝日』「語る 人生の贈りもの」欄での
ルポライター鎌田慧さんインタビュー
6/15(金)付「14 80歳、「反逆老人」ここにあり」で、

9784865781236.PT01.jpg 9784865781243.PT01.jpg 鎌田慧『声なき人々の戦後史 (上・下)』
大きく紹介!

6/13(水)『朝日』夕刊「あのとき・それから」欄で豊島産廃不法投棄が大きく特集!

6/10(日)『読売』「本よみうり堂」欄での
塚谷祐一さんに絶賛大書評に続き

6/13(水)『朝日』夕刊「あのとき・それから」欄でも
「1990年 豊島の産廃不法投棄の摘発
権力との闘い、消費社会も問う」と題し
石井亨『もう「ゴミの島」と言わせない』で描かれた
豊島産廃不法投棄が大きく特集!

「豊島事件は大量生産、大量消費、大量廃棄という効率を追求した社会の中で生まれるべくして生まれた。都会の人たちは自分の前からごみが消えれば、ごみはなくなったと思う。でも、そのごみは一番弱いところへ持ち込まれた」。弁護団長を務めた中坊弁護士は生前、そう語った。問われたのは、現代のライフスタイルだった。
事件をきっかけに、廃棄物処理法が大きく改正された。早稲田大学の大塚直教授(環境法)によると、廃棄物を出す事業者が、処理を適法に委託した後でも最終処分まで責任を負うことになり、「悪質な処理業者が排除されるようになった」と指摘する。
不法投棄への罰則も強化。使い終わった自動車や家電をリサイクルし、資源を有効に活用するための法律や仕組みも整備された。環境省によると、90年代に年40万トンだった不法投棄(新規判明分)は、2016年度は2.7万トンまで減った。
豊島は今、瀬戸内国際芸術祭の会場の一つとなり、「アートの島」として知られるようになった。しかし、不法投棄の跡地は、むき出しの地面が広がったまま。今年に入り、新たな産廃610トンが見つかった。ベンゼンなど有害物質が検出されている地下水の浄化も、これからだ。白砂青松の美しい姿を取り戻すまで、まだ長い時間を要する。
6/13(水)『朝日』夕刊「あのとき・それから」欄

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『文藝春秋』2018年7月号でジョナサン・フェンビー『奇妙な同盟 1・2』が出口治明さんに絶賛書評!!


『文藝春秋』2018年7月号「BOOK倶楽部」欄で
ジョナサン・フェンビー『奇妙な同盟 1・2』
出口治明さんに絶賛大書評!

「『圧倒的な』肉声、ディテールの積み重ねによって、三人の指導者の人となりが鮮やかに蘇るからだ。ここにいるのは、伝説のリーダーではない。私たちと同じく、強みも弱みも併せ持った血の通った生身の人間なのだ。しかも、三人が目の前を歩いているような錯覚さえ覚えてしまう。面白くないはずがないではないか。二巻の大作だが、あっという間に読めてしまうだろう」。
「本書が優れているのは、脇役の彫琢がまた素晴らしいことだ。英米同盟の構築者で大統領の側近、ハリー・ホプキンス。大英帝国軍参謀総長のアラン・ブルック。二人の表情や身のこなしまで想像できそうだ。そして、登場回数こそ少ないものの強烈なオーラを放つ蒋介石夫人、宋美齢。主役も脇役も揃いも揃って強烈な個性が、虚々実々の駆け引きを行うのだ。将来を予見させるド・ゴールの一徹さも印象的だ。人間好きな読者にはたまらないだろう」。
出口治明さん評

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6/10(日)『読売』「本よみうり堂」欄で石井亨『もう「ゴミの島」と言わせない』が絶賛大書評!


6/10(日)『読売』「本よみうり堂」欄で
石井亨『もう「ゴミの島」と言わせない』
塚谷祐一さんに絶賛大書評!

「想像を絶する量の産廃物である。いったいこの島で何があったのか」。「この公害事件のあまりの大規模さに衝撃を受けた」。「現代の、先進国の日本で起きた事件とは、到底信じがたいできごとだ」。
「著者はもともと、法律にも公害にも縁の無かった一住民。それが家業も返上して運動に関わり、地元からすら中傷を受けながらも住民運動をまとめ上げていったくだりには、驚きを禁じ得ない」。「しかし、住民運動の難しさは、その著者が、その後は一転して地元を去った点にも、窺うことができる」。
「本書は、昨年三月、産業廃棄物の全量撤去を一区切りとして閉じられている。しかし現実は冒頭に記したとおり、まだ終わりが見えていないのが実情だ。日本にとって『いま』進行中の公害事件のなのである」。
塚谷祐一さん(植物学者・東京大学教授)評

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6/23(土)~29(金)ポレポレ東中野での映画「花の億土へ」アンコール上映決定!

 光と闇の彼方にひらく一輪の花。
 夢と希望が秘められた稀有なる鎮魂映像詩!

石牟礼道子主演映画
『花の億土へ』

詩人・石牟礼道子が出演する画期的な映像作品
未来はあるかどうかはわからないけれども、希望ならばある。
文明の解体と創世期が、いま生まれつつある瞬間ではないか。
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2018年6月23日(土)~6月29日(金)
連日 6:00p.m.~ レイトショー

ポレポレ東中野

〒164-0003
東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル地下
TEL:03-3371-0088
[料金]当日:一般1500円/大専シニア1200円

〈ゲスト情報〉
●6/23(土)上映後初日舞台挨拶
金大偉(監督)
●6/25(月)上映後舞台挨拶
金大偉(監督)


主演: 石牟礼道子(いしむれ・みちこ)

監督・構成・撮影・編集・音楽: 金大偉(きん・たいい)
ナレーション: 米山実
音楽ゲスト: 大倉正之助/原郷界山
編集: 吉野直子 写真提供: 桑原史成
プロデューサー: 藤原良雄
制作: 株式会社 藤原書店
制作協力: TAII Project
2013年度作品/113分/ハイビジョン/16:9/日本

6/3(日)『産経』書評欄で新保祐司『「海道東征」とは何か』が絶賛大書評!


いままさに「戦勝国が拵えた国際秩序が『世直し』的な激変を迎えようとしている。国際主義から国民主義へと時代思潮は回帰しつつある。この濁流の中で日本が流されてしまわないためには、日本人の精神に心棒が貫かれていなければならない」。すなわち、「海道東征」が、国民必聴の楽曲となるべきなのは、この精神の「心棒」が形成される経験を与えてくれる音楽だからというわけだ。
わたしを含む西洋音楽にどっぷりと浸りつづけてきた戦後のアメリカンな日本人をハッとさせる、そしてさまざまな気づきを誘発させるだろう本書も、この著者ならではの一途で純粋なおもいが炸裂の快著となっている。
杉原志啓さん評

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2018年5月

5/27(日)『毎日』「今週の本棚」欄で新保祐司『明治の光 内村鑑三』が村上陽一郎さんに絶賛大書評!

2/7(日)『産経』書評欄での猪木武徳さん絶賛書評に続き

5/27(日)『毎日』「今週の本棚」欄
新保祐司『明治の光 内村鑑三』
村上陽一郎さんに絶賛大書評!

存在は一つの社会的事件
本書の特色の一つは、実にヴァライエティに富んだ登場人物の多彩さであろうか(本書末尾の「索引」は、主要人名だけで7ページに及んでいる)。そうした様々な断簡零墨まで探査して、内村への言及を探し当てようとする、著者の意欲と博捜ぶりは、感嘆に値する。
一人の読者の立場でみれば、内村という人の存在は、明治・大正期の日本において、やはり一つの社会的事件であったのだ、ということを痛感させられる。著者は、そうした内村の存在を、今日の日本(ばかりではなく、恐らく世界)にとって、一つの指針になり得ると主張する。……しかし、現代の日本にそれを受け止める力があるだろうか。
村上陽一郎さん評

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岡田英弘『日本とは何か 岡田英弘著作集 3』が怒涛の3刷!


旧来のアカデミズムの壁を打ち破り、世界ではじめて各国史をのり超えて、前人未踏の「世界史」の地平を切り拓いた歴史家、岡田英弘の集大成『岡田英弘著作集』(全8巻)、各巻異例の重版を重ねております。今月は、第3巻『日本とは何か』が怒涛の3刷!
経済学者でもあり歴史学者でもある、現在、中華人民共和国副主席(国家副主席)の王岐山氏が、「もっとこのような歴史家の本を中国でも読むべきだ」と異例の絶賛紹介したこともあり、現在、中国でも『岡田英弘著作集』翻訳出版準備が鋭意進行中です。

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5/19(土)『毎日』で金時鐘さんのセレクション発刊インタビュー記事が大きく掲載!

4/20(金)『朝日』文化・文芸面でのインタビュー記事に続き

5/19(土)『毎日』
『金時鐘コレクション』(全12巻)の刊行が始まった
金時鐘さんインタビュー記事が大きく掲載!

日本に住んで69年を数える在日コリアンの詩人、金時鐘(キムシジョン)さん(89)の詩、評論などを集大成した『金時鐘コレクション』(全12巻・藤原書店)の配本が今春から始まった。「『在日』を生きる」を身に刻みながら、業苦や慈しみを詩に託すその人を今月初旬、奈良県生駒市の自宅に訪ねた。

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石牟礼道子『苦海浄土 全三部』が5刷に!


今年2月の急逝以降さらに大きく話題が続いております石牟礼道子『苦海浄土 全三部』が5刷に! 半世紀の歳月をかけて『全集』発刊時に完結した三部作(「苦海浄土」/「神々の村」/「天の魚」)を全一巻で読み通せる完全版!

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5/13(日)『毎日』「今週の本棚」欄でジェローム・グリーダー『胡適 1891-1962』(佐藤公彦=訳)が加藤陽子さんに絶賛大書評!


思想と行動を丹念に跡づけた基本文献
刊行から50年近くたった今でも、時代と切り結んだ胡適の思想と行動を、資料を博捜して丹念に跡づけた本書は最も信頼すべき基本文献であり続けている。名著の邦訳は長らく待たれてきたが、この度、近代中国民衆のナショナリズム研究で知られる碩学、佐藤公彦氏の訳で読めるとは夢のようだ。
胡適は「寧鳴而死、不黙而生」(むしろ鳴いて死すとも、黙して生きず)との気概を持ち、時に政治の濁流にも揉まれた人だ。佐藤氏が訳者解説で、胡適と政治との関係を独自に詳述している部分は、これを読むためだけに本書を買う価値があると思わせる論考となっている。
加藤陽子さん評

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2018年4月

最新図書目録『ブックガイド 2018』できました!

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最新図書目録『ブックガイド2018』できました!
怒涛の344頁!!
無料でお送りいたしますので、ぜひぜひご請求下さい!!

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4/20(金)『朝日』で金時鐘さんのインタビュー記事が大きく掲載!


4/20(金)『朝日』文化・文芸面
『金時鐘コレクション』(全12巻)の刊行が始まった
金時鐘さんインタビュー記事が大きく掲載!

奈良県に住み、「在日」として日本語で書き続けてきた詩人の金時鐘(キムシジョン)さん(89)の作品や講演録などを収録した『金時鐘コレクション』(全12巻、藤原書店)の刊行が始まった。朝鮮半島の分断から70年の今年、11年ぶりの南北首脳会談が予定され、緊張緩和に向けた動きもみえてきた。分断の悲嘆を作品にしてきた金さんは何を思うのか。

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石牟礼道子『完本 春の城』が3刷に!


今年2月の急逝以降さらに大きく話題が続いております石牟礼道子『完本 春の城』が3刷に! 半世紀をかけて完成した大河小説の完全版!

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4/5(木)の春風亭小朝さんの公式ブログで『風魂』の岩田英憲さんが大きく紹介!


岩田さんがパンフルートを吹く理由はひとつ
風が吹くだけで音が鳴り出すパンフルートに自分の息を吹き込んで、もの言わぬ竹や葦に話をさせてあげたいから
そんな岩田さんはコンサートで前のほうに空席を見つけると、何かの事情でこられなかったその人を想い、その人のために演奏するんだそうです
昨日の<おんがく交差点>の収録では、その他にも面白いお話を色々と伺うことができました
春風亭小朝さん公式ブログ

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4/4(水)『朝日』夕刊で大田堯+中村桂子『百歳の遺言』の大田堯さんインタビュー記事が大きく掲載!


4/4(水)『朝日』夕刊
大田堯+中村桂子『百歳の遺言』
大田堯さんインタビュー記事が大きく掲載!

「教育とは何か」を問い続けてきた教育研究者の大田堯(たかし)さんが3月に100歳を迎えたのを機に、生命に関わる研究者との対談をまとめた『百歳の遺言 いのちから「教育」を考える』(藤原書店)が出版された。「学ぶ」は「生きる」と同じ――。紡ぎ出される言葉の数々に、耳を傾けたい。

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アルバイト・パート募集


 現在、下記の募集を行っております。



大田堯・中村桂子『百歳の遺言』お詫びと訂正

■ お詫びと訂正 ■
2018年3月刊行の大田堯・中村桂子『百歳の遺言』におきまして、下記の通り誤りがありました。著者ならびに読者の皆様にお詫び申し上げますと共に、謹んで訂正させていただきます。


[82頁最終行(12行目)]
〈誤〉私は数年前から「労働者協同組合」という労働組合

〈正〉私は数年前から「労働者協同組合」という協同組合


正誤表PDFデータは本の詳細ページ
大田堯・中村桂子『百歳の遺言』にございます。

4/2(月)『毎日』夕刊「特集ワイド」欄で『歴史の不寝番』の鄭敬謨さんインタビュー記事大きく掲載!


 1970年、時の韓国・朴正熙(パクチョンヒ)政権から逃れ、日本で祖国の民主化運動に身を投じた鄭さんは南北朝鮮現代史の生き証人と呼ぶにふさわしい。24年、日本統治下のソウルに生まれ、慶応大医学部予科を修了し、戦後は米国に留学。50年に朝鮮戦争が勃発するや、米国防総省職員となり、板門店での休戦会談の通訳を務めた。回顧録「歴史の不寝(ねずの)番(ばん)」(藤原書店)にある。
 <私は米軍と中国軍の測量技術者たちがコンパスと三角定規で朝鮮半島を南北に切断する作業の現場を何度か目撃するはめになりましたが、祖国の大地が両断されるその光景は、あたかも骨肉の誰かが生体解剖を受けている場面のようで、それを目撃するときは本当に胸が痛みました>

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2018年3月

『石牟礼道子全集・不知火』各巻が怒涛の重版!


今年2月の急逝以降さらに大きく話題が続いております『石牟礼道子全集・不知火』(全17巻・別巻一)各巻怒涛の重版! 今なら全17巻・別巻一セットでご用意できます!


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2018年2月

鎌田慧『声なき人々の戦後史 (上・下)』が大反響忽ち2刷に!


刊行以、各紙誌絶賛書評紹介の続いております鎌田慧『声なき人々の戦後史 (上・下)』が大反響2刷に! 反逆人生50年!

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2018年1月

4月上旬より映画『ジェイン・ジェイコブズ ニューヨーク都市計画革命』公開!


もしジェイコブズがいなかったら、
世界一エキサイティングな大都市・ニューヨークは、
きっとずっと退屈だった。
Jacobs-movie.png 4月上旬よりユーロスペースほかで
映画『ジェイン・ジェイコブズ ニューヨーク都市計画革命』
が全国順次公開予定!

  ◇   ◇   ◇

一昨年に生誕100年・没10年記念として刊行いたしました

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別冊『環』22
ジェイン・ジェイコブズの世界 1916-2006
もこの機にぜひ!


■書店ご担当者 各位
映画公開に合わせてジェイコブズ・フェアはいかがでしょうか? ご興味がございましたらぜひ小社までご相談ください。試写状もご用意いたします。

『金時鐘コレクション』(全12巻)内容見本ができました!

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遂に今月発刊いたします

金時鐘コレクション (全12巻)

内容見本ができました! ぜひぜひご請求下さい。
もちろん、ご便利な書店様からご請求いただくことも可能です。
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待望の『金時鐘コレクション』(全12巻)、遂に発刊!

KimShi-jong.jpg その詩のすべてと、随筆や評論、講演、そして「金時鐘論」までを集成し、満を持して刊行される待望のコレクション、いよいよ発刊!

金時鐘コレクション(全12巻)

第1巻 日本における詩作の原点
   詩集『地平線』ほか未刊詩篇、エッセイ
第2巻 幻の詩集、復元にむけて
   詩集『日本風土記』『日本風土記Ⅱ』
[解説]宇野田尚哉浅見洋子 [解題]浅見洋子
(2018年1月刊行)
第3巻 海鳴りのなかを
   長篇詩集『新潟』ほか未刊詩篇
第4巻 「猪飼野」を生きるひとびと
   『猪飼野詩集』ほか未刊詩篇、エッセイ
第5巻 日本から光州事件を見つめる
   詩集『光州詩片』『季期陰象』ほかエッセイ
第6巻 新たな抒情をもとめて
   『化石の夏』『失くした季節』ほか未刊詩篇、エッセイ
第7巻 在日二世にむけて
   「さらされるものと、さらすものと」ほか 文集Ⅰ
第8巻 幼少年期の記憶から
   「クレメンタインの歌」ほか 文集Ⅱ
第9巻 故郷への訪問と詩の未来
   「五十年の時、月より遠く」ほか 文集Ⅲ
第10巻 真の連帯への問いかけ
   「朝鮮人の人間としての復元」ほか 講演集Ⅰ
第11巻 歴史の証言者として
   「記憶せよ、和合せよ」ほか 講演集Ⅱ
第12巻 人と作品 金時鐘論
   在日の軌跡をたどる

[推薦]
鶴見俊輔辻井喬金石範高銀
吉増剛造四方田犬彦鵜飼哲佐伯一麦


《体裁》
四六変上製
平均各350頁
定価=各予本体2800円+税
2018年1月発刊(隔月刊予定)
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ピエール・ブルデュー 『ディスタンクシオン Ⅱ』が安定の18刷!


超領域の人間学者、行動する世界的知識人のピエール・ブルデューの主著『ディスタンクシオン Ⅱ』が安定の18刷に! この機に、全2分冊セットでぜひ!

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1/14(日)『読売』「本よみうり堂」欄で石井洋二郎『時代を「写した」男 ナダール』が絶賛大書評!

12/3(日)『毎日』「今週の本棚」欄での本村凌二さん絶賛大書評、
『週刊文春』12/21号「私の読書日記」での鹿島茂さん絶賛大書評に続き、

1/14(日)『読売』「本よみうり堂」欄で
石井洋二郎『時代を「写した」男 ナダール』
が伊藤亜紗さんに絶賛大書評!

本書はナダールの伝記であると同時に、彼を主人公とする歴史絵巻でもある。だが読んでいくうちに奇妙な感覚に襲われる。歴史の証拠となる人物や建物、さらには地下の汚水路やカタコンベ等を写した写真が多数挿入されるのだが、それらの多くがナダール自身によって撮影されているのだ。ナダールが生きた時代を見る。気づけばわたしたちも、二重の意味で彼の観客なのである。
伊藤亜紗氏評

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1/7(日)『毎日』「今週の本棚」欄でジル・ドスタレール+ベルナール・マリス『資本主義と死の欲動 フロイトとケインズ』が絶賛大書評!


評者は経済に具体的には関心がない。それならなぜこの本を紹介するかというと、そもそも経済とは、根本的にはどのようなヒトの活動なのか、そこに関心があるからである。勤めている人に、なぜ働くのか尋ねたら、「食べるため」という返事が返ってくる。しかしそれだけではない。それはわかっている。ではなぜ働くのかとさらに追及すると、なかなか面倒なことになる。本書の主題はつまりはそこに関わっている。
養老孟司氏評

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2017年10月

10/22(日)『毎日』「今週の本棚」欄で堀真理子『改訂を重ねる「ゴドーを待ちながら」』が絶賛大書評!


この秋、私は東京・両国のシアターX(カイ)でアイルランドの劇団のサミュエル・ベケットの「ゴドーを待ちながら」を見て、大きな衝撃を受けた。
日本初演以来、私の見た「ゴドー」は大抵笑いを狙っていた。ところがこの舞台にはほとんど笑いの要素がない。ゾッとするような絶望的で、赤裸々な人間の姿だけが浮かび上がっている。この舞台は、ベケットの演出ノートをもとにベケット演出を再現したものである。それを見て私はベケットの本当の意図をはじめて理解した。
しかしそれにしてもこれほど人間の閉塞的な状況が鮮明になるのはなぜなのか。今までの「ゴドー」は間違いなのか。
堀真理子がこの公演に合わせて出版した本書を読んでその秘密がわかった。堀真理子はその秘密をやさしく分かりやすく、しかも厳密的確に明らかにしている。その文章は知見に満ちているばかりでなく、簡潔かつ端正で、説得力に富んでいる。
渡辺保氏評

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10/15(日)『毎日』「今週の本棚」欄で『男らしさの歴史』(全3巻)が絶賛大書評!


10/15(日)『毎日』「今週の本棚」欄で
『男らしさの歴史』(全3巻)
が鹿島茂さんに絶賛大書評!

岩石のように分厚いが、その内容もまた超弩級の破壊力を秘めた本である。フランスの脱領域的知性がそれぞれの専門分野で「男らしさ」を検討に付した本書は、すべての人文・社会系の学問の「既知」を破壊するかもしれない爆弾であり、以後、だれもが本書を参照せずに執筆を行うことは不可能になると思われるからである。
これまでの文明の基盤であり、倫理や哲学の物差しとされてきた多くが「男らしさ」という期間限定の「歴史」にすぎなかったことが証明されてしまったからだ。したがって「本全三巻を通じての目的は、つまり、歴史の消失の歴史をたどることである」。なんたることか! 歴史とは「男らしさ」の歴史にほかならず、いままさに「消滅」しようとしているというのである。
鹿島茂氏評

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ファラッド・コスロカヴァール教授が緊急来日!

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移民、都市郊外の格差と貧困、イスラム、インターネット、女の過激主義者、刑務所、自爆テロの論理、差別を生む「ライシテ」原理主義……などの切り口から、フランス現代社会の軋みに光を当て、テロリストの背後にあるものを探ってきたイラン出身の仏社会学者ファラッド・コスロカヴァール教授(EHESS仏社会科学高等研究院)が緊急来日!
以下の講演のほか、各紙誌来日インタビューなどパブリシティにも乞うご期待!

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帝京大学霞ヶ関キャンパス 公開講演会
世界はなぜ過激化するのか?
イスラム過激主義テロと西欧社会、そして日本
[講 演]ファラッド・コスロカヴァール

[日時] 2017年10月11日(水)
    18:00~20:00
(17:30開場)
[会場] 帝京大学霞ヶ関キャンパス
[入場料] 無料 (入場自由)
[お問合せ] 帝京大学経済学部学部長室

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(公財)日仏会館 共催講演会
世界はなぜ過激化するのか
現代社会の暴力主義と過激テロを考える
[講 師]ファラッド・コスロカヴァール
[討論者]鈴木邦男(社会思想家)
[司 会]池村俊郎(帝京大学)

[日時] 2017年10月13日(金)
    18:30~20:30

[会場] 日仏会館ホール
[入場料] 無料要参加登録
[お問合せ] 日仏会館 Tel.03-5424-1141

10/1(日)『毎日』「今週の本棚」欄で石牟礼道子『完本 春の城』が持田叙子さんに絶賛大書評!


「著者が書きたいのは、狂信的な聖戦ではない。ときにキリスト教も仏教も融けあう、純な優しい魂を生む風土の伝統なのだ」。
「もっとも弱い者はもっとも強い――物語の奥からそんな声がひびく」。
「島原半島から天草にかけての地は、ホテルやテーマパークがならび、リゾート化が進む。受難の血となみだの記憶はうすれてゆく。
それも生きる術だが真の文化とは、郷土の歴史を正しく伝える意志ではないか、とする著者のことばは、列島の普遍として胸にしみる」。
持田叙子氏評

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2017年8月

夏季休業のお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜りまして厚く御礼を申し上げます。
誠に勝手ながら、小社は下記期間におきまして夏季休業とさせていただきます。

【夏季の休業期間】
2017年8月11日(金・祝)~2018年8月16日(水)

2017年8月17日(木)より通常業務を再開いたします。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

2017年7月

7/9(日)『毎日』「今週の本棚」欄で大沢文夫『「生きものらしさ」をもとめて』が絶賛書評!


タイトルの柔らかさにごまかされてはならない。大阪大学や名古屋大学の名誉教授であり、生物物理学の巨人である著者の、読みやすくて思わず唸る、そして笑う、けれどそこに書かれていることは唸ったり笑ったりでは済まされない、大真面目に人間の本質を考える、エッセイ風な、いや学術的な、そのどちらでもある読み物なのだ。
この本で一貫して著者が言いたかったことは「人間はゾウリムシと同じだ」ということ。様々な実験を通して、それを証明してみせる。
……
私は完全に大沢教授の術中にはまってしまったようだ。教授は科学者らしく実験でデータを取っていくのだが、その過程でゾウリムシからある物質を取り出すために、ゾウリムシをすり潰す。私は自分がすり潰されるような痛みを感じて悲鳴をあげてしまった。
読み終えた読者は、自分がゾウリムシと同じであることを、誇らしく嬉しく感じるよりほか、安心立命の境地に至ることができないのである。そしてタイトルになっている「生きものらしさ」の言葉の奥深さに感動する。
高樹のぶ子氏評

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7/9(日)『毎日』「今週の本棚」欄で槇佐知子『『医心方』事始 日本最古の医学全書』が絶賛書評!


アカデミアの世界の外で、こうした課題を克服しながら、膨大な準備と、博捜、博覧を重ねながら、ほとんど独力で翻訳を全うされた著者のご苦労は、想像を絶するが、その一端を垣間見ることができるのが、本書である。
私たちは、古代中国とその交流圏の文物について、目を開かれるばかりでなく、紫式部や清少納言らの活躍した時代、つまり平安中期の日本の状況について、通常知られている事実を超えたことをも、本書で知ることができるのも、楽しみの一つかもしれない。
村上陽一郎氏評

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2017年6月

6/25(日)『毎日』「今週の本棚」欄で冠木雅夫・編『福島は、あきらめない 復興現場からの声』が絶賛紹介!


「メディアの役割とは何か。東日本大震災と東電福島第1原発事故に対しては、災害への対応や備え、原子力行政のあり方などを厳しく監視することだ。一方で大事なのは、「現場」に軸足を置き、そこで暮らす人々に注目することだろう。困難から逃げず、復興を目指して地道に活動する人々の6年間が、ここにある」。
「前を向く人々への応援歌だ」。

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2017年5月

5/7(日)『毎日』「今週の本棚」欄で『トリノの奇跡』(脱工業化都市研究会=編著)が絶賛書評!


旧企業城下町を観光で再生させるには。その先にある問題は。日本でも喫緊とされる課題に挑む街を描く書である。
松原隆一郎氏評

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2017年4月

4/29(土)『日経』で黒田杏子=編著『存在者 金子兜太』が紹介!


生活をまるごと出した小林一茶を敬愛し、荒凡夫の生き方を句に投げ込む。そんな兜太俳句とべらんめえ調の語りが楽しめる。戦中派の平和への思いは深く、日々の実感にそれを探る姿勢が鮮明だ。戦前の俳句弾圧を生々しく語るが、警世の声といえる。

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4/23(日)『毎日』「今週の本棚」欄で石牟礼道子『無常の使い』が絶賛書評!


「この作家の本性を知るのに追悼文ほどふさわしいものはない。その用意として故人たちとの生前の交渉があった。互いに人を人として遇して、嘘いつわりのない行き来をした。だから真心の悔やみの言葉が湧き出してくる。」
「追悼文では短い中に故人の姿を見せなければならない。この作家が『苦海浄土』を通じて行ったのは、あの病気にかかわった多くの人々の姿を文章によって描くこと、それによって社会の病像を人間の側から示すことだった。こんなことではなかったはずと、悶えて嘆くことだった。」
「この言葉はつまり、最も濃縮された『苦海浄土』ではないか。」
池澤夏樹氏評

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最新図書目録『ブックガイド 2017』できました!

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最新図書目録『ブックガイド2017』できました!
無料でお送りいたしますので、ぜひぜひご請求下さい!!

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2017年3月

『多田富雄コレクション』(全5巻)いよいよ発刊! 内容見本もできました!


世界的免疫学者にして能作者、詩人、そして珠玉の随筆を残した多田富雄の仕事と精神を、いかに継承し、次世代に伝えるか。

多田富雄コレクション(全5巻)
いよいよ2017年4月発刊です!

第1巻 自己とは何か 免疫と生命
[解説]中村桂子吉川浩満
(2017年4月刊行予定)
第2巻 生の歓び 食・美・旅
[解説]池内紀橋本麻里
(2017年6月刊行予定)
第3巻 人間の復権 リハビリと医療
[解説]立岩真也六車由実
(2017年8月刊行予定)
第4巻 死者との対話 能の現代性
[解説]赤坂真理いとうせいこう
(2017年10月刊行予定)
第5巻 寛容と希望 未来へのメッセージ
[解説]最相葉月養老孟司
(2017年12月刊行予定)

[推薦]
石牟礼道子梅若玄祥中村桂子
永田和宏福岡伸一松岡正剛養老孟司


《体裁》
四六上製
平均各300頁・各巻口絵2~4頁
定価=各予本体2800円+税
2017年4月発刊(隔月刊)
◎各巻300ページ程度。約20年にわたって書かれた随筆・論考から精選した。
◎著者のこれまでの単行本は、多岐にわたるテーマの論考を発表時期ごとにまとめたものが多かったが、あらためてテーマ別に構成し直し、著者の執筆活動の全体像とその展開を、わかりやすく示す。
◎各巻のテーマにふさわしい解説を附し、著者の仕事を、来るべき読者に向けて新鮮な視点から紹介する。


■刊行にあたって
 免疫学の世界的第一線の研究者として、常に「非自己」を取り込みながら「自己」の定義を更新し続ける「免疫」の仕組みの本質(スーパーシステム)を看破し、そこから「人間とは何か」「生命とは何か」という普遍的な問いに踏み出すことで、自然科学・人文科学を問わず多くの読者に影響を与えた多田富雄(1934-2010)。
 2001年に脳梗塞に倒れ半身不随と構音・嚥下障害を負ったことで、研究の現場を離れながらも、新作能・詩・随筆の執筆にさらなる力を注ぎ、リハビリテーション切り捨てに対する闘争、そして「自然科学とリベラルアーツを統合する会」(INSLA)の設立など、従来以上に精力的に活動を展開した多田富雄は、倒れたことで何をつかみ、いかなる未来を見据えていたのか。
 自然科学と人文・芸術の統合を体現するとともに、脳梗塞という転換点を機に「生きること」の認識を更に深化させ、最晩年にいたるまで自らの問いを追究し続けた多田富雄の遺した文章を精選し、全5巻においてお届けする。
編集部
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内容見本もできました! ぜひぜひご請求下さい。
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紀伊國屋書店BookWeb Proで安川晴基氏選ヤン・アスマン『エジプト人モーセ ある記憶痕跡の解読』刊行記念フェア「『記憶史』のまなざしで『西洋』を問い直す」が公開!

3/12(日)『朝日』読書面「ひもとく」欄でエマニュエル・トッド『帝国以後』が紹介!


……ヨーロッパ的なものの延長線上にリベラルな多文化主義がある。大統領選の教訓は、その敗北である。 そんなヨーロッパとアメリカの間の亀裂を2002年の『帝国以後』で早くも指摘していたのがE・トッド。昨年彼は、高等教育を受けていない中年白人の死亡率だけが近年上昇している事実に着眼し、大統領選が、この層をストレスで疲弊させる深刻な格差ゆえの階級闘争の様相を呈していたことをも正確に見抜いていた。
大澤真幸(社会学者)氏評

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3/5(日)『産経』書評欄で木村汎『プーチン 内政的考察』が絶賛書評!

『週刊新潮』12/15号での櫻井よしこさん絶賛大紹介や
12/17(土)『日経』一面コラム「春秋」欄での大きな紹介、
12/19(月)『毎日』「風知草」欄での山田孝男さん絶賛大紹介に続き、

3/5(日)『産経』書評欄でも
木村汎『プーチン 内政的考察』
が内藤泰朗さんに大きく紹介!

プーチン氏はロシアをどのように変え、何を目指しているか。ロシア研究の第一人者、木村汎氏が、そんな疑問を解き明かし、「大統領以上の権力者」となったプーチン氏の統治方に迫った。
本書は人間プーチンに迫った前作に次ぐ第2部作。……
内藤泰朗(産経新聞編集局副編集長)氏評

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『週刊文春』3/9号でアレクサンドル・クラーノフ『東京を愛したスパイたち』が絶賛紹介!

2/5(日)『毎日』「今週の本棚」欄での絶賛書評、
『週刊ポスト』2/17号での川本三郎さんに絶賛書評に続き

『週刊文春』3/9号「私の読書日記」欄で
アレクサンドル・クラーノフ『東京を愛したスパイたち』
が立花隆さんに絶賛大紹介!!

本作品で面白いのは、ガガーリンのエピソード(……ゾルゲ再評価のきっかけを作った)。第一章の格闘技サンボの創始者の話(国際格闘技としての柔道の発展)も面白いが、ビックリするほど面白いのが、第三章のロマン・キムの話である。ロマン・キムは日本ではあまり知られていないが、ロシア国内では有名すぎるほど有名なスパイ冒険小説作家。その有名さはイギリスのジェームズ・ボンドシリーズを書いたイアン・フレミングなみといってよい。
立花隆(ノンフィクション作家)氏評

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2017年2月

『週刊文春』2/23号で宇野木めぐみ『読書する女たち』が絶賛書評!

『週刊文春』2/23号「文春図書館 私の読書日記」欄で
宇野木めぐみ『読書する女たち』
が酒井順子さんに絶賛書評!!

本を取りまく状況が様変わりした今。本が好きな人は「真面目な人」、もしくは「新しいメディアに対応できていない人」といった印象になっている。
本という物体が持つイメージは、時代によって変化している。……
新しいメディアはたいてい、当初は悪者扱いされるもの。日本でもかつては小説が悪書だった時代があったし、ラジオやテレビ、そして今のネットにしても然り。新しいメディアはいつも、人々を夢中にさせすぎるのだ。……
酒井順子(エッセイスト)氏評

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『週刊ポスト』2/17号でアレクサンドル・クラーノフ『東京を愛したスパイたち』が絶賛書評!

2/5(日)『毎日』「今週の本棚」欄での
絶賛書評に引き続き

『週刊ポスト』2/17号で
アレクサンドル・クラーノフ『東京を愛したスパイたち』
が川本三郎さんに絶賛書評!!

読み始めたらこれが面白い。
戦前、戦後の東京に住んで諜報活動を行なった外国人の行動を辿っているのだが、著者の関心は彼らの活動にはなく、彼らにとっての東京にある。
つまり、彼らがどこに住んだか、どんなレストランやホテルを利用したか。現代ロシアの代表的日本学者という著者は、自身東京を愛し、町歩きを楽しみながらスパイたちの足跡を追う。
川本三郎(評論家)氏評

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2/5(日)『東京・中日』でも岡本雅享『出雲を原郷とする人たち』が絶賛大書評!!

2/5(日)『朝日』書評欄での
原武史さんによる絶賛大書評の同日

2/5(日)『東京・中日』書評欄でも
岡本雅享『出雲を原郷とする人たち』
が佐藤洋二郎さんに絶賛大書評!!

しかし本書は今までの「出雲本」とは趣が異なる。全国にある出雲という地名や神社を一つ一つ訪ね歩き、それぞれの土地の資料を読み、出雲族の足跡を調べ上げている。その地域は筑前から越前、能登、信濃、播磨、朝鮮半島にまで広がり、古代から近代まで出雲がこの国にどれだけ根を張っていたかが見えてくる。質の高い出雲文化史にもなっている。
……この列島と出雲の関係はもっと濃密なものだったに違いない。そういった意味でも、出雲の歴史を掘り起こすことは重要ではないか。本書を読んで、そんなことを思った。
佐藤洋二郎(作家)氏評

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2/5(日)『毎日』書評欄でアレクサンドル・クラーノフ『東京を愛したスパイたち』が絶賛書評!


2/5(日)『毎日』「今週の本棚」欄で
アレクサンドル・クラーノフ『東京を愛したスパイたち』
が絶賛書評!!

この本を読んで、久々に歴史歩きをした気分になった。戦前・戦後と東京では、ロシア・ソ連のスパイたちが活躍した。著者はその足跡を探して、現在の東京を歩く。帝政ロシア大使館がどこにあり、いつ、どのようにソ連全権代表部になったか、初めて知った。
……もしや今も、と思わぬでもない逸話が満載で、しばしスパイ映画を生きている気分に浸れる。
2/5(日)『毎日』「今週の本棚」欄

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2/5(日)『朝日』で岡本雅享『出雲を原郷とする人たち』が絶賛大書評!!


本書は、北は東北から南は九州にかけて、出雲系の神社や地名、伝説が分布していることを、度重なる取材を通じて明らかにする。……かつて出雲の氏族が全国に住み、独自の文化を築いていたのではないかという想像をかき立てられる。
……
柳田國男をはじめとする民俗学者も、本書で記されたような神道と民俗学の接点に当たる問題を正面から論じようとはしなかった。出雲出身の著者の執念が、初めてこの空白に大きな光を当てたのである。
原武史(放送大学教授・政治思想史)氏評

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2017年1月

1/29(日)『毎日』でファラッド・コスロカヴァール『世界はなぜ過激化(ラディカリザシオン)するのか?』が絶賛大書評!!


 ジハード主義者は、例外的少数者だが、必ず現れる。失業や生活苦、二流市民にされた憤懣を、世界の矛盾と重ね合わせ、ある日イスラムの戦士となる。孤立しながら犯行を準備し、死を恐れず人びとの命もためらわず奪う凶悪犯、と報じられて満足する。裏返しの承認欲求だ。彼らを脱過激化するプログラムを用意すべきだが、難しい。
 本書が描き出すのは、グローバリズムのきしみに世界の片隅で人びとが悲鳴をあげ、絶望のなかで生きようとする困難である。テロリストが死にこだわるのは、ほんとうは生きたいからであろう。「怪物」の貌の裏側に、人間の顔をしたふつうの若者をみとめる、著者の温かな視線がせめてもの救いである。
橋爪大三郎氏評

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1/12(木)『読売』解説面「想う2017」欄でエマニュエル・トッド氏インタビュー記事大きく掲載!

1/12(木)『読売』解説面「想う2017」欄で
「明治150年 江戸に学べ」
「真の課題は人口減 『直系』社会硬直化生む」と題し、
エマニュエル・トッド氏インタビュー記事大きく掲載!

……日本に出生率回復の決め手はなく、移民受け入れは文化的に容易でない。人口問題は人々がその深刻さを理解する頃には、危機の度合いは加速度的に進んでいるものだ。私の見るところ、日本は決定的に重大な瞬間に近づいている。
日本が今、なすべきことは人口問題の大議論だ。同様に重要なことは、明治維新からの近代化の歩みを再検討することだ。……
(編集委員 鶴原徹也)

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『週刊東洋経済』1/14号でロベール・ボワイエ『作られた不平等』が絶賛大書評!!

11/20(日)『日経』書評欄での
根井雅弘さんに絶賛大書評に続き、

『週刊東洋経済』1/14号で
ロベール・ボワイエ『作られた不平等』
が橋本努さんに絶賛大書評!!

「不平等」は自然発生するのではなく、政治・経済的な諸要素が複雑に絡み合って帰結する。要因は国ごとに多様であり、しかも相互に依存している。ゆえに不平等化は、一つのパターンに収斂するわけではないというのが本書の視点である。
本書はレギュラシオン学派の重鎮による最新の論文集。ラテンアメリカや日本の格差問題についても包括的な分析が試みられる。
橋本努(北海道大学大学院教授)氏評

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2016年12月

12/22(木)NHK「視点・論点」シリーズ「次世代への遺産」で大石芳野さんが永六輔さんについてお話されます。

12/22(木)NHK「視点・論点」
シリーズ「次世代への遺産」内で
永六輔・大石芳野『レンズとマイク』
で永六輔さんとご一緒された大石芳野さんが、
昨年逝去されました永六輔さんについてお話されます。

写真という「音のないメディア」と、ラジオという「絵のないメディア」を通じて、それぞれのやり方で市井の人びとに向き合ってきた二人が、その出会いから、四十年以上にわたる交流を初めて語り合う。映像全盛のテレビ時代が終焉しようとしている今を、そして、再びメディアに暗い影が差しつつある未来を、二人はどのように見つめているのか。

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12/21(水)『朝日』「天声人語」欄で黒田美代子『商人たちの共和国 〈新版〉』が大きく紹介!


ローマではない。「すべての道はアレッポに通ず」という言葉がシリアの周辺にはあったという。中東現代史が専門の故・黒田美代子さんが書いている。世界最古の都市の一つであるアレッポは、古くから交通の要所であった▼イスラム世界の広がりとともに都市としての重要さを増した。欧州やインドをつなぐ貿易の拠点だった時代もある。黒田さんの著書『商人たちの共和国』にはほの暗くも活気のある市場や、小高い丘にそびえる城の写真が並んでいる▼そんな歴史ある都市はいま、長引く内戦で大きく姿を変えてしまった。反体制派の拠点となったアレッポ東部は、ロシアの支援を受けたアサド政権に爆撃され、廃虚と化した。英BBC放送による空からの映像を見ると、壊れた建物やがれきが広がっている……
12/21(水)『朝日』「天声人語」欄

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12/19(月)『毎日』「風見草」欄でも木村汎『プーチン 内政的考察』が大きく紹介!

『週刊新潮』12/15号での櫻井よしこさん絶賛大紹介や
12/17(土)『日経』一面コラム「春秋」欄での大きな紹介に続き、

12/19(月)『毎日』「風見草」欄でも
木村汎『プーチン 内政的考察』
が山田孝男さんに大きく紹介!

 最近出た『プーチン 内政的考察』(木村汎、藤原書店)によれば、この政治家は漸進的(段階的)手法を好む。ゴルバチョフ、エリツィンの急進改革がロシア社会を大混乱に陥れた経験に懲りたから。
 日本も似ている。……
12/19(月)『毎日』「風見草」欄

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12/17(土)『日経』一面コラム「春秋」欄で木村汎『プーチン 内政的考察』が大きく紹介!


▼スパイの腕前は現在のロシアの大統領の方が上かもしれない。対話の名手である。人心操縦術にたけ、自分は交渉相手が望むような人物だと思わせる。「強いロシア」を掲げ、国民の高い支持を得ているのも、旧ソ連のKGBの訓練で磨きをかけた「人たらしの術」のおかげらしい。(木村汎著「プーチン―内政的考察」
▼安倍首相にはどう映っているか。鳴り物入りの会談は平和条約への決意表明にとどまった。北方領土には、にべもない。……
12/17(土)『日経』「春秋」欄

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1/2(月・祝)~ 淀川文化創造館シアターセブンにて石牟礼道子主演映画『花の億土へ』『海霊の宮』日替公開上映!


1/2(月・祝)から
淀川文化創造館 シアターセブン
にて
石牟礼道子主演映画
『花の億土へ』(2013年/113分)
『海霊の宮』(2006年/95分)
日替公開上映開始!
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[上映館] 淀川文化創造館 シアターセブン
    〒532-0024
    大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ5階
    Tel./Fax. 06-4862-7733 (12時~18時)

[料金] 花の億土へ 一般1500円/シニア1100円/会員1000円
     海霊の宮  一般1200円/シニア・会員1000円
【相互割引】各作品整理券提示で一般料金より200円引き

[上映期間] 2017年1月2日(月・祝)
    上映時間等、詳細は上映館にお問合せ下さい

※1/8(日)、1/9(月・祝)上映後、        
藤原良雄プロデューサー+金大偉監督トークショー予定


【本作品について】
文明化する日本社会の中で起きた水俣水銀中毒事件をモチーフに、「近代とは何か」を現代人に突きつけた名著『苦海浄土』。
本映像作品は、その作者として知られる石牟礼道子さんに、来るべき世について語っていただいた最後のメッセージである。
この数年われわれは、不知火海の地に住む石牟礼さんを幾度も訪ねた。
今パーキンソン病に苦悶しつつ日々を送っておられる石牟礼さんから、文学とは何か、詩とは何か、新作能の新たな構想、最後に文明社会のゆくえなどを語っていただいた。
その中で石牟礼さんは「祈り」や「犠牲」という、われわれ現代人が失くしてきた言葉を強調された。
映像は、水俣・天草・不知火海はいうまでもなく、60年代の水俣漁村の風景も用い、それに金大偉の独創的な音楽を加えた。
2011.3.11の東日本大震災もこの作品の中で描かれている。
水俣や福島で起きた事件について、 石牟礼道子はわれわれにいかなる言葉を伝えようとするのか。

12/4(日)『毎日』で『竹山道雄セレクション』(全4巻)発刊が絶賛大書評!!


竹山道雄は『ビルマの竪琴』の作者として知られる。ある人は、冷戦期に共産主義陣営の問題を鋭く指摘した保守派の論客として記憶しているだろう。そんな竹山の選集が、全4巻の予定で刊行され始めた。
第1巻には、保守のあり方を問い返す重要な論考が含まれている。例えば1937年に書かれた「将軍達と『理性の詭計』」では日本陸軍の有力軍人を批判し、1940年の「独逸・新しき中世?」ではナチスの政治を問題視している。竹山は自由を擁護するが故に、日本の軍国主義、ナチスのファシズムを批判し、そこにソ連の共産主義と共通する問題を見出した。これが、竹山の保守としての立ち位置だった。
……
このような竹山の〈保守的な見方〉を、我々はもう一度、見直すべきであろう。大東亜戦争開戦から75年が経とうとしている。当時、20歳だった人は、もう95歳だ。竹山をはじめ、戦争を20歳以上で体験した保守派の論客は、概ね鬼籍に入っている。彼らの声は、現在の保守派に継承されていない。
『竹山道雄セレクション』刊行の今日的意義は大きい。振り返るべき参照点がここにある。
中島岳志氏

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2016年11月

11/27(日)『日経』でマリー・ダリュセック『待つ女』が絶賛書評!

11/27(日)『日経』書評欄で
マリー・ダリュセック『待つ女』
が澤田直さんに絶賛書評!!

本書の緯糸が人種や言語の問題だというのは見えやすい構造だが、その襞は実に繊細だ。……紋切り型を逆手に取り、うねるように話を紡ぐからだ。
彼女の姿が、映画での役柄であるもうひとりの待つ女「許婚者(ラ・プロミーズ)」と重なるあたりの妙をはじめ、全体をDVD仕立ての構成にする遊び心など、巧者ダリュセックならではの仕掛けが満載で、サプライズの結末まで長いトラベリングに読者は安心して耽ることができよう。
澤田直(フランス文学)氏評

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11/21(日)『産経』でも石牟礼道子『苦海浄土』が絶賛大紹介!

9月のNHK-Eテレ「100分de名著」での紹介や、
各紙誌での紹介など大きな反響の続くなか、

11/21(日)『産経』「巨編に挑む」欄
石牟礼道子『苦海浄土 全三部』
を桑原聡さんが絶賛大紹介!

「この作品が重層的で壮大な散文詩であることを知った。告発のルポルタージュに留まるものではけっしてない」。
「無残で悲しい……。だが、そこには静かな怒りとともに清澄な詩情が感じられる。この詩情が『苦海浄土』を希有な文学作品へ昇華させている」。
「美しい風土に育まれたもの言わぬ海浜の民の魂を、天性の詩人である石牟礼さんが口寄せをする巫女のように綴ったのが『苦海浄土』なのだ」。
「被害者とその家族の魂の救済を求める叫びであり、同時に文明に魂を溶かされ、それに気付くことのない現代人に突きつけられた鋭い切っ先でもある」。
桑原聡氏

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11/20(日)『日経』でロベール・ボワイエ『作られた不平等』が絶賛書評!


不平等レジームの多様性を「社会における権力の構図」として、狭義の経済理論だけでなく、多くの社会科学の成果を借りながらアプローチしていくのがレギュラシオン理論の特徴なのだ。スタンダード・エコノミクスからの反応は相変わらず鈍いが、歴史的な政治経済学の可能性に関心のある読者なら一読して多くのヒントを得られるだろう。
根井雅弘(京都大学教授)氏評

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11/13(日)『産経』で『竹山道雄セレクション』(全4巻)が絶賛紹介!!

11/13(日)『産経』「手帖」欄
『竹山道雄セレクション』(全4巻)発刊
が磨井慎吾さんに大きく絶賛紹介!!

現在ではもっぱら『ビルマの竪琴』の作者として記憶されるが、戦前は軍国主義やナチス、戦後は共産主義を批判し、時流に流されない穏健保守の立場から日本近代や西洋精神史の問題を論じる傑出した知識人でもあった。
今回の選集ではそうした言論人としての面を中心に、従来の単行本や著作集に未収録の作品も多数収めている。

第1巻『昭和の精神史』は10月刊行。竹山の代表作といえる、昭和の戦争に至る国内潮流をマルクス主義に反駁する形で描いた表題作のほか、東京裁判やナチス・ドイツに関する諸論考も収録。
特に昭和15年に発表された「独逸(ドイツ)・新しき中世?」はその後の悲劇を予見した先見性が光るナチス論。自由放埒なワイマール共和国から一転し、社会のすべてを徹底的に組織化し統制するナチス体制を「この国の事柄はすべて極端から極端へと反動してゆく」と、近代ドイツ史の流れの中に位置づけて分析。「『思考の自由』という一点に関する限り、英仏側が勝てば、少なくもわれらの生きている間位は、これは何らかの形に於て救われ得る。独逸が勝てば、そんなものはわれらから立ちどころに根柢的に奪われるであろう」という、当時としては非常に大胆な同盟国批判が印象的だ。
磨井慎吾氏

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2016年10月

10/30(日)『産経』で新保祐司『「海道東征」への道』が絶賛書評!!


本書の出版が「海道東征」の曲とともに、戦後失われた日本人のこころ、先の大戦の最中、フランスの詩人ポール・クローデルが「私がどうしても滅びて欲しくない一つの民族があります。それは日本人です。(中略)彼らは貧しい。しかし高貴である」とパリの聴衆に向けて訴えた日本民族のこころをよみがえらせるきっかけとなってほしいと心から願う者である。
中山恭子(参議院議員)氏評

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10/23(日)『朝日』で門玲子=編著『幕末の女医、松岡小鶴』が絶賛書評!!

10/23(日)『朝日』書評欄で
門玲子=編著『幕末の女医、松岡小鶴』
が蜂飼耳さんに絶賛書評!!

女性に開かれた学びの場はまだ少なかった時代。小鶴は、父が自宅の塾で塾生たちに教える学問に聴き入り、家の蔵書を読んで自習した。結果、身についたものは、少し風変わりな漢文。息子が儒者となることに期待を掛けながらなおも消えなかったのは、自分も学びたかったという思い。その残念さの滲み方が正直な点に、小鶴の書き物の魅力がある、ともいえる。
蜂飼耳(詩人・作家)氏評

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10/23(日)『朝日』でジャック・ル=ゴフ『時代区分は本当に必要か?』が絶賛書評!!

9/4(日)『毎日』「今週の本棚」欄での村上陽一郎さん絶賛書評に続き

10/23(日)『朝日』書評欄でも
ジャック・ル=ゴフ『時代区分は本当に必要か?』
が五十嵐太郎さんに絶賛書評!!

日本も敗戦したからといって、社会のすべてがいきなり変わったわけではない。グローバリズムやIT化の潮流も同様だろう。ラディカルな断絶がもたらされることもあれば持続しつつ緩やかに動いていくこともある。本書は歴史をヘンに単純化して理解するのではなく、複眼的に認識するまなざしを与えるだろう。
五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)氏評

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10/16(日)『北海道』『西日本』でも石牟礼道子『苦海浄土』が絶賛大書評!

9月のNHK-Eテレ「100分de名著」での紹介や、
各紙誌での紹介など大きな反響の続くなか、

10/16(日)『北海道』と『西日本』の書評欄で
石牟礼道子『苦海浄土 全三部』
を高山文彦さんが絶賛大書評!

「この藤原書店版は1段組で活字も大きくて、読みやすい。巻末の解説に7人が、読みごたえのある文章を寄せている」。
「私は赤坂真理の正直な感情に裏打ちされた解説に心惹かれる。作中のほうぼうで描かれる水俣の料理について言及しているところが珍しい」。
「悲劇の重さを受けとめる一方で赤坂真理は、『これほどに不思議な幸福感と光とに満ちた本に、私は今まで出会ったことがない』と言う。今までこんな評を見たことがない」。
「渡辺京二は、本書解説のタイトルを『巨大な交響楽』としている。まさしく日本文学史上、これほど絢爛たる楽器や歌声が天や地層から響きわたる作品はないと思う。赤坂真理のような読み方が出てくる所以であろう。読む側も解き放たれたのだ。」
高山文彦(作家)氏評

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『週刊東洋経済』10/22号で『「ル・モンド」から世界を読む』の加藤晴久さんインタビュー大きく掲載!

『週刊文春』9/22号「文春図書館」欄での鹿島茂さん絶賛紹介に続き

『週刊東洋経済』10/22号「Books & Trends」欄で
加藤晴久『「ル・モンド」から世界を読む』
の加藤晴久さんインタビューが大きく掲載!!

「面白い記事や日本の新聞が取り上げていないテーマ、取り上げてはいても論点がずれていたり分析が浅いテーマを紹介し、日本の読者に問いかけてほしいと。日本の新聞について、実は私も上っ面を載せているだけという気がしていた。今そこにある問題をリアルに取り上げていない。リアルな問題をリアルに取り上げなければ、リアルな解決法など出てこない。その辺が不十分な気がします。」
加藤晴久氏(聞き手・東洋経済 中村陽子)

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10/17(月)『毎日』で坂本宮尾『真実の久女』が絶賛紹介!

10/17(月)『毎日』「詩歌の森へ」欄で
坂本宮尾『真実の久女』
が酒井佐忠さんに絶賛紹介!!

「2004年に俳人協会評論賞を受賞した評伝『杉田久女』に、その後発見された新資料を踏まえ加筆された決定版。……これまでは伝説的な見方が一人歩きしていた。著者は丹念に資料を集め、さらに現場に足を運び、句集という形で作品を世に問う久女の作家としての強い姿勢に焦点を当て、従来の誤解にみちた『久女観』をただそうと試みた。」
酒井佐忠(文芸ジャーナリスト)氏評

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10/16(日)『読売』で村上紀史郎『絶滅鳥ドードーを追い求めた男』絶賛大書評!

10/9(日)『産経』での北上次郎さんに絶賛紹介に続き
10/16(日)『読売』書評欄「本よみうり堂」で
村上紀史郎『絶滅鳥ドードーを追い求めた男』
が牧原出さんに絶賛大書評!!

「豊臣秀吉の一代記で知られる武将蜂須賀小六の子孫で、江戸時代は徳島藩主、明治維新後は華族であった蜂須賀家。18代目の当主が正氏である。鳥への学術的関心を持ち続けるが、空に憧れたのか自家用機を乗り回し、フィリピンでは伝説の有尾人を、アフリカでは野生ゴリラを追い求めてジャングルを探検。逸話に事欠かない才気溢れる奇人である。」
牧原出(政治学者・東京大学教授)氏評

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10/15(土)『朝日』別刷「Be on Sunday」でも石牟礼道子『苦海浄土』が大きく紹介!

9月のNHK-Eテレ「100分de名著」での紹介や、
各紙誌での紹介など大きな反響の続くなか、

10/15(土)『朝日』「Be on Sunday」「作家の口福」欄で
石牟礼道子『苦海浄土 全三部』
を赤坂真理さんが絶賛紹介!

「本を読んで癒えたのは、嘘のような本当の話だ。なぜかは上手く言えない。強いて言えば誰かの人生とともに在った感じがしたから。そして原風景に抱かれたように思えたから。文学で人が、身体でさえ、本当に癒えることがあるなどとは、自分も物書きのはしくれでありながら、私は知らなかった。」
「環境汚染の話であり、食物連鎖で起きた病気の話だ。なのに、どうしたことか、私は今まで、これほど腹の底から『食べたい!』と願う食べものが出てくる本を、読んだことがない!」
「『苦海浄土』は厚い本だけれど、要約できないところがすばらしい。ストーリーなら要約できるが、人生は要約できないのだから。どんな高級レストランより美味しそうなものが出てくることだけは、私が保証する。食べるように、体験してみてほしい本だ。本だって、存在をやしなう食なのである。」
赤坂真理(作家)氏評

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9/15(木)『朝日』で石牟礼道子『苦海浄土』が大きく紹介!

9月のNHK-Eテレ「100分de名著」での紹介や、
9/6(火)『毎日』「火論」欄での玉木研二さんに絶賛紹介など、
各方面から大きな反響のなか、

9/15(木)『朝日』では、「『苦海浄土』今再び」と題し、
石牟礼道子『苦海浄土 全三部』
の今回の反響を伝えています!

「水俣病の公式確認から60年。石牟礼道子さんの小説『苦海浄土』が再び注目を集めている。今月、3部作を1冊にした新装版が刊行、NHK・Eテレの番組でも特集されている。福島原発事故を経た今という時代を問う作品として読み直されているようだ。」
9/15(木)『朝日』「『苦海浄土』今再び」

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10/9(日)『産経』で村上紀史郎『絶滅鳥ドードーを追い求めた男』が絶賛書評!


「それぞれのエピソードが色彩感豊かに描かれるので、なかなか興味深い。面白いので読み始めるとやめられなくなる。ヨーロッパ滞在が長いために西欧に知己が多かったが(大英博物館に研究室がある研究員でもあった)、日本ではあまり知られていなかった、というのも伝説を盛り上げている」。
「膨大な標本コレクションを残しながら、日本では奇人変人扱いされた(戦後はスキャンダルにも巻き込まれた)貴族の数奇な生涯を、村上紀史郎は丁寧に鮮やかに掘り起こしている」。
「歴史読み物をお好きな方には絶対のおすすめだ」。
北上次郎(文芸評論家)氏評

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2016年9月

平川祐弘編『竹山道雄セレクション』(全4巻)いよいよ発刊!

名著『ビルマの竪琴』の著者を貫いていた思想とは?
戦前のナチズム・軍国主義から戦後の共産主義独裁まで、左右問わず狂信的思想・政治を鋭く批判し続けた竹山道雄。
今こそ求められる「真のリベラリスト」の論考を精選!
なぜ今、竹山道雄なのか?

竹山道雄セレクション(全4巻)
 いよいよ発刊!!!!

第Ⅰ巻 昭和の精神史
[解説]秦 郁彦 [竹山道雄を読む]牛村 圭
(第1回配本/2016年10月)
第Ⅱ巻 西欧一神教の世界
[解説]佐瀨昌盛 [竹山道雄を読む]苅部 直
(第2回配本/予2016年12月刊)
第Ⅲ巻 美の旅人
[解説]芳賀 徹 [竹山道雄を読む]稲賀繁美
(第3回配本)
第Ⅳ巻 主役としての近代
[解説]平川祐弘 [竹山道雄を読む]大石和欣
(第4回配本)

[編集]平川祐弘
[解説]秦 郁彦・佐瀨昌盛・芳賀 徹・平川祐弘
[寄稿]牛村 圭・苅部 直・稲賀繁美・大石和欣

《体裁》
四六上製
平均各600頁・各巻口絵2頁
定価=各予本体4800円+税
2016年10月発刊(隔月刊)
◎単行本・著作集に未収録の論考を積極的に収録するとともに、現代的意義の大きい論考は、著作集からも精選して収める。
◎各巻に、竹山の薫陶を受けた最適任者による「解説」と、竹山と直接に接していない世代による「竹山道雄を読む」というエッセイを掲載。


■発刊によせて
 竹山道雄(1903~84)は『ビルマの竪琴』の著者として知られるが、昭和日本の最高の知欧派であった。竹山セレクションを読めば西欧と日本の政治・社会・美術など一望のもとにおさめることが出来る。
 ドイツ人の家に寄寓して東大へ通った秀才は、独文科を出るや、独仏に留学、駒場の一高教授として天下の秀才を教えた。書物や新聞のみか、外人男女との日々の接触を通して世界を把握した竹山は、ナチスのホロコーストを中世スペインのユダヤ人迫害の再来と捉えた。1940年に発表したドイツ批判の大論文は戦時下日本になお存した知的自由の証しとして偉観だが、西洋一神教の世界の仮借なさを認識した竹山は、戦後は左翼全体主義を批判し雑誌『自由』を主宰した。
 竹山が昭和で果たした知的指導者としての役割は、明治・大正の鷗外に近い。今日、海外渡航はいとも容易だが、外国へ出向いて竹山のようにその中に入り込める人は稀であろう。竹山は美の、心の、言葉の旅人だったが、その文章は平明で奥深い。竹山道雄こそ若き知的エリートが心して読むべき昭和の教養古典である。
編者 平川祐弘

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『週刊文春』9/22号で加藤晴久『「ル・モンド」から世界を読む』が絶賛紹介!

『週刊文春』9/22号「文春図書館」欄で
加藤晴久『「ル・モンド」から世界を読む』
が鹿島茂さんに絶賛紹介!!

9・11から今日に至る『ル・モンド』の記事の紹介であると同時に、紹介者たる著者の「怒りの書」でもある。
思うに、この推測は日本の新聞記者を買いかぶりすぎている。実情は「全然知らなかった!」。つまり、『ル・モンド』が読める記者など一人もいなかったと言うのが正解なのである。
『ル・モンド』の記事を定期的に翻訳するだけでも日本の新聞のレベルは格段にアップすると思うのだが……。
鹿島茂(フランス文学者)氏評

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9/21(水)『毎日』「田中優子の江戸から見ると」欄で石牟礼道子『苦海浄土 全三部』が絶賛紹介!!

9月のNHK-Eテレ「100分de名著」での紹介で大反響のなか
9/6(火)『毎日』「火論」欄での玉木研二さん絶賛紹介に続き

9/21(水)『毎日』「田中優子の江戸から見ると」欄でも
石牟礼道子『苦海浄土 全三部』
が田中優子さんに絶賛紹介!!

水俣の話し言葉の芳醇、広大な海と空のあいだに舟を浮かべ、魚を取って生きる漁民たちの命の豊かさと、水俣病の詳細な病態記録とが、天国と地獄のように乖離していた。生身の人間のぬくもりと魂が、容赦のない巨大な刃物で断ち切られていくさまは、いわば作品そのものが日本の近代とりわけ戦後社会の、生々しい描写である。高度経済成長期に育った私はそのただ中にいた。胎児性水俣病患者は、おおよそ私の世代なのである。人ごととは思えなかった。
「苦海浄土」は3・11の後にも読み直すべき作品だったが、沖縄の辺野古移設、相模原市の障害者施設での殺人事件、格差の広がりなど、軍事と経済効率が大手を振って人の命を踏み台にしていく今もまた、読み継がれねばならない。水俣病公式確認から60年の今年、私はもう一度江戸から、読み直してみようと思う。
田中優子(法政大総長)氏

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9/6(火)『毎日』「火論」欄で石牟礼道子『苦海浄土 全三部』が大きく紹介!

9月のNHK-Eテレ「100分de名著」での紹介も始まり
既に各方面から大きな反響いただいておりますなか、

9/6(火)『毎日』「火論」欄でも
石牟礼道子『苦海浄土 全三部』
が玉木研二さんに大きく紹介!!

水俣病をめぐる人と世を透徹した目で描いた作家、石牟礼道子さん(89)の「苦海浄土」。その3部作が1冊の本『苦海浄土 全三部』(藤原書店)になった。
 高度経済成長の一翼を担う企業が有機水銀で海を汚し、漁師らの生命と生活を孤立無援の中に侵し、奪う。「公害の原点」といわれる水俣病が「公式確認」から60年という今年である。
 この第一部に相当する作品は1969年に公刊され、社会に衝撃を与えた。
 中でも心をつかむのは、身体を深く侵されながらも、恵まれた海の風光に溶け込むような人々の語りである。
玉木研二(毎日新聞専門編集委員)氏

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9/4(日)『朝日』で吉増剛造『心に刺青をするように』が絶賛書評!!

6/7~8/7東京国立近代美術館での「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」も大反響の内に終わり、会期中は各紙誌TVラジオ等でも「ブーム到来」と大きく話題となっておりましたが

9/4(日)『朝日』書評欄でも
吉増剛造『心に刺青をするように』
が蜂飼耳さんに絶賛書評!!

国内外のさまざまな土地や人や書物が、独特の文体の中で、独自の出会いを紡いでいく。言葉に、多重露光の写真が配され、線状ではない時間・空間の把握が暗示される。
……「虚実の皮膜の、皮膜それ自体の層の深さ、淵の深さに、とうとうそれに、気がついた」という言葉ある。その感じ方こそ、まさに吉増剛造の詩だと思う。「わかる・わからない」の次元を超えて、感じ取るとき、ヒトは詩そのものである瞬間がある。文字に聴き、声を見る。言葉との原初的な関係の探求がここにある。
蜂飼耳(詩人・作家)氏評

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9/4(日)『毎日』でジャック・ル=ゴフ『時代区分は本当に必要か?』が絶賛書評!!


フェーヴルやブロック以来、ブローデルに至るフランス、アナール派の学統の仕事に触れたとき、彼らが歴史の三区分に基づく、あるいは政体の変化に基づく「大きな物語」に見切りをつけ、それぞれの時間を生きる人々の生の生き方、つまり英語の「ライフ」に迫ろうとする姿勢に、強い共感を覚えたものである。本書の著者ル=ゴフは、アナール派の第三世代に属すると言われる。彼は、一昨年亡くなっているが、その年スイユ出版から出された本書は、彼の絶筆とも言える書物である。
歴史を記述する方法(ヒストリオグラフィ)の最大の問題点は、時間の経過のなかで、人間・社会の営みの定常性と変化性、言い換えれば連続と不連続をどう捉えるか、という点にある。本書はまさにその問題に、優れた光を当てる(本書の副題には「連続性と不連続性を再考する」とある)。西欧の歴史を考えるための好著。
村上陽一郎(東大名誉教授・科学史)氏評

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村上紀史郎『絶滅鳥ドードーを追い求めた男』お詫びと訂正

■ お詫びと訂正 ■
2016年7月刊行の村上紀史郎『絶滅鳥ドードーを追い求めた男』におきまして、行の脱落がございました。著者ならびに読者の皆様にお詫び申し上げますと共に、謹んで訂正させていただきます。


[本文242頁の冒頭に以下の内容が加わります]
別邸は、熱海を見下ろす高台にあり、建物のほぼ中央に円筒形の塔をもつスペイン風住宅。和風住宅の多い戦前の熱海で〈異様な建物〉として町のランドマークとなっていた。
 斜面に建てられているので二階が玄関だ。入ると左右に細長い一〇畳程の広さで、室内に入るのに右、正面、左と三通りの方法がある。右に行ってみよう。まず六畳ほどの外套室があり、二畳の来客用トイレが付属している。ここにコートを預け海側の扉を開けると階段室に通じる。上に行けば三階 (の一七畳ほどの部屋へ ……と続く)


正誤表PDFデータは本の詳細ページ
村上紀史郎『絶滅鳥ドードーを追い求めた男』にございます。

2016年8月

石牟礼道子『苦海浄土 全三部』刊行記念DVD『海霊の宮 石牟礼道子の世界』特価販売!

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石牟礼道子『苦海浄土 全三部』刊行記念
『〈DVD〉海霊の宮 石牟礼道子の世界』特価販売!
通常税込み19,440円のところ6,800円! 6,800円!!
ぜひこの機にお求めください!

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9月のNHK-Eテレ「100分de名著」で石牟礼道子『苦海浄土』が名著として紹介!

9月のNHK-Eテレ「100分de名著」
毎週月曜日午後10時25分から各回25分×4回の計100分、
石牟礼道子『苦海浄土』が1ヶ月にわたって紹介されます!
水曜日には2度の再放送もあり延300分!

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NHK-Eテレ「100分 de 名著」
名著 58(2016年9月)
石牟礼道子『苦海浄土』

 [指南役]若松英輔
 [朗読]夏川結衣
 
第1回 9月5日放送
小さきものに宿る魂の言葉

第2回 9月12日放送
近代の闇、彼方の光源

第3回 9月19日放送
いのちと歴史

第4回 9月26日放送
終わりなき問い

国などの救済対象となった被害者だけでもおよそ5万人にも及び、世界に例をみないほど大規模な公害問題を引き起こした水俣病。その被害者である漁民たちの運動や患者たちの苦悩・希望を克明に描ききった一冊の本があります。「苦海浄土」。1950~60年代の日本の公害問題を知る上での原点ともいうべき本であるとともに、そこに込められた深い問いやメッセージの普遍性から「20世紀の世界文学」という評価も受けている名著です。「100分de名著」では、水俣病公式確認から60年の節目を迎える今年、「苦海浄土」に新たな光を当て、現代の私たちに通じるメッセージを読み解いていきます。
「プロデューサーAのおもわく。」より

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最新刊『家族システムの起源』も好評のエマニュエル・トッド氏が10月上旬来日!

『週刊文春』8/4号「私の読書日記」欄での鹿島茂さん絶賛大紹介に続き、8/21(日)『読売』「本よみうり堂」欄では月本昭男さんにも絶賛書評の最新刊
『家族システムの起源 1ユーラシア(上)』
『家族システムの起源 1ユーラシア(下)』も大好評の

エマニュエル・トッド氏が10月上旬来日です!

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「ソ連の崩壊、帝国としての米国の凋落、ユーロの行き詰まり。エマニュエル・トッド氏は、こうした時代の変化を早くから指摘した。しばしば「予言者」のように言われる。
 ただそれは、理念やイデオロギーから出た見立てではなかった。世界各地の家族構造や人口動態の緻密な分析に基づく知見が土台となっている。
 パリ政治学院で学んだ後、英ケンブリッジ大学に留学。そこで身につけた観念論に傾かない経験主義的な人類学者、歴史家としての視点が時事問題でも本質を見抜く力となっている。
……
 最近はグローバル時代の危機について考察を続けているという。英国の欧州連合離脱や米国のトランプ現象などをどう読み解くべきか。迷走する民主主義にはどんな未来が待ち受けているのか。シンポジウムでは説得力のある意見を聞かせてくれるだろう。しかし、それは同時に私たちが疑ってこなかったことを根底から揺さぶる問いかけになるかもしれない。」
(編集委員・大野博人)

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8/21(日)『読売』でエマニュエル・トッド『家族システムの起源』が絶賛書評!

『週刊文春』8/4号「私の読書日記」欄
での鹿島茂さん絶賛紹介に引き続き、

8/21(日)『読売』「本よみうり堂」欄で
エマニュエル・トッド
『家族システムの起源 1ユーラシア(上)』
『家族システムの起源 1ユーラシア(下)』
が月本昭男さんに絶賛書評!!

本書は、レヴィ=ストロース『親族の基本構造』に代表されるような、歴史経緯を捨象した構造主義からの決別を宣言するだけではない。本書によって、人類は母権制から父権制に転換し、大家族制から核家族へと移行してきた、といった単純な「思い込み」はみごとに砕かれてしまうだろう。家族制度から世界史に迫る本書は、人類にとって家族とは何であったのか、とあらためて考えさせうにはおかない。
月本昭男(旧約聖書学者・上智大学特任教授)氏評

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夏季休業のお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜りまして厚く御礼を申し上げます。
誠に勝手ながら、小社は下記期間におきまして夏季休業とさせていただきます。

【夏季の休業期間】
2016年8月11日(木・祝)~2016年8月15日(月)

2016年8月16日(火)より通常業務を再開いたします。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

8/7(日)『産経』で『岡田英弘著作集』(全8巻)完結が大きく紹介!!


国境にとらわれることなく真理を追究してきた岡田史学に、ようやく現実が追いついてきた。本著作集の文章はいずれも平易。専門家でなくとも、そのユニークで説得力のある歴史観に触れることが可能だ。
8/7(日)『産経』「手帖」欄



旧来のアカデミズムの壁を打ち破り、世界ではじめて各国史をのり超えて、
前人未踏の「世界史」の地平を切り拓いた歴史家の集大成!
岡田英弘著作集
The Collected Works of Hidehiro Okada (全8巻)

第1巻 歴史とは何か
 (第1回 2013年6月刊行)
第2巻 世界史とは何か
 (第2回 2013年9月刊行)
第3巻 日本とは何か
 (第3回 2014年1月刊行)
第4巻 シナ(チャイナ)とは何か
 (第4回 2014年5月刊行)
第5巻 現代中国の見方
 (第5回 2014年10月刊行)
第6巻 東アジア史の実像
 (第6回 2015年3月刊行)
第7巻 歴史家のまなざし
 (第7回 2016年2月刊行)
第8巻 世界的ユーラシア研究の六十年
 (第8回 2016年6月刊行)


《体裁》
四六上製
各巻400~550頁
2013年6月発刊

【推薦】
T・エルベグドルジ(モンゴル大統領)
M・エリオット(ハーヴァード大学教授/清朝史・内陸アジア史)
B・ケルナー=ハインケレ(ベルリン自由大学名誉教授/トルコ学)
川勝平太(経済史家)

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2016年7月

7/31(日)『朝日』で子安宣邦『「大正」を読み直す』が絶賛書評!!

6/12(日)『毎日』「本と人」欄での
子安宣邦さんインタビュー記事掲載、
6/12(日)『東京・中日』書評欄での鎌田慧さん絶賛書評、
6/26(日)『読売』「本よみうり堂」欄での安藤宏さん絶賛書評に続き、

7/31(日)『朝日』書評欄で
子安宣邦『「大正」を読み直す』
が武田徹さんに絶賛書評!!

大正とは不特定多数の社会集合体である「大衆」を成立させた時期だったのであり、そんな大衆が「迎合し、喝采する国民」として動員された結果、大正デモクラシーはむしろファシズムや総力戦体制を用意する温床となったのではないか。
民主主義殺しの轍を踏みたくなければ「近代日本が大杉の殺害とともに見捨てていった近代国家と国民主義への本質的な批判を読むこと」が必要だと著者は書く。その読み直し作業が日本思想史の碩学をしてなお新鮮な再発見の連続であったことは生き生きと綴られる本書の筆致がなにより物語る。
「民主主義はこれだ」と喝采の声を熱狂的に合わせるよりも、歴史を訪ね、覚めた批評的検証を静かに重ねることこそ民主主義の軸足を確かにするのでは。
武田徹(評論家・ジャーナリスト)氏評

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『週刊文春』8/4号でエマニュエル・トッド『家族システムの起源』が絶賛紹介!


歴史学にとって決定的な影響を及ぼす本年度最重要作。以後、歴史家も本書を無視しして歴史を語ることはできなくなるに違いない。
鹿島茂(フランス文学者)氏評

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2016年6月

6/26(日)『読売』で子安宣邦『「大正」を読み直す』が絶賛書評!!

6/12(日)『毎日』「本と人」欄での
子安宣邦さんインタビュー記事掲載、
6/12(日)『東京・中日』書評欄での鎌田慧さん絶賛書評に続き、

6/26(日)『読売』「本よみうり堂」欄で
子安宣邦『「大正」を読み直す』
が安藤宏さんに絶賛書評!!

「直接行動」をイコール「暴力」と誤読してしまうわれわれの先入観には、「大正」期以来の抑圧の構造と、それに伴うトラウマが潜んでいる。吉野作造の「民本主義」は、実は日本の近代から「民の力」を封殺した結果生まれたものにほかならなかったのであるという。
著者の発想の根底にあるのは、議会制民主主義が党派性に縛られ、形骸化しつつある、というすぐれて今日的な危機感である。こうした問題意識から明治大正期のアナーキズムのもつ可能性が最大限にくみ取られ、河上肇、津田左右吉、和辻哲郎、大川周明らの功罪が明らかにされていく。その筆致の歯切れの良さは本書の大きな魅力であるといってよいだろう。
安藤宏(国文学者・東京大学教授)氏評

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6/15(水)『産経』でエマニュエル・トッド『新ヨーロッパ大全』が大きく紹介!!

6/23(木)遂に超話題作『家族システムの起源』
が配本予定のエマニュエル・トッド

6/15(水)『産経』「巨編に挑む」欄
エマニュエル・トッド『新ヨーロッパ大全 1』
エマニュエル・トッド『新ヨーロッパ大全 2』
が桑原聡さんに絶賛紹介!!

世界が抱える問題にもっとも果敢に取り組んでいる知性といえば、フランスの歴史人口学者にして家族人類学者であるエマニュエル・トッドだろう。彼は入手可能なさまざまなデータを駆使しながら、世界を人類学的基底から読み解き、そのゆくえを予測する。そんな彼の原点が1990年に刊行された『新ヨーロッパ大全』だ(邦訳は92年)。……刊行から四半世紀もたたぬうちに古典の地位を確立したこの大著に挑んでみた。
これほど強い知的興奮を与えてくれる本はそうざらにないことは確かである。……ヨーロッパとその歴史に関心を持つ者、混沌とした現在の世界に向き合おうとする者に、さまざまな示唆を与えてくれるはずだ。
桑原聡(産経新聞文化部編集委員)氏評

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6/12(日)『東京・中日』で子安宣邦『「大正」を読み直す』が絶賛書評!!

6/12(日)『毎日』「本と人」欄での
子安宣邦さんインタビュー大きく掲載と同日

6/12(日)『東京・中日』書評欄
子安宣邦『「大正」を読み直す』
が鎌田慧さんに絶賛書評!!

本書が明治38(1905)年の最初の民衆騒擾「日比谷焼き打ち事件」から書き起こされているのは、「マルチチュード」(協同的な多種多様な層)を評価しているからだ。大正期に活躍した六人の思想家や運動家を扱い、現在に残る痕跡が考察されている。
「〈民の力〉を本質的に排除した〈議会制民主主義〉への道は、すでに『大正デモクラシー』そのものが辿っていった道ではなかったのか」というのが著者のモチーフであり、戦前から戦後まで続く「昭和全体主義」を生みだした「大正」の検証作業である。
立論のあら筋を紹介すると、論証の丁寧さの魅力が削がれるが、大正から現在に至るまで秘かに連結するナショナリズム復活の根拠が示されている。
鎌田慧(ルポライター)氏評

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6/12(日)『毎日』「本と人」欄で『「大正」を読み直す』刊行の子安宣邦さんインタビュー大きく掲載!

6/12(日)『毎日』「本と人」欄
子安宣邦『「大正」を読み直す』刊行の
子安宣邦さんインタビュー大きく掲載!!

誰もが「大正デモクラシー」を思い浮かべるように、大正は戦後の民主主義の前提を成したと考えられてきた。しかし「その民主主義には、出発時から体制としての腰の弱さ、底の浅さがあったのではないか」と疑問を持った。「東日本大震災と原発事故後の政治状況を見て、いっそう懐疑を深めました」
大正に関わる文献を読み進めるうち、むしろ「昭和の全体主義は大正が生み出したのではないか」と感じるようになった。
現在に大正は何を語りかけるのか。「世界史的には第一次世界大戦やロシア革命があり、現代世界の方向を規定したグローバル化の始まりの時代です。21世紀のグローバルな危機が進む今、大正とその民主主義を読み直すことは、全体主義の再来を防ぐためにも大事なことです」
6/12(日)『毎日』「今週の本棚 本と人」欄

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前人未踏の「世界史」の地平を切り拓いた歴史家の集大成『岡田英弘著作集』 (全8巻)いよいよ完結!

旧来のアカデミズムの壁を打ち破り、世界ではじめて各国史をのり超えて、
前人未踏の「世界史」の地平を切り拓いた歴史家の集大成!

岡田英弘著作集
The Collected Works of Hidehiro Okada (全8巻)

今月6月の第8巻『世界的ユーラシア研究の六十年』の刊行をもって
いよいよ完結!
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第1巻 歴史とは何か
 (第1回 2013年6月刊行)
第2巻 世界史とは何か
 (第2回 2013年9月刊行)
第3巻 日本とは何か
 (第3回 2014年1月刊行)
第4巻 シナ(チャイナ)とは何か
 (第4回 2014年5月刊行)
第5巻 現代中国の見方
 (第5回 2014年10月刊行)
第6巻 東アジア史の実像
 (第6回 2015年3月刊行)
第7巻 歴史家のまなざし
 (第7回 2016年2月刊行)
第8巻 世界的ユーラシア研究の六十年
 (第8回 2016年6月刊行)


《体裁》
四六上製
各巻400~550頁
2013年6月発刊

【推薦】
T・エルベグドルジ(モンゴル大統領)
M・エリオット(ハーヴァード大学教授/清朝史・内陸アジア史)
B・ケルナー=ハインケレ(ベルリン自由大学名誉教授/トルコ学)
川勝平太(経済史家)

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2016年5月

5/22(日)『日経』で羅福全『台湾と日本のはざまを生きて』(陳柔縉=編著)が絶賛書評!!

4/3(日)『毎日』「今週の本棚・新刊」欄での絶賛紹介に続き、

5/22(日)『日経』書評欄「この一冊」欄で
羅福全『台湾と日本のはざまを生きて』(陳柔縉=編著)
が福田円さんに絶賛書評!!

「羅福全氏の人生をどのように捉えるべきだろうか。台湾現代史の象徴として捉えるべきか、台湾現代史から飛び出した稀有なものとして捉えるべきか。私にはそのどちらもが可能なように思える。台湾を飛び出して『世界人』となりつつも、彼の胸には常に近代民主国家台湾という理想があり、台湾は幸運にも彼が『台湾人』として活躍できる社会に変化を遂げた。本書を通して読者は、羅福全氏の人生だけではなく、台湾の現代史についても改めて思いを巡らすことができるだろう」。
福田円(法政大学准教授)氏 評

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5/19(木)『東京』「筆洗」欄で金子兜太・鶴見和子『米寿快談』が大きく紹介!


「〈荒き手とやさしき手とを感じわける植物のように介護さるる身〉。これは、十年前に八十八歳で逝った社会学者・鶴見和子さんが詠んだ歌だ▼鶴見さんは七十七歳の時に脳出血で倒れ、左半身がまひした。俳人・金子兜太さんとの対談をまとめた『米寿快談 俳句・短歌・いのち』で、彼女は介護について、こう語っている▼「荒っぽい手の人に介護されると、あとで足がとっても痛くて、夜眠れなくなるの。ところが男でも女でもやさしい手の人があるの。そういう人が介護してくれると安心して夜ぐっすり眠れるの」……」
5/19(木)『東京』「筆洗」欄

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『週刊 東洋経済』5/21号で『現代中国のリベラリズム思潮』(石井知章編)が絶賛書評!


『週刊 東洋経済』5/21号で
『現代中国のリベラリズム思潮』(石井知章編)
が遠藤乾さんに絶賛書評!

「ラディカルで画期的な本である」。
「内に抑圧を強め、外に軍事的圧力を高める習近平政権下の中国に対しては、いきおい強面イメージが優勢となる。そんな今、本書は同じ中国におけるリベラリズムの水脈を探りあてる。一時的に「失語」状態になったとしても、枯れることのない論者の声に耳を澄ますのだ」。
「中国には権力に抗し個人の権利を重んじる古典的な自由主義(これを「近代」と言い換えてもよい)の系譜がある。その潮流を、日中を横断して手をつなぐ知識人の社会的営みのなかに見てとってゆく」。
「本書の鋭利な目は、日中双方における言説のねじれにも向けられる」。
「今の中国を相対化し、複眼的に見つめ直す絶好の機会を与えてくれる、お薦めの一冊」。
遠藤乾(北海道大学大学院教授)氏 評

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5/15(日)『読売』「著者来店」欄でテディ・パパヴラミ『ひとりヴァイオリンをめぐるフーガ』が紹介!

4/20(水)『朝日』(夕)、
5/14(土)『毎日』(夕)「人模様」欄での紹介に引き続き、

5/15(日)『読売』「著者来店」欄でも
テディ・パパヴラミ『ひとりヴァイオリンをめぐるフーガ』
が大きく紹介!!

「1971年に東欧・アルバニアで生まれ、5歳になる頃からバイオリン教師の父に手ほどきを受けた。『アルバニアのモーツァルト』と評され、11歳でフランス政府の奨学金を受けて渡仏、数々の賞に輝いた。そんなサクセスストーリーの裏側にあった激動の半生をつづった」。
「当時の祖国は共産党独裁体制だった。学校や保育園に党の最高指導者、エンベル・ホッジャ第一書記の胸像やポートレートが必ずあるような窮屈な生活」。
「15歳で両親とともにフランスに亡命し、アルバニアの親族が強制収容されるなどの苦難も味わった」。
「今回、東京でもコンサートを開いた。堂々と演奏する姿とわんぱくな少年が舞台の上で重なって見えた」。
5/15(日)『読売』「著者来店」欄

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5/14(土)『毎日』(夕)でテディ・パパヴラミ『ひとりヴァイオリンをめぐるフーガ』が紹介!

4/20(水)『朝日』(夕)での紹介に引き続き、

5/14(土)『毎日』(夕)「人模様」欄
テディ・パパヴラミ『ひとりヴァイオリンをめぐるフーガ』
が大きく紹介!!

「共産主義時代のアルバニアからパリに渡ったバイオリニスト、テディ・パパヴラミさん(45)の半生をつづる自伝『ひとりヴァイオリンをめぐるフーガ』がこの春、藤原書店から邦訳出版され、東京で記念の集いが開かれた」。
「滞在中は東京で演奏会を開き、福島県相馬市では子どもたちに音楽の贈り物をした。『音楽は国境を超えて人々をつなぐ』としみじみ語る」。
5/14(土)『毎日』(夕)「人模様」欄

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石牟礼道子『石牟礼道子全句集 泣きなが原』が第15回俳句四季大賞を受賞!


石牟礼道子『石牟礼道子全句集 泣きなが原』
5/6(金)、第15回俳句四季大賞を受賞!!

選考委員評は6/20発売の『俳句四季』7月号に掲載。
[選考委員]
齋藤愼爾・仙田洋子・高野ムツオ・星野高士(敬称略・50音順)
贈呈式は7/7(木)午後3時半からグランドヒル市ヶ谷(東京都新宿区)にて開催。

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5/1(日)『読売』「著者来店」欄に大石芳野さん登場! 永六輔・大石芳野『レンズとマイク』が大きく紹介!

5/1(日)『読売』「著者来店」欄に大石芳野さん登場!
永六輔・大石芳野『レンズとマイク』
が大きく紹介!!

「話は多岐にわたるが、カメラとラジオの過去、現在、そして未来の話題になると、2人の会話は熱を帯び、ひたすら進歩を続ける現代に懐疑的な言葉を並べる。何よりも対談から、写真への真摯な向き合い方が分かる」。
「対談だけでなく、1970~75年の間に撮った永さんの50枚を超える写真を収めた」。
「この人に永さんがいかに気を許しているかが、本書の対談、そして何より写真から伝わってくる」。
5/1(日)『読売』「著者来店」欄

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2016年4月

4/24(日)『読売』でジョージ・ブルヌティアン『アルメニア人の歴史』が絶賛書評!

4/17(日)『毎日』「今週の本棚」欄で三浦雅士さん絶賛書評に続き

4/24(日)『読売』「本よみうり堂」欄で
ジョージ・ブルヌティアン『アルメニア人の歴史』
出口治明さんに絶賛書評!!

「故郷を離れ世界に散在することを「ディアスポラ」と呼ぶが、アルメニア人とユダヤ人はその代表である。本書はユダヤ史に比べるとあまり知られていない、本格的なアルメニア史の決定版だ」。
「著者は多様で繁栄しているディアスポラの中に希望を見ているようだ」。
出口治明(ライフネット生命会長兼CEO)氏

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最新図書目録『ブックガイド 2016』できました!

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無料でお送りいたしますので、ぜひぜひご請求下さい!!

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4/20(水)『朝日』(夕)でテディ・パパヴラミ『ひとりヴァイオリンをめぐるフーガ』が紹介!

4/20(水)『朝日』(夕)で
テディ・パパヴラミ『ひとりヴァイオリンをめぐるフーガ』
が大きく紹介!!

「アルバニア出身の44歳。共産主義独裁時代に両親とともにフランスに亡命、パリを拠点に活躍する。22歳までの前半生を中心に描かれている」。
「演奏家としての成長のための亡命と、独裁崩壊まで続いた親族への報復を回想するくだりは重苦しい。アルバニア語から仏語への翻訳書が10冊以上ある翻訳家でもあり、独特の旋律をもった文体だ」。
「章末のQRコードをスマートフォンなどで読み取ると、演奏を聴くことができる仕掛けもある」。
4/20(水)『朝日』(夕)

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4/17(日)『毎日』でジョージ・ブルヌティアン『アルメニア人の歴史』が絶賛書評!


「だが、東西を結ぶという利点はアルメニアを苦しめもした。昔はペルシアとギリシア、今はロシアとトルコに挟まれて、つねに干渉されてきた。交易の才も妬まれた。ユダヤ人同様、犠牲になりやすかった。
ブルヌティアンの『アルメニア人の歴史』を読むとその苦悩と悲惨が分かる。トルコ帝国の末期、民族浄化の対象にされたのである。虐殺は十九世紀末から始まったが、一九一五年四月二十四日、二百人以上の知識人が連れ出されて殺された。それが民族浄化の皮切りだった。
……
「アルメニアの歴史」ではなく「アルメニア人の歴史」としたのは、民族離散の状況をも描いているからだろう。日本人は世界史をただ英独仏の視点でのみ見てきたのではないか。そう思わせずにおかない一冊である」。
三浦雅士

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4/10(日)『毎日』で『佐野碩 人と仕事』が絶賛書評!

1/24(日)『朝日』「情報フォルダー」欄や
2/4(月)『日経』「文化往来」欄での絶賛紹介、
3/13(日)『読売』での松山巌さん絶賛書評に続き

4/10(日)『毎日』「今週の本棚」欄
『佐野碩 人と仕事』(菅孝行編)
渡辺保さんに絶賛紹介!!

「このメキシコで彼が心血を注いだ俳優教育の実態は、この本で初めて朧気(おぼろげ)ながら(というのはこのメモにも欠落があり、それを翻訳者吉川恵美子が克明に復元しているからである)あきらかになった。これがこの大著でもっとも重要かつ読みごたえがある箇所である。
 翻って日本の今日の演劇を見れば、ほとんどの俳優は舞台と映像の演技の違いにも、そもそも俳優の方法にも関心が薄い。俳優を指導すべき演出家にもその意識が欠落している。
 舞台に立つ者、舞台を作る者は、この本を読んで佐野碩の思想に触れるべきだろうと私は思う」。
渡辺保

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4/3(日)『毎日』で羅福全『台湾と日本のはざまを生きて』(陳柔縉=編著)が絶賛紹介!


「数奇を極めた人生の中で独特な人脈を築いたことに驚かされる。後にノーベル経済学賞を受賞するクラインに師事し、米駐日大使を務めたライシャワーや朱鎔基元中国首相ら多くの著名な学者、政治家らと出会っている。中国が反発した李登輝元総統の訪日は、羅氏が駐日代表の時だった。
 60年安保闘争でブントの中枢にいた生田浩二と、米留学時代に親友だったことも興味深い。不慮の火事で亡くなった生田夫妻の葬儀、追悼式は羅氏がおこなったという。
 談話を台湾のコラムニストがまとめたものだが、含蓄に富むエピソードが平易につづられ、一気に読ませる」。

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2016年3月

3/11(金)『産経』で「杉原千畝動かした「校訓」 後藤新平の自治三訣」と題し後藤新平が大きく紹介!

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オピニオン面「うたかたの宝石箱」欄
「杉原千畝動かした「校訓」 後藤新平の自治三訣」
と題し後藤新平が大きく紹介!

「先の大戦中、ナチス・ドイツの迫害から逃れてきた多くのユダヤ人を救った外交官、杉原千畝。その生涯を描いた映画『杉原千畝 スギハラチウネ』の中に「自治三訣」の言葉が何度も出てくる。
満鉄の初代総裁、東京市長や外相、ボーイスカウト日本連盟の初代総長を歴任した後藤新平がモットーとして好んで使った言葉である。
後藤直筆の自治三訣の扁額は杉原の母校であり、後藤の肝煎りでハルビンに創設された「哈爾浜学院」の武道場(講堂)に掲げられていた。いわば校訓であり、行動規範として出身者に刻み込まれた「心棒」であった……」。

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3/13(日)『読売』で『佐野碩 人と仕事』が絶賛書評!

1/24(日)『朝日』「情報フォルダー」欄や
2/4(月)『日経』「文化往来」欄での絶賛紹介に続き

3/13(日)『読売』「本よみうり堂」欄で
『佐野碩 人と仕事』(菅孝行編)
松山巌さんに絶賛紹介!!

「本書は彼の生誕百十年、没後五十年を記念して編まれた八百ページに近い大作。日本、ソ連、アメリカ、メキシコなどでの活動を各国の研究者や弟子たちが記し、後半は彼自身が書いた文などを収録し、多角的に彼を浮き彫りにする」。
「本書の特色はこれまでさほど明らかにされていなかった彼のソ連、アメリカ、そしてメキシコでの活動内容を明らかにした点である」。
「どの執筆者も視点の違いはあれ、結局、彼は破天荒でもなく、自分の意志で自分を裏切らず、自分の進む途を切り拓いたと指摘している」。
松山巌

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2016年2月

『週刊文春』3/3号でジャック・ル=ゴフ『中世と貨幣』が絶賛紹介!

『週刊エコノミスト』2/9号「歴史書の棚」欄での
本村凌二さん絶賛紹介に続き、

『週刊文春』3/3号
「文春図書館 私の読書日記」欄で
ジャック・ル=ゴフ『中世と貨幣』
鹿島茂さんに絶賛紹介!!

「……ル=ゴフはこうした中世的な貨幣の循環を捉えて『中世の貨幣使用は贈与経済に含まれ、貨幣は神の恩寵への人間の全面的な服従に関わっていると考えている』と繰り返し述べ、『資本主義が誕生したのは中世ではなかった』と結論するのである。資本主義に似た現象だけを中世に見て、その背後にある心性を見ない歴史家のアナクロニズムへの警告として真摯に受け止めるべきだろう」。
鹿島茂

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2/4(木)『日経』で『佐野碩 人と仕事』(菅孝行編)が絶賛紹介!


「メキシコ演劇の父といわれた演出家、佐野碩(1905~66年)が改めて注目を集めている。戦前の左翼演劇にかかわり、ドイツ、ソ連、米国をへてメキシコで没するスケール豊かな演劇活動はこれまで謎に包まれていた。近年、海外史料の公開とともに研究が進み、それらの成果をまとめた「佐野碩―人と仕事」(菅孝行編、藤原書店)がこのほど刊行された。
……
近刊は複数の研究者がさまざまな角度から生涯を詳述、演出論など本人の言葉も収録する。……今後は本書を抜きに佐野を語ることはできないだろう」。

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2/7(日)『朝日』で鶴見俊輔『まなざし』が絶賛書評!


2/7(日)『朝日』書評欄
鶴見俊輔『まなざし』
保阪正康さんに絶賛書評!!

「この2書(『「思想の科学」私史』『まなざし』)を手にとると、晩年の鶴見のさりげない一文、心を許した者との対話に、鶴見の言論活動にかかわる本質を知ることができる。
 たとえば石牟礼道子を論じた稿(『まなざし』)で、「日本語と日本文学のつながりを通して、私たちは、日本の伝統をとらえる道を新しく見出す」としたうえで、石牟礼はその道を切り拓(ひら)いたと称賛する。鶴見の心中には、高野長英や後藤新平、さらには佐野碩、そして父親の鶴見祐輔など知的エリートの一統、自らも恵まれた環境での教育、だが不良として過ごす少年期、アメリカ留学での新たな自覚など、さまざまな思いが交錯しての人生観、歴史観がある。日本語の外で知識人になった自己を常に意識している。
 追悼の2書には、鶴見の歴史的警句が幾つか語られている。「デモクラシーからファシズムが起こった」「『思想の科学』は、『世界文化』と『土曜日』(注・戦時下京都の文化人の同人誌)を源流にもっている」などだ。これを血肉化できるか、つまり日本語を思想化、哲学化できるのかが、鶴見が次代に問うた設問だ」。
保阪正康(ノンフィクション作家)氏

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『週刊エコノミスト』2/9号でジャック・ル=ゴフ『中世と貨幣』が絶賛紹介!


『週刊エコノミスト』2/9号「歴史書の棚」欄で
ジャック・ル=ゴフ『中世と貨幣』
本村凌二さんに絶賛紹介!!

「本書の副題は『歴史人類学的考察』であり、中世に生きる人々がどのように貨幣を眺めていたか、その心性を掘り起こすところにある。貨幣は神の恩寵への人間の服従であるとする『愛徳(カリタス)』の観念が中世社会のなかでは息づいていたという。皮肉に見えれば、せいぜいその程度の想像力しか働かなかったのだ」。
本村凌二

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1/31(日)『日経』「活字の海で」欄でエマニュエル・トッド『トッド自身を語る』が絶賛紹介!


1/31(日)『日経』「活字の海で」欄で
エマニュエル・トッド『トッド自身を語る』
絶賛紹介!!

「震災後に東北を巡ったトッド氏が、『今回の災害は一部の海岸部だけを襲ったのであり、その背後には日本の巨大な工業の全体の厚みが控えている』と冷静に語っている。日本政府はいまだに現実を直視できていないのではないか……。」

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1/31(日)『日経』で王柯『近代日中関係の旋回』が絶賛紹介!


1/31(日)『日経』書評欄で
王柯『近代日中関係の旋回』
絶賛紹介!!

「近代日中関係の複雑な綾を、丹念な史料の分析で読み取り、解きほぐそうとした歴史研究の書。日本で生まれた『民族』『民族国家』といった言葉が、今も両国ひいては地域の動向に深刻な影響を及ぼしていることに、改めて気づかされる」。

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2015年12月

年末年始休業のお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜りまして厚く御礼を申し上げます。
誠に勝手ながら、小社は下記期間におきまして、年末年始の業務を休業させていただきます。

【年末年始の休業期間】
2015年12月29日(火)~2016年1月3日(日)

2016年1月4日(月)より通常業務を再開いたします。
年末年始休業に伴い、ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

12/27(日)『毎日』で『古代の日本と東アジアの新研究』の上田正昭さんインタビュー!


「88歳にして81冊目の著書。『人生最後の論文集になるでしょう』。それでも随所に新視点を盛り込んだ」。
「これまでの著書では、朝鮮半島の百済、新羅、高句麗と日本の関係を個別に論じてきたが、本書では三国をまとめて取り上げ、さらに中国の唐、渤海を加えて論じた。江戸時代の朝鮮通信使について言われる善隣友好が、古代にもあったことを強調する。『関係が悪化している今こそ、対立を乗り越えて友好を築いた過去に学ぶべきです』」。
隣接の学問にも目を向け、史実に即して、日本がいかにあるべきかを見極める。『それが生きた歴史学だと思います』」。
上田正昭

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12/27(日)『毎日』でエマニュエル・トッド『トッド 自身を語る』が絶賛書評!


「『今、世界で最も注目されているトッドとは何者か?』とあるように、歴史人口学と家族構造論を駆使して、世界解釈を大転換するような斬新な分析を示してきたこの学者がどのように自己形成してきたか、また、今後どの方向に向かって行こうとしているのかが、インタビューを通して浮かび上がってくる巧みな構成になっている」。
「どうやら、トッドは東日本大震災の直後に被災地を訪れた経験から、自己の理論体系を大きく転換するほどの刺激を受けとったようである。(…)もしかすると、トッドは一見、同質的に見える日本の中に遠い昔の混淆のしるしを見たのかもしれない。そんなことを感じさせる一冊である」。
鹿島茂

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12/6(日)『日経』でも山田登世子『「フランスかぶれ」の誕生』が絶賛書評!

『週刊文春』12/3号での鹿島茂さん絶賛紹介に続き、

12/6(日)『毎日』書評欄では川本三郎さんが
同日『日経』書評欄では池内紀さんが
山田登世子『「フランスかぶれ」の誕生』を絶賛大書評!!

「うんと質の高いカルチャー講座を受けたぐあいだ。先生はファッションに敏感な女性であり、歴史や文芸一般にゆたかな知識をそなえたフランス文学者であり、その上、たのしく語ることを心得た作家でもある。珍しい挿絵がどっさりついていて、なにげなく聴くなかに、ときおり「おやっ」と耳をそばだてる。
それにしても、あざやかなタイトルである。「フランスかぶれ」。ふつう「かぶれる」は、ウルシや薬などで皮膚がただれたときにいう。かゆくなるのが特徴だ。ウルシに「まける」ともいう。その言葉が明治末年から昭和初年のころの日本人の精神風土にあててある。とりわけ一世を風靡(ふうび)した文芸誌「明星」の時代の詩人、歌人、作家、知識人たち。与謝野鉄幹・晶子、木下杢太郎、北原白秋、永井荷風、島崎藤村……。アナキスト大杉栄が加わるのが出色のことだ。しめくくりは堀口大學と訳詩集『月下の一群』。」
池内紀
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12/6(日)『毎日』で山田登世子『「フランスかぶれ」の誕生』が絶賛書評!

『週刊文春』12/3号での鹿島茂さん絶賛紹介に続き、

12/6(日)『毎日』書評欄
山田登世子『「フランスかぶれ」の誕生』
川本三郎さんが絶賛大書評!!

「本書は、フランスへ熱い思いを抱き続けた文学者たちを辿っている。「フランスかぶれ」を軸にした近代文学史になっていて面白い」。
「本書は、しかし、ただ『フランスかぶれ』の流れを追っているだけではない。日本語の近代というもうひとつの重要な主題が底流にある」。
「『フランスかぶれ』の文学者たちは、ただ芸術の国に憧れただけではない。翻訳という言語表現を通して、新しい日本語を考え作り上げてゆくことに傾注した。著者は、この点こそを強調する」。
「『日本語の近代』を語る著者の筆は熱い。本書の読みどころだろう」。
川本三郎
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12/6(日)『朝日』で二至村菁『米軍医が見た占領下京都の600日』が絶賛書評!

11/3(火)『毎日』「火論」欄での玉木研二さん、
11/10(火)『産経』「東京特派員」欄での湯浅博さん絶賛紹介に続き、

12/6(日)『朝日』書評欄
二至村菁『米軍医が見た占領下京都の600日』
武田徹さんが絶賛書評!!

「軍医は占領政策の最前線で感染症、特に性病対策に明け暮れる。その描写には貧しさ以外に戦争の影が案外と希薄だ。(…)終戦を境に日本人の意識が大きく変化した様子もうかがえる。
 人体実験と生物兵器開発に携わった七三一部隊の元隊員と米軍との接触を実名で記述した箇所は刊行前に削除を検討したが残したという。医学と戦争の関わりを示す重要な記録であり、英断を讃えたい。他にもハンセン病者を強制隔離せず外来で治療した京大医師に米軍医が薬品を融通したことなど、親しみやすい文章の中に価値ある史実が数多くちりばめられている。」
武田徹

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2015年11月

11/29(日)『朝日』でアフメト・ハムディ・タンプナル『心の平安』が絶賛書評!

11/9(月)『毎日』「新世界文学ナビ」欄での
宮下遼さんが絶賛紹介に続き、

11/29(日)『朝日』書評欄
アフメト・ハムディ・タンプナル『心の平安』
中村和恵さんが絶賛書評!!

「東西の接点(イスタンブール)で苦悩する青年たち」
「西は、すぐそこなのだ。二つの文化の間で悩む知識人青年。その主題は近代日本にも通じている。」
「侵略と支配の歴史を指摘しヨーロッパの危機は自ら招いたものではないか、という友人にミュムタズは、大切なことは、という。『不当なものと闘う時に、新たな不当を犯さないということだ』」
「東西の接点で紡がれた、近代トルコ文学の古典的名作。古びていないどころか、まさにいま読むべき物語だ。」
中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)氏

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11/22(日)『朝日』「ニュースの本棚」欄で手塚洋輔『戦後行政の構造とディレンマ』が大きく紹介!


11/22(日)『朝日』「ニュースの本棚」欄で
手塚洋輔『戦後行政の構造とディレンマ』
武田徹さんに大きく紹介!

「予防接種も一種の賭けだ。今頃の季節になるとインフルエンザ・ワクチンを打つかどうかの決断に迫られる。この賭けでは病気の流行がなかった場合にも「接種の有無で何も変わらない」とはならない。なぜなら接種にはリスクが伴うからだ。
 種痘法制定以来の予防接種史を分析した手塚洋輔『戦後行政の構造とディレンマ』によれば日本では社会防衛を重視した強制的な予防接種政策が長く推進されてきた。ところが1960年代末から接種の副反応被害が知られ、政府は責任を問われ始める。予防接種をしないで病気を蔓延させる「不作為過誤」と予防接種禍を招く「作為過誤」の間でジレンマに陥った行政は萎縮し、接種を本人や保護者の判断に委ねるに至っていた」。
武田徹(評論家・恵泉女学園大学教授)氏 評

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11/12(木)『日経ビジネスオンライン』でバルザック『ペール・ゴリオ』が絶賛紹介!


シマジ:『ゴリオ爺さん』を読むなら、バルザック「人間喜劇」セレクションの『ペール・ゴリオ』(藤原書店)がおススメだ。鹿島茂さんの訳が秀逸なんだよ。

ミツハシ:私も、シマジさんにお借りして『ペール・ゴリオ』を読みましたが、これは他の翻訳の『ゴリオ爺さん』にあった最初の数十ページの退屈さがないですね。ヴォケール館の住人たち一人ひとりの描写からしてすごく生き生きとしていて、一気に引き込まれました。

シマジ:そうなんだよ。ぜひ相談者だけでなく、『ゴリオ爺さん』に挫折した読者は『ペール・ゴリオ』で再挑戦してほしい。
 相談者が望むハッピーエンドとはちょっと違うかもしれん。何しろ娘たちの幸せな結婚を望んでゴリオ爺さんは全てを失い、しかしながら、2人の娘たちは看病にも埋葬にも来ない。ただ、2人の娘が嫁いだ家の紋章をつけた2台の馬車が現れるだけだ。あの場面は強烈だよな。青年ラスティニャックはそこで最後の涙を流して、戦いの決意を口にする。あれを読んで、俺も戦わなければと思ったんだ。
島地勝彦

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『文藝春秋』12月号で小山騰『ロンドン日本人村を作った男』が絶賛書評!

配本直後の9/6(日)『日経』書評欄での絶賛書評、
10/18(日)『東京・中日』での大島幹雄さん絶賛書評に続き、

『文藝春秋』12月号
「文藝春秋BOOK倶楽部」欄鼎談書評でも
小山騰『ロンドン日本人村を作った男』
が絶賛書評!

「著者のようなライブラリアン(書誌学者)は、日本では研究者を補助する役回りで位置づけが低いのですが、米英では書誌を系統的に調べて議論ができる立派な研究者なのです。海外にいる日本人がここまでの仕事を成し遂げたことにまずは敬意を表したいですね」。
山内昌之(歴史学者・明治大学特任教授)氏 評

「資料の博捜ぶりが凄い。大英帝国の公文書の残り方がこれまた凄い」。
片山杜秀(政治学者・慶應義塾大学教授)氏 評

「細い静脈を辿るような緻密な調査で情報が集められている一方で、筆致も極めて真面目」。
「私は、ブヒクロサンの一貫して胡散臭い感じが、なんとも言えずツボに入ってしまって(笑)。彼のこの壮大な人生は、大河ドラマとしても十分成立すると思います」。
「日本の文化が外国人にどのように見られてきたかという歴史を振り返る意味でも、面白い一冊ですね」。
中江有里(女優・作家)氏 評

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11/9(月)『毎日』でアフメト・ハムディ・タンプナル『心の平安』が絶賛紹介!

11/9(月)『毎日』「新世界文学ナビ」欄で
アフメト・ハムディ・タンプナル『心の平安』
宮下遼さんが絶賛紹介!!

「のちの小説界の行く末を左右したとされる作品はどこの国にもあって、いずれ短い但し書きと共に文学博物館の硝子ケースに陳列すべく手ぐすね引いて待つ研究者の腑分けに供されるのが常だというのに、初出から70年弱を経てなおアフメト・ハムディ・タンプナルの『心の平安』ほどに新味を失わない作品は少ない。……」
宮下遼

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11/10(火)『産経』で二至村菁『米軍医が見た占領下京都の600日』大きく紹介!

11/10(火)『産経』「東京特派員」欄で
二至村菁『米軍医が見た占領下京都の600日』
湯浅博さんが大きく紹介!!

「最近、手にした二至村菁さんの『米軍医が見た占領下京都の600日』は、25歳の若き米軍医ジョン・グリスマン氏を軸に、占領下の京都軍政部の実態を躍動感をもって描いていた。 ……敗戦後のつらい記憶がまた一つ、解き明かされた。」
湯浅博

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11/3(火)『毎日』「火論」欄で二至村菁『米軍医が見た占領下京都の600日』が大きく紹介!

11/3(火)『毎日』「火論」欄
二至村菁『米軍医が見た占領下京都の600日』
玉木研二(専門編集委員)さんが大きく紹介!!

「年表に名は残さないが、現実の歴史を形づくる無数の人々。……
……ノンフィクションで日本の戦後占領期を京都から活写した一冊がある。今秋刊行された『米軍医が見た占領下京都の600日』(藤原書店)である。
 著者、二至村菁さん(68)は占領期の京都生まれで、元トロント大学科学技術史研究所の客員研究員。GHQ(連合国軍総司令部)の京都軍政部に評判のよい若い軍医がいた、と回顧談に聞いたのが1986年だった。
 彼女は軍医が父母に送り続けた手紙、京都の人々や景色、風物を見つめたカラー写真、本人をはじめ多くの関係者の証言、膨大な資料を集め、埋もれた日々を再現した。
 実態視察の先々で気を回す役人たち。日本人をさげすみ、高圧的な命令で押し通そうとする占領軍幹部。情熱が現実にかみ合わない者……。人間観察は鋭い。性病、結核との戦い。治療より予防が使命と考える軍医は改革を提言するが、手痛い失敗もし、深い失意や自責の念も味わう。
……こうした占領期の日常の見聞や体験が、『戦後』の価値観や文化に投影されたかもしれない。それらは年表の行間に埋もれている。……」
玉木研二(専門編集委員)氏

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11/1(日)『読売』で清眞人『聖書論 Ⅰ・Ⅱ』が絶讃書評!

11/1(日)『読売』書評欄で
清眞人『聖書論 Ⅰ・Ⅱ』
が月本昭男さんに絶賛書評!

「……聖書に親しんできた読者は本書の大胆さに驚かされ、聖書になじみのない読者は本書の示す奥行きのあるイエスの思想に共感を禁じえないにちがいない。」
月本昭男(旧約聖書学者・上智大特任教授)氏 評

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2015年10月

10/18(日)『東京・中日』で小山騰『ロンドン日本人村を作った男』が絶讃書評!

配本直後の9/6(日)『日経』書評欄での絶賛書評に続き、
10/18(日)『東京・中日』書評欄でも
小山騰『ロンドン日本人村を作った男』
が絶賛書評!

「本書は幕末から明治にかけて外国で日本人を見せることを事業にした、うさん臭さをぷんぷん漂わせるこの男の波瀾の生涯を、新聞雑誌さらには国勢調査記録などを丹念にたどりながら、明らかにした労作」
「著者は興行師として生まれかわったブレックマンの活動を詳細に追いながら、当時欧米を席巻していたジャポニスムの底流に彼が手がけた軽業興行が、日本文化や日本人のイメージの供給源として重要な役割を果たしていたことも明らかにする」
「この怪しげな男が生身の日本人たちを陳列することで話題を呼んだ明治18(1885)年ロンドンで開催された『日本人村』の仕掛け人で、いままで正体不明とされていたタナカー・ブヒクロサンと同一人物であることを明らかにしたことは本書の画期」
大島幹雄(文筆家・興行師)氏 評

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2015年9月

アルバイト募集


 現在、引き続き下記の募集を行っております。(2015年6月1日更新)



9/20(日)『日経』で御厨貴『明治国家をつくる』が絶賛紹介!!

9/20(日)『日経』「リーダーの本棚」欄で
御厨貴『明治国家をつくる』
久元喜造 神戸市長が「座右の書」として絶賛紹介!!

「明治政府は近代国家をつくるためには憲法と国会が必要とみて、周到にプログラムをつくって取り組みました。(…)その制度づくりに関わった人たちの群像と経緯を彼らの書簡などをもとにたどっています。
そこには(…)たくさんの人物が登場します。整然と制度ができたのではなく、様々な役者が競い合い、懐柔と妥協を繰り返して前に進んだのだと、この本で初めて知りました。
私は西郷隆盛や高杉晋作、坂本龍馬などにはほとんど関心がありません。(…)その後に、天才ではなく、カリスマ性もないが、近代日本のシステムをつくり上げた人々が好きなのです。」
久元喜造 神戸市長

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9/15(火)『朝日』夕刊で石牟礼道子さん『全句集』刊行int.大きく掲載!

6/8(月)『毎日』「詩歌の森へ」欄での酒井佐忠さん、
共同通信社配信書評での高橋源一郎さん、
7/12(日)『朝日』「歌壇 俳壇」欄での相子智恵さん、
『サンデー毎日』7/26号「SUNDAY LIBRARY」欄での池内紀さん、
7/19(日)『日経』「活字の海で」欄での
編集委員内田洋一さん絶賛に続き、

9/15(火)『朝日』夕刊「文芸・批評」面
石牟礼道子さん『石牟礼道子全句集 泣きなが原』
刊行インタビューが大きく掲載!


「作家の石牟礼道子さん(88)が40年以上にわたって詠んだ俳句を集めた『石牟礼道子全句集 泣きなが原』(藤原書店)が出た。水俣病を記した『苦海浄土』で知られる作家の詩情が故郷の自然と交感し、その人生をも映し出している。……」
上原佳久 氏

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9/25(金)土祭2015(栃木県益子町)にて映画「花の億土へ」が上映決定!

 光と闇の彼方にひらく一輪の花。
 夢と希望が秘められた稀有なる鎮魂映像詩!

石牟礼道子主演映画
花の億土へ
詩人・石牟礼道子が出演する画期的な映像作品
未来はあるかどうかはわからないけれども、希望ならばある。
文明の解体と創世期が、いま生まれつつある瞬間ではないか。
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2015年9月25日(金)
13:00より

土祭2015
まちなか映画館「太平座」

モリ*シネマ企画

[会場]ヒジノワスペース(新町)
[料金]土祭2015パスポート500円
   (中学生以下・益子町民 無料)

[ご予約・お問合せ]土祭実行委員会
  Tel: 0285-72-8873(益子町産業建設部観光商工課土祭事務局)
  Mail: info [a] hijisai.jp


主演: 石牟礼道子(いしむれ・みちこ)

監督・構成・撮影・編集・音楽: 金大偉(きん・たいい)
ナレーション: 米山実
音楽ゲスト: 大倉正之助/原郷界山
編集: 吉野直子 写真提供: 桑原史成
プロデューサー: 藤原良雄
制作: 株式会社 藤原書店
制作協力: TAII Project
2013年度作品/113分/ハイビジョン/16:9/日本

9/25(金)・26(土)・27(日)東田シネマ(北九州市)にて映画「花の億土へ」が上映!

石牟礼道子主演映画
花の億土へ

2015年9月25日(金)・26日(土)・27日(日)
 連日
 13:30/15:45/18:00
 の3回上映

東田シネマ
(メイン会場)北九州市環境ミュージアム

[料金]前売1000円 当日1200円
   (シニア1000円 高校・大学生500円

[ご予約・お問合せ]東田シネマ
  Tel: 093-663-6751(北九州市環境ミュージアム)
  Mail: higasidacinema [a] gmail.com

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 光と闇の彼方にひらく一輪の花。
 夢と希望が秘められた稀有なる鎮魂映像詩!

石牟礼道子主演映画
花の億土へ
詩人・石牟礼道子が出演する画期的な映像作品
未来はあるかどうかはわからないけれども、希望ならばある。
文明の解体と創世期が、いま生まれつつある瞬間ではないか。


主演: 石牟礼道子(いしむれ・みちこ)

監督・構成・撮影・編集・音楽: 金大偉(きん・たいい)
ナレーション: 米山実
音楽ゲスト: 大倉正之助/原郷界山
編集: 吉野直子 写真提供: 桑原史成
プロデューサー: 藤原良雄
制作: 株式会社 藤原書店
制作協力: TAII Project
2013年度作品/113分/ハイビジョン/16:9/日本

9/6(日)『日経』で小山騰『ロンドン日本人村を作った男』が絶讃書評!

9/6(日)『日経』書評欄で
小山騰『ロンドン日本人村を作った男』
が絶賛書評!

「ブヒクロサンの俗っぽさが興味をそそると同時に、当時の日本趣味『ジャポニズム』の実態も垣間見えて面白い。浮世絵など美術だけでなく、軽業見せ物が日本イメージの形成に大きく貢献していた。  『人間動物園』のような『日本人村』は、一部の日本人を憤激させもした。だが、英国人の差別的まなざしを嫌った日本人が、1910年にロンドンで開かれた日英博覧会では台湾やアイヌの人々の村落を『余興』として出品してしまう。『日本の近代化が抱え込んだ二面性』を、著者は鮮やかにあぶり出している。」
9/6(日)『日経』書評欄

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9/6(日)『毎日』で小林察『骨のうたう』が絶讃書評!

戦後70年の夏にあわせて、
 ■8/15(土) 『朝日』一面コラム「天声人語」欄
 ■8/14(金) 共同配信(『東京・中日』ほか掲載)
  「戦没詩人・竹内浩三『日本が見えない』 70年経ても共感」
 ■8/13(木) NHK-Eテレ「Rの法則」
  「戦後70年 戦死した若者の詩と人生」
  [出演]浪川大輔・菊地亜美・古市憲寿 ほか
 ■9/1(火)『毎日』「火論」欄
と各紙誌TV等で紹介の竹内浩三ですが、今度は

9/6(日)『毎日』書評欄
小林察『骨のうたう』
中村桂子さんが絶讃書評!

「……2001年、『竹内浩三全作品集 日本が見えない』(藤原書店)で「骨のうたう」などの詩を読んだ時は本当に驚き、仲間に触れ回った。1956年に私家版で刊行され、知る人ぞ知るだった詩である。それから14年。太平洋戦争末期の1944年12月に斬り込み隊員としてフィリピンに送られ、45年4月23歳で戦死したこの詩人を通して、若い人たちに戦争とは何かを考え、向き合ってほしいという願いをこめての紹介である。年寄り臭い話だが、お許しいただきたい。
……
 時流に棹さすことはしないが、単に反戦を唱えるのでなく、人間の悪としての戦争をかき切ってみたいという表現者なのである。時代が変わろうとしている今、若い人たちに、戦争をかきたいとまで記した同世代の気持ちを考えてみてほしいと強く思う。
 竹内は人間が大好き、日常生活をとても大事にしている。未来の家庭を思い描いてもいる。著者は、「遺稿のすべてに脈々と流れているのは、『人間への愛情』と『言葉への信頼』の二つである。そして、それはいかなる極限状況下に置かれても変わることがない」と書いている。「遠い他国で ひょんと死ぬるや」。「ひょんと」という思いがけない言葉の中にその愛情と信頼がみごとに表現されている。23歳でひょんと消えてしまった若い仲間の言葉に耳を傾けてほしい。」
中村桂子

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竹内浩三フェスティバル
骨のうたう
“芸術の子”竹内浩三


詩と音楽とマンガをこよなく愛し、映画監督を志して、「ぼくは、芸術の子です」と記した竹内浩三(1922-45)は、70年前フィリピンで戦死した―― いまこそ、竹内浩三を語る。
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[講演]
山田洋次 (映画監督)
早坂 暁 (作家、脚本家)
野上照代 (元黒澤映画スタッフ)
小林 察 (竹内浩三研究者)
稲泉 連 (作家)

[朗読]
よしだみどり (作家、画家)

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[日時] 2015年9月17日(木)
    15時半開場 16時開会


[会場] 座・高円寺2 (杉並区立杉並芸術会館)
    〒160-0051東京都杉並区高円寺北2-1-2 Tel.03-3223-7500
    JR中央線「高円寺」駅 北口より東に徒歩5分

[入場料] 一般 3000円
     学生 2500円(学生証持参)
     全席自由

[お申込み・お問合せ] 藤原書店 担当係 Tel.03-5272-0301

[主催] 株式会社 藤原書店

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9/1(火)『毎日』「火論」欄で小林察『骨のうたう』が紹介!

戦後70年の夏にあわせて、
 ■8/15(土) 『朝日』一面コラム「天声人語」欄
 ■8/14(金) 共同配信(『東京・中日』ほか掲載)
  「戦没詩人・竹内浩三『日本が見えない』 70年経ても共感」
 ■8/13(木) NHK-Eテレ「Rの法則」
  「戦後70年 戦死した若者の詩と人生」
  [出演]浪川大輔・菊地亜美・古市憲寿 ほか
と各紙誌TV等で紹介の竹内浩三ですが、今度は

9/1(火)『毎日』「火論」欄
小林察『骨のうたう』
玉木研二さんが紹介!

「戦死した詩人、竹内浩三(1921〜45年)が今また注目され、新たな読者をとらえているようだ。
『戦後70年』という節目の意識や、安保関連法案論議という状況も背景にあるだろう。しかし、打つのは、そのみずみずしい感性には違いない。
……
研究者で、今夏は『骨のうたう―“芸術の子”竹内浩三』(藤原書店)を著した小林察さん(82)は言う。竹内は壺井栄の小説『二十四の瞳』に登場する子供たちと同世代。成長して戦争に引き出され、多く死傷した世代でもある。『そうした物言えずに倒れていった世代の思いを、彼が代弁しているようです』……」
玉木研二(専門編集委員)氏

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竹内浩三フェスティバル
骨のうたう
“芸術の子”竹内浩三


詩と音楽とマンガをこよなく愛し、映画監督を志して、「ぼくは、芸術の子です」と記した竹内浩三(1922-45)は、70年前フィリピンで戦死した―― いまこそ、竹内浩三を語る。
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[講演]
山田洋次 (映画監督)
早坂 暁 (作家、脚本家)
野上照代 (元黒澤映画スタッフ)
小林 察 (竹内浩三研究者)
稲泉 連 (作家)

[朗読]
よしだみどり (作家、画家)

--------------------
[日時] 2015年9月17日(木)
    15時半開場 16時開会


[会場] 座・高円寺2 (杉並区立杉並芸術会館)
    〒160-0051東京都杉並区高円寺北2-1-2 Tel.03-3223-7500
    JR中央線「高円寺」駅 北口より東に徒歩5分

[入場料] 一般 3000円
     学生 2500円(学生証持参)
     全席自由

[お申込み・お問合せ] 藤原書店 担当係 Tel.03-5272-0301

[主催] 株式会社 藤原書店

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2015年8月

8/30(日)『朝日』でもフランソワ・フュレ『歴史の仕事場(アトリエ)』が絶賛書評!

8/23(日)『毎日』書評欄での
本村凌二さんが絶賛大書評に引き続き、

8/30(日)『朝日』書評欄でも
フランソワ・フュレ『歴史の仕事場(アトリエ)』
本郷和人さんが絶賛書評!

「アナール学派とフュレは、……学者が現代社会との対話の中で育んだ問題意識や思索に基づいて展開する(3)〔解釈の歴史学〕を、高く評価する。これこそ歴史学だ、と。
 『歴史認識』がしきりに話題となる今日、議論を深めるために、心ある方にぜひチャレンジしてほしい一冊である。」
本郷和人

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8/25(火)『毎日』(夕)「特集ワイド」欄で大石芳野さんインタビュー記事が大きく掲載!

8/15(土)『産経』、8/16(日)『毎日』で早速の絶賛紹介に続き

8/25(火)『毎日』(夕)「特集ワイド」欄
紙面の2/3以上をつかって
『戦争は終わっても終わらない』を刊行した
大石芳野さんインタビュー記事が掲載!

フリーの写真家になって40年以上が過ぎ、訪ね歩いた戦争の傷痕の写真をまとめた写真集を7月に出した。タイトルは『戦争は終わっても終わらない』。「私のライフワークを一言で表したものだと思っています」。そこには母の胎内で被曝し障害を負った人や、戦後、中国に残され、口数が少なくなるほど苦労をした女性ら、今も当時の記憶や後遺症を背負って生きる人たちが映しだされている。「その方たちの今を見てもらえれば、戦争から『70年も』過ぎたなんてとんでもない考え方だと分かってもらえるはずです」
8/25(火)『毎日』(夕)「特集ワイド」欄

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8/23(日)『毎日』でフランソワ・フュレ『歴史の仕事場(アトリエ)』が絶賛書評!


「一九七○年代フランス、歴史学も大きく変貌しようとしていた。ここでもまたフランスは先陣を切って歩み出す。L・フェーヴルとM・ブロックが切り開いた『アナール』学派は、巨匠F・ブローデルを経て、第三世代が表舞台に登場した。ル=ゴフ、ル=ロワ=ラデュリらの新しい世代が『アナール』誌を率いるようになる。著者フュレもまたこの世代に連なる論客であり、本書の諸論考は変貌する歴史学の姿を生き生きと伝えてくれる。」

「本書を通じて、著者は、国民、社会、文明をめぐる諸問題に歴史的考察をくりかえす。フランスあるいはヨーロッパを相対化するために、文明としてのアメリカをとりあげる。フランス人トクヴィルがアメリカ旅行で観察した「平等主義の情念」とは何か。その歴史への問いかけは絶えず現代に返ってくるのだ。」
本村凌二

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 現在、引き続き下記の募集を行っております。(2015年6月1日更新)



8/10(月)『日経』一面特集連載「戦後年 これからの世界」欄でエマニュエル・トッド氏インタビュー記事大きく掲載!

8/10(月)『日経』一面特集連載「戦後年 これからの世界」欄
「強大なドイツに欧州揺らぐ」と題し、
エマニュエル・トッド氏インタビュー記事大きく掲載!

 「日本の再軍備を懸念する人がいるが、私には今のままでは十分でないとさえ思える。中国との関係が緊張している中で、米国との同盟関係は不可欠だ。ただし米国は本当に守護者なのだろうか。もし私が安倍晋三首相だったら、日本の過去の軍事行為を厳しく自己批判する演説を行ったうえで、防衛力は強化していく。1つ言えるのは、どのような場合でも、日本はロシアとの良好な関係を保つべきだ」
「移民の受け入れは不可欠だろうが、複雑だ。確かに出生率の低さは大きな問題だが、移民受け入れの困難さはその比ではない。数世代前の朝鮮半島の出身者が、日本社会に溶け込む難しさは誰もが知っているだろう。多くの人種が混在するフランスでは理解できないことだ。(自動化により人手不足を補うための)ロボットの開発は移民受け入れ問題に取り組むための時間稼ぎにはなるが、それでは不十分だ。2度目の明治維新のように、国民意識の大転換が必要になるだろう」
(聞き手はパリ=竹内康雄)

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70年目の終戦の日―― 各紙、TV等で竹内浩三を紹介!!

70年目の終戦の日――
各紙、TV等で竹内浩三を紹介!!
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■8/15(土)
『朝日』一面コラム「天声人語」欄

■8/14(金)
共同配信(『東京・中日』ほか掲載)
「戦没詩人・竹内浩三『日本が見えない』 70年経ても共感」

■8/13(木)
NHK-Eテレ「Rの法則」
「戦後70年 戦死した若者の詩と人生」
[出演]浪川大輔・菊地亜美・古市憲寿 ほか
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習近平の右腕の王岐山氏が岡田英弘氏を異例の絶讃紹介!

7/15(水)『日経』「激震 習政権ウォッチ」欄での日経新聞編集委員・中沢克二氏や8/5(水)『日経ビジネスOnline』「中国新聞趣聞」欄でも紹介の通り、現在中国共産党ナンバー2、習近平の右腕の王岐山(中央政法委書記)氏が、今年4月に中南海でのフランシス・フクヤマ氏や青木昌彦氏ら外国人らとの会談時に、岡田英弘氏の名前をいきなり挙げて、もっとこのような歴史家の本を中国でも読むべきだと異例の絶賛紹介! 中国本国でも異例中の異例と話題騒然!

発刊以来各巻大好評の
岡田英弘著作集
The Collected Works of Hidehiro Okada (全8巻)

ほか、
前人未到の〈世界史〉の地平を切り拓いた
岡田英弘史学をぜひ!

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2015年7月

9/25(金)・26(土)・27(日)東田シネマ(北九州市)にて映画「花の億土へ」が上映決定!

 光と闇の彼方にひらく一輪の花。
 夢と希望が秘められた稀有なる鎮魂映像詩!

石牟礼道子主演映画
花の億土へ
詩人・石牟礼道子が出演する画期的な映像作品
未来はあるかどうかはわからないけれども、希望ならばある。
文明の解体と創世期が、いま生まれつつある瞬間ではないか。
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2015年9月25日(金)・26日(土)・27日(日)
 連日
 13:30/15:45/18:00
 の3回上映

東田シネマ
(メイン会場)北九州市環境ミュージアム

[料金]前売1000円 当日1200円
   (シニア1000円 高校・大学生500円

[ご予約・お問合せ]東田シネマ
  Tel: 093-663-6751(北九州市環境ミュージアム)
  Mail: higasidacinema [a] gmail.com


主演: 石牟礼道子(いしむれ・みちこ)

監督・構成・撮影・編集・音楽: 金大偉(きん・たいい)
ナレーション: 米山実
音楽ゲスト: 大倉正之助/原郷界山
編集: 吉野直子 写真提供: 桑原史成
プロデューサー: 藤原良雄
制作: 株式会社 藤原書店
制作協力: TAII Project
2013年度作品/113分/ハイビジョン/16:9/日本

7/19(日)『日経』でも『石牟礼道子全句集 泣きなが原』が絶讃紹介!

6/8(月)『毎日』「詩歌の森へ」欄での酒井佐忠さん、
共同通信社配信書評での高橋源一郎さん、
7/12(日)『朝日』「歌壇 俳壇」欄での相子智恵さん、
『サンデー毎日』7/26号「SUNDAY LIBRARY」欄での
池内紀さん絶賛に続き、

7/19(日)『日経』「活字の海で」欄
『石牟礼道子全句集 泣きなが原』
編集委員、内田洋一さんが絶賛紹介!

「が、出るべき俳句はおのずと本の形になる。言葉の力が周囲に働きかけるからだ」。
「ページを繰ると、花、天、ひかり、笛、猫といった言葉に目がとまる。天があって海があり、その間に人のもたらす恐ろしい悲劇があった。天空をあおぎ、生きとし生けるものに言葉の花をおくりつづけた人生が見えてくる」。
内田洋一(編集委員)氏

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『サンデー毎日』7/26号で『石牟礼道子全句集 泣きなが原』が絶讃紹介!

6/8(月)『毎日』「詩歌の森へ」欄での酒井佐忠さん、
共同通信社配信書評での高橋源一郎さん、
7/12(日)『朝日』「歌壇 俳壇」欄での相子智恵さん絶賛に続き、

『サンデー毎日』7/26号「SUNDAY LIBRARY」欄
『石牟礼道子全句集 泣きなが原』
池内紀さんが絶賛紹介!

「五七五の十七音がこの人にとって、どれほど大切な救いになっているか、その句のメリハリの強さ、心情を託した名詞止めの厳しさ、言外のゆたかさからもわかる」。
「誰もが往きて帰らぬ歳月をもっている。切迫した思いはあっても伝えるすべがない。ひとり石牟礼道子にのみできた句だというのに、ひそかに代弁してもらったようなよろこびがある」。
池内紀

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7/12(日)『朝日』で『石牟礼道子全句集 泣きなが原』が絶賛紹介!

6/8(月)『毎日』「詩歌の森へ」欄での酒井佐忠さん、
共同通信社配信書評での高橋源一郎さん絶賛に続き、

7/12(日)『朝日』「歌壇 俳壇」欄で
『石牟礼道子全句集 泣きなが原』
相子智恵さんが絶賛紹介!

「その俳句は道子そのものであった。なおかつ、巫女のように自らの内を通して出た、あらゆるものの魂の声でもある」。
「無季の句も多いが、季語は身の内に眠るという。季語はなくとも、季語の原初の魂のようなものが本書にはある」。
相子智恵

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2015年6月

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 現在、引き続き下記の募集を行っております。(2015年6月1日更新)



『週刊エコノミスト』6/16号でも木村汎『プーチン』が絶賛紹介!

5/11(月)『東京・中日』(夕)「思うままに」欄で
梅原猛さんに「小説のように面白い」と絶讃紹介され、
6/7(日)には『日経』『読売』の二紙同時に絶賛紹介された

木村汎『プーチン』
『週刊エコノミスト』6/16号「Book Review」欄で
酒井啓子さんに絶賛紹介!

「権力者の意外な過去探り ロシアの行方も示唆」
「プーチンを取り巻くKGBネットワークや側近が、政権中枢を牛耳るばかりか贅の限りを尽くす実像が、さまざまな実例を挙げて紹介されるが、その説明は実に説得力がある」。
「なかでも目から鱗だったのが、プーチンの東独時代とソ連崩壊の関係である」。「クリミア侵攻で、武力ででもロシアをソ連解体前の領土に回復しようとしているのでは、と言われるプーチンの行動の意味が、分かる」。
酒井啓子(千葉大学教授)氏評
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6/8(月)『毎日』「詩歌の森へ」欄で『石牟礼道子全句集 泣きなが原』が絶賛紹介!


「「幻の句集」といわれた初期作品を収めた句集『天』や、今年まで同書店の学芸総合誌『環』に掲載された新作など、地を這うような視線で人間の苦しみと救済を描いた作家の俳句作品が読者の心に響く」。
「巻末に全句集編纂に骨折った黒田杏子の長文の解説がある。『これまで人間が長年かけてつくりあげてきた文明は、結局、金儲けのための文明でしかないようです(…)それをふり捨てて、もっと人間らしい、人間の魂の絆を大切にする倫理を立て直さなければ』。そこに紹介された石牟礼の言葉は、決してきれいごとではないはずだ」。
酒井佐忠

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6/7(日)『日経』『読売』で木村汎『プーチン』が絶賛紹介!

5/11(月)『東京・中日』(夕)「思うままに」欄で
梅原猛さんに「小説のように面白い」と絶讃紹介された

木村汎『プーチン』
6/7(日)『日経』書評欄、
『読売』「記者が選ぶ」欄の
二紙同時に絶賛紹介!

「相変わらず謎が多く、いったいどんな人物で、何を考えているのかが分かりにくい。そんなプーチン大統領の人間的な実像に迫ろうとしたのが本書である。
分析にあたっては、幼年期からの経歴を単に伝記風に取り上げるのではなく、家族、住宅、柔道、マッチョ、人脈や体制といったカギとなる項目を設定。それぞれに掘り下げることで、多角的な考察を試みたのが特徴といえる」。
「ロシアの行方を占ううえでも、参考になる一冊だ」。
6/7(日)『日経』書評欄

「権威的な『守る』ことを得意とするリーダーと組織の分析論としても読める」。
6/7(日)『読売』「記者が撰ぶ」欄

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6/7(日)『毎日』で服部英二編著『未来世代の権利』が絶賛書評!


「行動から生まれた思索の人クストーの講演、インタビュー、『人、蛸そして蘭』という晩年の聞き書き(自伝にあたる)の抄録が集められ、二つの宣言〔「未来世代に対する現存世代の責任宣言」(1997)と「文化の多様性に関する世界宣言」(2001)〕につながる彼の考えが示されている。国連機関では、宗教だけでなく人口、人権、開発という言葉への批判はタブーとされていると編著者は感じてきたという。環境問題を語る時もこれを避けている。クストーはここに真っ向から切り込み、人口爆発、環境破壊、共同体の危機など自らの体験をもとに問題点を鋭く指摘していく。」
「半世紀ほど前の話だが今に通じる。以来核への反対を続けたクストーが周囲から言われたのが、現実主義になれということだった。でも現実って何なのだろう。こう問いたい。」
「グローバル時代とは、国際機関で皆が話し合い、考え合う時のはずである。一日海を眺めていることも多かったというクストー、私たちも自然の中で未来世代の権利を考え、クストーのように行動したい。」
中村桂子

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6/4(木)午前9時~NHK-BSプレミアムでハイビジョン特集「ぼくもいくさに征くのだけれど 竹内浩三 戦時下の詩と生」が放送!〔再放送6/12(金)予定〕

6/4(木)午前9時~NHK-BSプレミアムで、
ハイビジョン特集 「ぼくもいくさに征くのだけれど
竹内浩三 戦時下の詩と生」が放送!

〔再放送6/12(金)午前0時45分~ 予定〕
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昭和20年4月、フィリピンで23歳の若さで戦死した青年、竹内浩三。「ぼくもいくさに征くのだけれど」「骨のうたう」など、戦時中とは思えない生き生きとした天真爛漫な詩を数多く残した。三重県生まれで、学生時代を東京ですごし、そのまま出征。なぜ、彼は、戦争を前にしても明るく平凡な日常を綴ることができたのか。浩三役を俳優柄本祐が演じ、当時の若者の思いを探った。
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 現在、引き続き下記の募集を行っております。(2015年6月1日更新)



5/31(日)『日経』で有馬龍夫『対欧米外交の追憶(上)(下)』が紹介!

3/22(日)『読売』「著者来店」欄で
有馬龍夫さんインタビューが大きく掲載の
有馬龍夫『対欧米外交の追憶(上)』『同(下)』が、
今度は5/31(日)『日経』で紹介!

「1962年から97年にかけて、米国、欧米との外交の現場で活躍した外交官のオーラルヒストリーだ。……この間、米ソ冷戦は終焉を迎え、世界は激動した。80年代後半の日米貿易摩擦や90年の湾岸戦争、東西ドイツ統一などをめぐり、数々の興味深い証言が記録されている。」

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5/31(日)『日経』でA・コーエン=ソラル『サルトル伝(上)(下)』が絶讃書評!


「要するに、サルトル理解に必要な伝記的事実がここに網羅されているのだ。……今後、両義的なこの天才の波乱にみちた生涯を辿ろうとする者には不可欠の標識となるだろう。
ただ、現在のような反知性的なグローバル化の時期には、サルトルのようにあくまで個人の自由を求めて時代の矛盾を誠実に生き抜き、賛否はともかく、その言動が世界的な反響を呼ぶといったスケールの大きい〈全体的知識人〉の出現は考えにくい。この意味で、本書全体がサルトルを介する二十世紀の歴史的証言という性格を備えているとも言えよう。
なお本書には、サルトルに関する新たな日本語参考文献の他、じつに懇切丁寧な註と解説が付されている。すでにサルトル研究・翻訳で実績のある訳者みずから『ライフワーク』と述べているような、この並々ならぬ熱意と尽力の成果に敬意を表したい。」
西永良成(フランス文学者) 氏

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2015年5月

5/17(日)『東京・中日』で小倉紀蔵『北朝鮮とは何か』が絶賛書評!


「本書の最大の眼目は、ほとんど一般的には気づかれていない平壌宣言(2002年)の画期性に注目したことにある。……朝鮮半島の北の部分との和解(国交正常化)は日本人にとって最も必要不可欠な歴史的行動となる、と総括している。
 現在の日本の空気に激しく抵触するような問題提起だが、そこには一つの重要な着眼点が孕まれる。それは、平壌宣言が朝鮮半島全体の関係構造に対する一つの転換を指し示すものだということ、すなわち1965年の韓国との間で結ばれた日韓基本条約への対抗性である。実に平壌宣言には、日韓基本条約にはない植民地支配の歴史の清算が謳われている。つまり、日朝国交正常化の次に始まる経済援助という「経済的動機」だけでなく、そこには歴史の解決が目指されているという「道徳的動機」があることだ――ここに儒教研究者として著者の発見がある。」
丸川哲史(明治大学教授) 氏

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5/11(月)『東京・中日』(夕)で木村汎『プーチン』が絶賛紹介!

5/11(月)『東京・中日』(夕)「思うままに」欄で
梅原猛さんが木村汎『プーチン』
「小説のような面白さ」と絶賛紹介!

「ロシアばかりでなくアメリカ及びヨーロッパのあらゆる研究書を読み、氏一流の人間観察力を駆使したみごとなプーチン伝」
「木村氏には作家的才能が十分あり、このプーチン伝は小説のように面白く読める」
「この伝記としてすぐれた書物がロシア語訳されることはあるまいが、もしプーチンがこの書を読んだならば激怒するにちがいない。(…)この書を書いたからには今後のロシア旅行は危険であると思われる。ひょっとしたらプーチンの魔手は日本にも伸びているかもしれない。私はこの書を書いた木村氏に満腔の敬意を表すとともに、くれぐれも御身大切にと忠告したいのである」
梅原猛

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2015年4月

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4/19(日)『毎日』で『岡田英弘著作集 ⑥東アジア史の実像』が絶賛書評!

発刊以来各巻大好評の
岡田英弘著作集
The Collected Works of Hidehiro Okada (全8巻)
第6巻『東アジア史の実像』
4/19(日)『毎日』「今週の本棚」欄
三浦雅士さんに絶賛書評!

「この半世紀、東アジアの歴史は激動したが、著者の史観は驚くほど一貫しており、見通しもまた的中している。……時を経て少しもぶれないその史観の堅牢を自負しているといっていい。この史観、アジアの世紀といわれる二十一世紀を予見するにじつに役立つ。
……
岡田史観がいまきわめて興味深いのは、それが、たとえばマルクス主義から決別して『リオリエント』を書いた経済史家フランクらの考え方と強い親和性を持つように見えるからだろう。鳥瞰すれば、この五千年、アジア経済こそが世界史の原動力だったのであり、西洋産業革命はそのアジアという巨人の肩にのった小人の芸にすぎなかった。フランクはそう主張するわけだが、皇帝とその帝国を商社として語り、漢字を商取引のための文字と見なす岡田史観と見事に呼応している。この呼応は、今後の東アジア史研究を大いに刺激するだろうと思わせずにおかない。
 世界を立体的に見るための必読文献である。」
三浦雅士

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学芸総合誌・季刊『環――歴史・環境・文明』第Ⅰ期終刊のお知らせ


 学問と芸術の総合をめざし、“歴史を問い直す”べく2000年1月に創刊いたしました学芸総合誌・季刊『環――歴史・環境・文明』は、5月下旬刊行予定の『vol.61』を第Ⅰ期最終号として、第Ⅰ期を締めくくらせていただきます。
 15年にわたりますご愛顧、誠にありがとうございました。
 近くリニューアル第Ⅱ期創刊のご案内ができますよう、鋭意準備いたしてまいりますので、引き続き何卒よろしくお願いいたします。


 ■定期購読者の皆様へ
 『vol.61』以降のご返金にかんしましては、『vol.61』とともにお送りする書面にて詳細をお知らせいたします。何卒ご理解いただけますようよろしくお願い申し上げます。

最新図書目録『ブックガイド 2015』できました!

最新図書目録『ブックガイド2015』ができてまいりました!
今年度は、昨年の「ブックガイド2014」を増補するかたちで、2014年4月から2015年3月までに刊行しました新刊タイトルの図書目録とさせていただきました。「ブックガイド2014」もご入用の際は、ご請求時に「『ブックガイド2014』も希望」とご明記下さい。
無料でお送りいたしますので、ぜひぜひご請求下さい!!

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4/5(日)『朝日』で『闇より黒い光のうたを』の河津聖恵さんインタビューが掲載!

2/24(火)『毎日』(夕)
「詩の遠景近景」欄での城戸朱理さん絶賛紹介に続き、

4/5(日)『朝日』「著者に会いたい」欄
『闇より黒い光のうたを』の河津聖恵さん
インタビュー記事が大きく掲載!

「15人の詩人が登場するこの詩人論集の副題は「十五人の詩獣たち」。たとえば、治安維持法違反で終戦の半年前に獄死した朝鮮の詩人尹東柱のなかに、河津さんは、傷ついても誇り高く天を仰ぐ高貴な獣を見る。
 「すぐれた詩人とは、世界に対して本能的な危機意識をもつ獣のような存在です。その詩には、深く傷ついた者のうめきがひそんでいます」
 ほかに、自死したパウル・ツェランや銃殺されたガルシア・ロルカ、夭折した立原道造らの詩と生が、緊密な文体でつづられている。
……
 本のエピローグは、〈経済性や効率性に偏重していくばかりの世に、詩という無償を突きつけるものを書きたい〉と結ばれる。
 志の人である。」
4/5(日)『朝日』「著者に会いたい」欄

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『週刊東洋経済』4/4号でブローデル『地中海』とフランク『リオリエント』が紹介!

『週刊東洋経済』4/4号〈特集〉世界史&宗教「歴史観を鍛えるブックガイド『グローバルヒストリー』入門」で水島司さんがブローデル『地中海』フランク『リオリエント』を紹介!

「グローバルヒストリーの波が欧米を席巻し、世界史を一気に面白くしている。
 従来の『世界史』がもっぱら人類の歴史であったのに対し、グローバルヒストリーは、その名のとおりグローブ(地球)全体の歴史である。世界史では、戦争や国家体制など、政治や経済が主役であった。しかし、グローバルヒストリーでは、気候変動や植生、土地利用、自然災害などの環境問題、病気、身体、寿命、生活水準などの人間にまつわるテーマも、地球と人類とが一体のものであるからこそ対象となる。世界史の視野が一気に広がったのである。……」
水島司

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「地中海世界を、動かない歴史、緩慢なリズムを持つ歴史、それらの動きの波立ちの歴史という3層から描く方法が、その後の研究に絶大な影響を与えた古典。」


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「従属論で一世を風靡した論者が、近代欧州の台頭はアジア経済サイクルの一時的不況の産物でしかない、と説く。20世紀以降のアジアの復権を宣言。」

70年前の今日――

70年前の今日――
米軍が沖縄本島に上陸

4月1日 ●本島上陸
 グスクは「城」の字を当てるが、本土のそれとは趣を異にする。高台に照り返す石積み、そのたおやかな曲線は単なる城の印象を超えて、信仰や神秘の世界を感じさせる。
 沖縄本島・読谷村の座喜味城跡。この石積み上に立てば、東シナ海を吹き渡る風に身をさらし、中部西海岸が一望できる。その果てに丘陵、高地がたたなづき、琉球史を代表する壮麗な王府、首里城跡へとつながる。
 まどろむような風光。この座喜味城跡眼下の海岸に六〇年前のきょう、米軍の上陸用舟艇や水陸両用戦車が殺到し、本島に第一歩を刻んだ。午前八時半だった。
 日本の守備軍は沈黙した。熾烈な反撃を覚悟していた米兵たちは拍子抜けの表情で内陸へ進み、主要目標の読谷と嘉手納の飛行場をあっさり占領した。従軍記者は「まるでピクニック」と書いた。
 一方、守備軍の将官たちは首里城郭からこれを遠望していた。紫煙をくゆらし、談笑する者もあったという。
 奇妙な静けさに始まったこの持久戦法とその破綻が、後に住民の犠牲も拡大することになる。
 そのころ、東京・上野動物園。カバの大太郎が冷たくなっていた。
 …………

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2015年3月

3/22(日)『毎日』でバルザック『ペール・ゴリオ』が大きく紹介!

3/22(日)『毎日』「引用句辞典」欄で
鹿島茂さんが話題のピケティ『21世紀の資本』を受け
バルザック『人間喜劇』セレクション
①『ペール・ゴリオ』を大きく紹介!

「ピケティの『21世紀の資本』が5500円(税抜き)という定価にもかかわらず、15万部も売れているが、内容がハードらしく、解説本が次々に出版されている。しかし、ピケティの元ネタとなった『ペール・ゴリオ』の翻訳者にいわせると、その骨子は悪党ヴォートランが学生ラスティニャックに与えた右の処世訓に尽きる。……」
鹿島茂

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3/22(日)『読売』で『対欧米外交の追憶』の有馬龍夫さんint.が大きく掲載!

3/22(日)『読売』「著者来店」欄で、
『対欧米外交の追憶(上)』『同(下)』
有馬龍夫さんインタビューが大きく掲載!

「沖縄返還、石油危機、日米経済摩擦、湾岸危機――。1962年に外務省に入省し97年に駐ドイツ大使を退官するまで、陰に陽に国益を支えた外交官のオーラルヒストリーだ。」
「80年代後半、対日貿易赤字の拡大によって米国で『日本たたき』が激化した際、日米構造協議の責任者を務めた。米国に経済構造の改革と市場開放を迫られた交渉が困難を極めたことをつづる一方、日米同盟への信頼は揺るがなかったと回顧する。」
「92年の国連平和維持活動(PKO)協力法成立には、内閣外政審議室長として尽力した。関係省庁から幹部を集め、昼夜なく知恵を絞りあい、自ら国会対策にも奔走した2年間が克明に語られている。」
有馬龍夫

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『週刊朝日』3/27号でロナルド・ドーア『幻滅』が絶賛書評!

1/25(日)『毎日』「今週の本棚」欄での沼野充義さん、
『週刊東洋経済』1/31号での奥村宏さん絶賛書評、
2/1(日)『朝日』での絶賛紹介、
『プレジデント』2/16号での徳川家広さん絶賛書評に続き、
『週刊朝日』3/27号でも
ロナルド・ドーア『幻滅』が佐山一郎さんに絶賛書評!

「それでもドーアは本書で日本の右傾化とアメリカ依存を招いた『新自由主義の浸透メカニズム』を我慢強く伝え、諭す。起点となった多くの重要な出来事の整理と検証の巧みさを記憶の芸術と呼びたくなる。」
「日本社会にこの先、千載どころか百年の生命なしでは本当に困ると考えている人には、干天の慈雨のような一冊になるはずだ。」
佐山一郎(作家)氏

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4/25(土)千葉市美浜区・cafeどんぐりの木での、映画「花の億土へ」一日 限定上映が決定!!

 光と闇の彼方にひらく一輪の花。
 夢と希望が秘められた稀有なる鎮魂映像詩!

石牟礼道子主演映画
『花の億土へ』

詩人・石牟礼道子が出演する画期的な映像作品
未来はあるかどうかはわからないけれども、希望ならばある。
文明の解体と創世期が、いま生まれつつある瞬間ではないか。
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2015年4月25日(土)
 18:15 開場
 18:30 上映開始
 20:30 金大偉監督ミニトーク
 21:30 閉会

cafeどんぐりの木
千葉市美浜区高洲1-16-46

[料金]ご予約1200円 当日1500円(高校生以下800円
[ご予約・お問合せ]cafeどんぐりの木
  Tel&Fax: 043-301-2439
  Mail: donguri35506 [a] yahoo.co.jp
[主催]どんぐり映画館
[共催]cafeどんぐりの木



主演: 石牟礼道子(いしむれ・みちこ)

監督・構成・撮影・編集・音楽: 金大偉(きん・たいい)
ナレーション: 米山実
音楽ゲスト: 大倉正之助/原郷界山
編集: 吉野直子 写真提供: 桑原史成
プロデューサー: 藤原良雄
制作: 株式会社 藤原書店
制作協力: TAII Project
2013年度作品/113分/ハイビジョン/16:9/日本

アルバイト募集


 現在、下記の募集を行っております。(2015年3月20日更新)



3/15(日)『日経』でE・トッド『アラブ革命はなぜ起きたか』が絶賛紹介!

3/15(日)『日経』「リーダーの本棚」欄で、
キッコーマン名誉会長の茂木友三郎さんが
エマニュエル・トッド
『アラブ革命はなぜ起きたか』を絶賛紹介!

「……キリスト教文明とイスラム教文明が衝突するという『文明の衝突』でとらえるのは違うといっています。
識字率が上がると出生率が下がる。そうなると親戚同士が結婚する『内婚』の比率も低下する。そうやって文明が進むプロセスの中でいろんな混乱が起きるが、さらに文明が進むと混乱が収まる、という論理で書かれています。」
茂木友三郎(キッコーマン名誉会長・日本生産性本部会長)氏

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『プレジデント』2/16号でロナルド・ドーア『幻滅』が絶賛紹介!

1/25(日)『毎日』「今週の本棚」欄での沼野充義さん、
『週刊東洋経済』1/31号での奥村宏さん絶賛書評、
2/1(日)『朝日』での絶賛紹介に続き、
『プレジデント』2/16号(3/8ウェブ公開)
ロナルド・ドーア『幻滅』が徳川家広さんに絶賛書評!

「回想記である本書『幻滅』には、当然ながらドーア教授の知的遍歴や交友が描かれている。同時に、本書は戦後日本社会の変容の年代記ともなっている。……
……
……そして、落語ファンらしいユーモアの感覚は、本書の隅々にちりばめられている。著者と同じく、安倍政権下で、戦後日本のよい部分が決定的に失われてしまうと感じる私にとって、正確なだけに陰鬱な内容であるはずの本書を楽しくしてくれたのは、そのユーモアだった。」
徳川家広(翻訳家、政治・経済評論家)氏

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3/3(火)『毎日』(夕)で『闘争の詩学』の金明仁さん来日インタビュー掲載!

3/3(火)『毎日』(夕)文化面
『闘争の詩学』の金明仁さん来日インタビュー大きく掲載!

「韓国の民主化の実相に迫った『闘争の詩学 民主化運動の中の韓国文学』を著した韓国の批評家、金明仁(キムミョンイン)さん(56)が来日し、インタビューに応じた。金さんは『韓国では自分の生存だけに精いっぱいで、不安のあまり未来や政治を考える余裕がない人が多い。日本も同じではないか。特に福島の原発事故以降、私の日本への連帯感は強くなった』と語る。……」

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3/2(月)『朝日』社説で没後70年の尹東柱が大きく紹介!

3/2(月)『朝日』社説で没後70年の尹東柱が大きく紹介!

「韓国で国民的詩人と慕われる尹東柱をしのぶ集会が没後70年の先月、日本各地で開かれた。
自由を抑圧された植民統治下で、尹は研ぎすまされた感性をハングルで静かにつづった。
……
独立運動にかかわったとして治安維持法違反の疑いで逮捕され、1945年、福岡の刑務所で獄死した。享年27。朝鮮半島が日本の支配から解放されたのはその半年後のことだ。
……」

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2015年2月

2/24(火)『毎日』(夕)で河津聖恵『闇より黒い光のうたを』が紹介!

2/24(火)『毎日』(夕)「詩の遠景近景」欄で
河津聖恵『闇より黒い光のうたを』
城戸朱理さんが絶賛紹介!

「取り上げているのは、宮沢賢治、パウル・ツェラン、尹東柱ら十五人。近代の歴史の闇に対して、詩人たちは言葉だけを武器に、いかに抗ったのか。現代を覆いつつある闇が、論旨に重層化していく。
今、まさに読むべき論集の刊行を喜びたい。」
城戸朱理

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2/21(土)『毎日』で高銀・石牟礼道子『詩魂』が紹介!

2/21(土)『毎日』「人・模・様」欄で
来日した高銀氏のインタビューとともに
高銀・石牟礼道子『詩魂』を大きく紹介!

「『近代合理主義のなかで、あらゆるものに霊魂が宿るというアニミズムの力を取り戻したい。そんな思いが伝わってきた』と話すのは韓国の詩人、高銀さん。
……『日本では金もうけが最高の倫理となっている』と石牟礼さんは嘆き、『人間の魂の絆を大切にする倫理を立て直さなければ』と言葉に力を込めた。
『それは韓国でも同じこと。私が言い当てていない未来を、みな彼女が言い当てていた』と高さん。」

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2/22(日)『朝日』でチャン・シンフォン『旧満洲の真実』が絶賛書評!


「……痛ましくはあるが、美しいものがある。本当に美しいが、痛みが付随していなかったらと願わずにいられない、しかしあの痛みや悲惨がなかったところにこの美はなかったろう。そんな気持ちは、人に簡単に善悪を語らせない。そして、そのように、信じがたいほどに重いものを抱えながら生きていく人がいることに、読者は不思議と励まされ、慰められる。
 そのような深い作用を人に持つ本を、文学というのだと私は思う。」
赤坂真理

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アルバイト募集


 現在、下記の募集を行っております。(2015年2月2日更新)



2/2(月)TBSラジオ 「大沢悠里のゆうゆうワイド」で遠藤実特集! 長田暁二さんもご出演!

1/10(土)『読売』「五郎ワールド」欄や
1/19(土)読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」、
1/22(木)『読売』(夕)等での絶賛紹介に続き、

2/2(月)TBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」
「7回忌、遠藤実特集」が放送され、
『不滅の遠藤実』編者のお一人、長田暁二さんもご出演!

「昭和を代表する作曲家・遠藤実さんが亡くなり、昨年12月に7回忌を迎えました。ここでは、音楽文化研究家の長田暁二さんをゲストに迎え、遠藤さんの名曲の数々を聞きながら、名曲誕生秘話や遠藤さんのエピソードなどをたっぷりと伺い、5000曲以上を手掛け戦後の歌謡界を彩った大作曲家を偲びます。」

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2/14(土)富山県民共生センター(サンフォルテ)303での、映画「花の億土へ」一日限定上映が決定!!

 光と闇の彼方にひらく一輪の花。
 夢と希望が秘められた稀有なる鎮魂映像詩!

石牟礼道子主演映画
『花の億土へ』

詩人・石牟礼道子が出演する画期的な映像作品
未来はあるかどうかはわからないけれども、希望ならばある。
文明の解体と創世期が、いま生まれつつある瞬間ではないか。
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2015年2月14日(土) 14:00~
富山県民共生センター(サンフォルテ)303

〒930-0805 富山県富山市湊入船町6-7
(富山駅北口より徒歩約10分)

[お問合せ先]
イタイイタイ病を語り継ぐ会
Tel. 090-4682-6280



主演: 石牟礼道子(いしむれ・みちこ)

監督・構成・撮影・編集・音楽: 金大偉(きん・たいい)
ナレーション: 米山実
音楽ゲスト: 大倉正之助/原郷界山
編集: 吉野直子 写真提供: 桑原史成
プロデューサー: 藤原良雄
制作: 株式会社 藤原書店
制作協力: TAII Project
2013年度作品/113分/ハイビジョン/16:9/日本

2/1(日)『朝日』でロナルド・ドーア『幻滅』が絶賛紹介!

1/25(日)『毎日』「今週の本棚」欄での沼野充義さん、
『週刊東洋経済』1/31号での奥村宏さん絶賛書評に続き、
2/1(日)『朝日』読書面
ロナルド・ドーア『幻滅』が絶賛紹介!

「……『幻滅』が始まったのは80年代前半。鈴木善幸首相が、日米関係を『同盟』と呼んだのが転換点だ。米国のビジネス・スクールなどで教育された日本の『洗脳世代』が影響力を増し、日本を作りかえようとしたのが大きな原因だという。価値評価を避ける『学者』から、堂々と自分の判断を述べる『公共的知識人』となった著者の、率直な言葉が刺激的だ。」

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2/1(日)『読売』でジャック・ル=ゴフ『ヨーロッパは中世に誕生したのか?』が絶賛書評!

『週刊文春』1/29号(1/22発売)
「文春図書館 私の読書日記」欄での鹿島茂さん絶賛紹介に続き、
今度は、2/1(日)『読売』「本よみうり堂」で
ジャック・ル=ゴフ
『ヨーロッパは中世に誕生したのか?』

を出口治明さんが絶賛書評!

「人間は、パウロの回心のように、画期的な出来事があって初めて次のステージへ進めるという思考に囚われ易い。……アナール派泰斗の著者は、こうした思考を否定して歴史を緩やかな連続線で捉える。即ち、現代のヨーロッパの社会や心性の萌芽が、4世紀から15世紀に至る中世の多様性の中に見出せるというのだ。
……読み終えて、中世の豊穣さが蘇る。」
出口治明(ライフネット生命会長兼CEO)氏

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2015年1月

1/29(木)『朝日』論壇時評でエマニュエル・トッドが紹介!

1/12(月)『読売』緊急論点スペシャルで
エマニュエル・トッドがパリ銃撃テロについてint.に答え、
1/29(木)『朝日』論壇時評でそれを高橋源一郎さんが大きく紹介!

「イスラム過激派組織『イスラム国』に、ふたりの日本人が人質として捕らえられた。いまわたしがこの文章を書いている火曜深夜、事態は流動的だ。……わたしにも『意見』はある。だが書く気にはなれない。もっと別のことが頭をよぎる。
……『表現の自由』が侵害されたとしてフランス中が愛国の感情に沸き立つ中で、フランスを代表する知の人、エマニュエル・トッド……
トッドを『独りぼっちの気分』にされたその国ではなにが起こっているのか。……」
高橋源一郎

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1/17(土)~2/6(金)ポレポレ東中野での映画「花の億土へ」上映終了後のゲスト講演・舞台挨拶が追加!!

 光と闇の彼方にひらく一輪の花。
 夢と希望が秘められた稀有なる鎮魂映像詩!

石牟礼道子主演映画
『花の億土へ』

詩人・石牟礼道子が出演する画期的な映像作品
未来はあるかどうかはわからないけれども、希望ならばある。
文明の解体と創世期が、いま生まれつつある瞬間ではないか。
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2015年1月17日(土)~2月6日(金)
連日10:20a.m.~ モーニングショー
ポレポレ東中野

〒164-0003
東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル地下
TEL:03-3371-0088

〈ゲスト情報〉
●1/17(土)初日舞台挨拶
藤原良雄(プロデューサー)&金大偉(監督)
●1/20(火)舞台挨拶
金大偉(監督)
●1/24(土)講演
鈴木一策(宗教哲学者)
●1/25(日)講演
町田康(作家・歌手)
●1/28(水)講演
黒田杏子(俳人)
●1/31(土)講演
ブルース・アレン(清泉女子大学文学部教授)
●2/1(日)舞台挨拶
金大偉(監督)
●2/4(水)舞台挨拶
金大偉(監督)
●2/6(金)最終日舞台挨拶
金大偉(監督)


主演: 石牟礼道子(いしむれ・みちこ)

監督・構成・撮影・編集・音楽: 金大偉(きん・たいい)
ナレーション: 米山実
音楽ゲスト: 大倉正之助/原郷界山
編集: 吉野直子 写真提供: 桑原史成
プロデューサー: 藤原良雄
制作: 株式会社 藤原書店
制作協力: TAII Project
2013年度作品/113分/ハイビジョン/16:9/日本

『週刊東洋経済』1/31号でロナルド・ドーア『幻滅』が絶賛書評!

1/25(日)『毎日』「今週の本棚」欄での
沼野充義さん絶賛書評に続き、
『週刊東洋経済』1/31号で、奥村宏さんが
ロナルド・ドーア『幻滅』を絶賛書評!

「……それは何よりも、日本が共生・妥協・和を是とする社会から利益追求の競争社会へ移行し、政治が平和主義から転じ右傾化して、自己存在の主張をするようになったからだという。
米国の大学院やビジネススクールで教育された日本の『洗脳世代』が官庁や政党、そして企業で昇進して主導権を握るようになったことが、日本の政治、社会、企業のあり方を変えたのだという。
……それにしても、毎年のように日本を訪れ、90歳近くになってこのような本を書く気迫には圧倒される。」
奥村宏氏(会社学研究家)
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アルバイト募集


 現在、下記の募集を行っております。(2015年1月27日更新)



1/25(日)『朝日』でアラン・コルバン『知識欲の誕生』が絶賛書評!


「……時代の空気や歴史の情景を描く『手口』は本来、小説が得意とするところだが、歴史と小説の境界線はどの辺りに引かれるのだろうか?……コルバンは歴史家としての姿勢は保ちつつ、小説との境界を少しだけ越えた。…… 新聞や本を読む習慣がまだ根付いていない時代、歴史は感動を伴う物語にアレンジされることで、大衆に共有され、『良識ある愛国』が醸成されていったことがよくわかる。歴史記述が不都合な真実を隠蔽し、安易な自己正当化に傾く今日、啓蒙の原点を見つめ直すことは反知性主義や衆愚政治への地道な対抗策になり得ると思った。」
島田雅彦

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1/25(日)『毎日』でロナルド・ドーア『幻滅』が絶賛書評!


「本書はそのドーア氏が戦後日本70年の歴史を振り返ると同時に、日本に対する自身の『感情の移り変わりの歴史』を記したものである。その結論は、タイトルが指し示している通り。『大変な日本びいきだった若い頃』から、日本の政府やエリートに『違和感しか感じないようになった』最近までの軌跡が、ここに描かれている。
……ドーア氏が素晴らしいのは、特定の思想や『イズム』に縛られることなく、左や右の区別を超えて、本当に大事と思われることをずばりと言ってのけるところにある。『憲法改正絶対反対』という線に固執せず、むしろきちんと改正して本当の平和憲法にしたほうがいいとか、日本は独自に非核宣言をしたうえで新しい核兵器管理体制を国際的に作る努力をするべきだ、といった彼の主張は、奇矯に響くようで、じつは傾聴に値する正論ではないか。巻末に再録された、日本の軍備と憲法をめぐる『やまと屋の犬』という寓話は、秀逸。偽善を厳しく批判しながらも、ユーモアを忘れることのない著者の面目躍如である。
……私には、ドーア、キーンの二人の存在そのものが、その批判的な姿勢も含めて、日本人がこれまで作ってきた良きことに対して天から与えられたご褒美のように思えてならない。これほどの日本学者がいる以上、日本が悪い国であるわけがない。いや、悪い国であってはならない。」
沼野充義
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『週刊文春』1/29号「文春図書館 私の読書日記」欄でジャック・ル=ゴフ『ヨーロッパは中世に誕生したのか?』が絶賛紹介!

『週刊文春』1/29号(1/22発売)
「文春図書館 私の読書日記」欄で
ジャック・ル=ゴフ
『ヨーロッパは中世に誕生したのか?』

を鹿島茂さんが絶賛紹介!

「EU誕生を機会に英独仏西伊の出版社の発案で生まれた歴史叢書『ヨーロッパをつくる』の一冊としてアナール派中世史学の泰斗が執筆した一般読者向けの本だが、さすがはル=ゴフと思わせる仕上がりで、ヨーロッパ中世を知りたい人に第一に推薦できる本となっている。翻訳も読みやすい。……」
鹿島茂

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『週刊新潮』1/22号連載「日本ルネッサンス」でCh・A・ビーアド『ルーズベルトの責任』が絶賛紹介!

『週刊新潮』1/22号連載「日本ルネッサンス」で、
櫻井よしこさんがCh・A・ビーアドの
『ルーズベルトの責任 上・下』を絶賛紹介!

「ビーアド博士は614頁に上るその大部の書の中で、あくまでも冷静に正確に、ルーズベルト大統領が如何にしてアメリカを第二次世界大戦に参戦させたかを書いている」
「こうした事実を公文書、議会の議事録、報道記事など広範な資料に基づき証明したのがビーアドであり、アメリカが戦争に至った原因は、日独といった枢軸国の行動だけではなく、アメリカにもあるという事実の集大成としての本書である」
「ビーアドは取り立てて親日であるわけではないが、歴史を見詰める彼の目の公正さは、枢軸国の一員として絶対悪の存在とされてきた日本の評価を多少なりとも変える力を持つものであり、私たち日本人こそ、この書を読むべきなのだ」
櫻井よしこ

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1/19(月)『毎日』「風知草」欄でロナルド・ドーア『幻滅』が紹介!


「……日米同盟はなお日本防衛の基本だ。核兵器を含む軍事力を、ただちに全否定すれば空論のそしりを免れない。が、核保有国のエゴで行き詰まった今の核不拡散体制に代わる、新提案を探る値打ちはある。
知日派の社会学者、ロナルド・ドーア英ロンドン大名誉教授(89)の日本への提言は、とっぴなように見えて理詰めである。
いわく――
 (1)核拡散防止条約(NPT)から脱退せよ
 (2)永遠に核兵器をつくらない、と宣言せよ
 (3)ドイツなどと協議して新しい核兵器管理条約をつくる会合を設けよ
この人は日本の社会経済構造研究が専門。1950年の東大留学以来、日本に親しみ、80年代以降は『新自由主義浸透と右傾化』に幻滅、いつしか『経団連のシンポジウムに呼ばれなくなった』(ドーア近著『幻滅』藤原書店刊)と自覚するリベラリストだが……」
山田孝男
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【再掲】1/17(土)NHK-Eテレ「知の巨人たち 日本人は何をめざしてきたのか」で石牟礼道子さん出演!

1/17(土)午後11時~翌0時30分
NHK Eテレ 戦後史証言プロジェクト
「知の巨人たち 日本人は何をめざしてきたのか」
第6回に石牟礼道子さんが出演!


[再放送]1/24(土)午前0時00分~午前1時30分(金曜深夜)
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作家・石牟礼道子、87歳。『苦海浄土』で水俣病を文明の病として描き、日本の近代を問うてきた。その原点は、水俣の美しい自然と人々に囲まれた幼時の記憶だ。代用教員だった戦時中、兄を沖縄戦で亡くし、終戦で180度変わった教育を体験。「戦災孤児」を題材に、昭和21年最初の短編を書く。その後、筑豊を拠点にした「サークル村」に参加し、詩人・谷川雁や作家・上野英信、森崎和江らと交流。さらに「女性史学」を提唱した高群逸枝に大きな影響を受けた石牟礼は、主婦として、近代以前から続く市井の人々の暮らしを描き続けてきた。「不知火海総合学術調査団」で行動をともにした歴史学者の色川大吉さんや、「水俣病研究会」に参加した法学者・富樫貞雄さん、漁師・緒方正人さん、そして息子の石牟礼道生さん、さまざまな関係者の証言と、膨大な創作資料から、石牟礼道子の知の軌跡を描いていく。
(番組HPより)

1/12(月)『東京』特集記事「積極的平和主義と近現代史 戦前編」で『吉田茂の自問』が紹介!

1/12(月)『東京』特集記事
「積極的平和主義と近現代史 戦前編」で
小倉和夫『吉田茂の自問』が大きく紹介!

「……終戦後の1951年、外務省出身の吉田茂首相(当時)は、若手職員に、外交のどこに誤りがあり、敗戦につながったかについてリポートを提出させた。
2003年に公開され、『吉田茂の自問』(藤原書店)という本にまとめられている。
リポートは『(日本は)数百年にわたるアングロサクソンの世界支配体制の覆滅というような夢を抱いていた』と指摘。さらに戦争に突き進んだことについて、『夢を追って現実を忘れ、誇大妄想に陥ってしまった』と記している。
日本はなぜ周辺国に被害をもたらしたのか。いま似たような道を歩んでいないか、繰り返し自問する必要があるだろう。」
編集委員 五味洋治 氏

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1/12(月)『読売』「緊急論点スペシャル」欄でエマニュエル・トッド氏インタビュー記事大きく掲載!

1/12(月)『読売』「緊急論点スペシャル」欄で
パリ銃撃テロ事件について、「移民の子 追い込む風潮」と題し、
エマニュエル・トッド氏インタビュー記事大きく掲載!

「……真の問題はフランスが文化的道義的危機に陥っていることだ。誰も何も信じていない。社会に絶望する移民の若者がイスラムに回帰するのは、何かにすがろうとする試みだ。
私も言論の自由が民主主義の柱だと考える。だが、ムハンマドやイエスを愚弄しつづける『シャルリー・エブド』のあり方は、不信の時代では、有効ではないと思う。移民の若者がかろうじて手にしたささやかなものに唾を吐きかけるような行為だ。
ところがフランスは今、誰もが『私はシャルリーだ』と名乗り、犠牲者たちと共にある。
私は感情に流されて、理性を失いたくない。今、フランスで発言すれば、『テロリストにくみする』と受けとめられ、袋だたきに遭うだろう。だからフランスでは取材に応じていない。独りぼっちの気分だ。」
(電話インタビュー 編集委員 鶴原徹也)

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アルバイト募集


 現在、下記の募集を行っております。(2015年1月5日更新)



1/17(土)NHK-Eテレ「知の巨人たち 日本人は何をめざしてきたのか」で石牟礼道子さん出演!

1/17(土)午後11時~翌0時30分
NHK Eテレ 戦後史証言プロジェクト
「知の巨人たち 日本人は何をめざしてきたのか」
第6回に石牟礼道子さんが出演!

[再放送]1/24(土)午前0時00分~午前1時30分(金曜深夜)
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2014年12月

1/3(土)NHKラジオ第1「いとうせいこうトーキングセッション2015」に石牟礼道子さんが出演!

1/3(土)午後9時5分~NHKラジオ第1
「いとうせいこうトーキングセッション2015」
石牟礼道子さんが出演!
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【戦後70年】【阪神・淡路大震災から20年】【地下鉄サリン事件から20年】数々の節目を迎える2015年。どんな視点やことばが、わたしたちの道標となるでしょうか。

年末年始休業のお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜りまして厚く御礼を申し上げます。
誠に勝手ながら、小社は下記期間におきまして、年末年始の業務を休業させていただきます。

【年末年始の休業期間】
2014年12月27日(土)~2015年1月4日(日)

2015年1月5日(月)より通常業務を再開いたします。
年末年始休業に伴い、ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

『不滅の遠藤実』お詫びと訂正

■ お詫びと訂正 ■
2014年12月刊行の『不滅の遠藤実』におきまして、下記の通り誤りがございました。著者ならびに読者の皆様にお詫び申し上げますと共に、謹んで訂正させていただきます。


該当箇所 300頁 平成25年の項
[誤] 旅情歌(たかみ【瞳】)作詞・いではく
 ↓
[正] 旅情歌(たかみ【憧】)作詞・いではく


正誤表データは本の詳細ページ
『不滅の遠藤実』にございます。

12/14(日)『毎日』でエルヴェ・ル・ブラーズ+エマニュエル・トッド『不均衡という病』が絶賛紹介!

12/14(日)『毎日』「今週の本棚」欄「この3冊」企画で
エルヴェ・ル・ブラーズ+エマニュエル・トッド
『不均衡という病』

を鹿島茂さんが絶賛書評!

「フランス各地の統計データをマッピングし、国家的変容を家族類型から考察したもの。平等主義家族の国においても直系家族地帯の優位が明らかになっている。」
鹿島茂

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アルバイト募集


 現在、下記の募集を行っております。(2014年10月15日更新)



12/11(木)午前9時~NHK-BSプレミアムでハイビジョン特集「ぼくもいくさに征くのだけれど 竹内浩三 戦時下の詩と生」が放送!〔再放送12/19(金)予定〕

12/11(木)午前9時~NHK-BSプレミアムで、
ハイビジョン特集 「ぼくもいくさに征くのだけれど
竹内浩三 戦時下の詩と生」が放送!

〔再放送12/19(金)午前1時10分~ 予定〕
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昭和20年4月、フィリピンで23歳の若さで戦死した青年、竹内浩三。「ぼくもいくさに征くのだけれど」「骨のうたう」など、戦時中とは思えない生き生きとした天真爛漫な詩を数多く残した。三重県生まれで、学生時代を東京ですごし、そのまま出征。なぜ、彼は、戦争を前にしても明るく平凡な日常を綴ることができたのか。浩三役を俳優柄本祐が演じ、当時の若者の思いを探った。
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12/7(日)『読売』で合田一道『古文書にみる榎本武揚』が絶賛書評!

12/7(日)『読売』で、前田英樹さんが
合田一道『古文書にみる榎本武揚』を絶賛書評!

「……本書を読めば、明治日本の危機を、元幕臣の武揚がいかに何度も救ったかということが、ほんとうによくわかる。
武揚には、裏切り者の汚名が執拗に付いて回った。が、彼自身は、主君に仕えることと我が国に尽くすこととの間に何の矛盾も感じていなかった。この男は洒脱な江戸っ子で、誰に対しても胸を開き、押し寄せる国難は、身命を捨てて押し返した。こういう武揚に、多くの知己、同志、敵軍の将までもが肩入れした。数カ国語に堪能で、先端の科学を貪欲にこなし、その知識はすべて公共の開発事業に注がれた。合田氏は、幕末、明治を背負い抜いた奇跡のような世界人を、しっかりとした筆で描き通している。」
前田英樹(批評家・立教大教授)氏
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12/7(日)『産経』でD・ラフェリエール『甘い漂流』が絶賛書評!

12/7(日)『産経』で、佐藤アヤ子さんが
D・ラフェリエール『甘い漂流』を絶賛書評!

「……本書の時代設定は1976年。しかし出版は2012年。その間のラフェリエールの作家としての『漂流』の旅が、本書に深みを加えている。ラフェリエールは芭蕉を敬愛するという。俳句を意識した洗練された散文詩的文体はリズム感があり、心地よい。さらに、ハイチの祖母のもとで過ごした幼年時代に培われた抒情性と、ジャーナリストとして養った現実を瞬時にとらえる鋭い視線と洞察力が、ラフェリエール作品にいっそうの趣を与える。
今、移民作家が活躍するケベックの文学界。ラフェリエールはその筆頭にいる。」
佐藤アヤ子(明治学院大学教授)氏
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また、10/19(日)『北海道新聞』では野崎歓さんが、『週刊文春』10/30号「文春図書館」「私の読書日記」欄では鹿島茂さんが、同時刊行のD・ラフェリエール『吾輩は日本作家である』を絶賛書評!

「あくの強い饒舌は、ボーダーレスな時代における文化や文学のあり方に対する、しなやかな思考で裏打ちされている。21世紀の世界文学とはかくなるものかと感嘆を誘う一冊だ。」
野崎歓(フランス文学者)氏
「狙いはむしろ、書物という制度の圧倒的な『開放性』を示すことにある。
すなわち、「吾輩は日本作家である」とタイトルを決めるや否や(構造主義文学理論ではタイトルもテクストの一部、すなわちパラテスクトなのだ)、タイプライターからは、人種、肌の色、言語、国籍、民族といった制約を越えた脱境界性が現出してくるのである。……
ここには、肌の色という絶対的な限界を超える可能性のひとつが示されている。」
鹿島茂(フランス文学者)氏
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2014年11月

【2014年12月の新刊予定情報】


2014年12月の新刊予定情報を更新しました。


【2014年11月の新刊情報】


2014年11月の新刊情報を更新しました。


『週刊東洋経済』11/22号でJ・アタリ『世界精神マルクス』が絶賛書評!

『週刊東洋経済』11/22号「Review」欄で
奥村宏さんがジャック・アタリ『世界精神マルクス』
絶賛書評!

「いわゆるマルクス学者達は、マルクスを聖人のようにあがめ、そして彼の書いた『資本論』を解釈することに力を入れているが、しかしマルクスもたびたび誤謬を犯す。そこで大事なことは、変化していく資本主義の現実についてマルクスがどう判断したか、ということを見ることである。今21世紀の資本主義について考える場合、『マルクスだったらどう考えたであろうか』と思考することが大切だが、そういう視角からこの本を読めば参考になる。
……
これはマルクスの伝記というよりも、いまマルクスをどう考えるべきか、ということを教えてくれる本である。」
奥村宏(会社学研究家)氏
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アルバイト募集


 現在、下記の募集を行っております。(2014年10月15日更新)



11/16(日)『毎日』で『環 vol.59〈特集〉江戸・東京を問い直す』が絶賛紹介!

11/16(日)『毎日』「MAGAZINE」欄で、
『環 vol.59〈特集〉江戸・東京を問い直す』が絶賛紹介!

「……
特集『江戸・東京を問い直す』は、巨大都市化、高齢化、少子化などが進むなかで、成熟した社会に必要なグランドデザインを描くこと、それには寄り合いの精神にも似た住民自治が機能すべきことが求められる。4人の識者の示唆あふれる座談会である。
ほかにも、小特集として『トマ・ピケティ著「21世紀の資本論」』『都市は市民がつくるもの 後藤新平とCh・A・ビーアド』もあり、現代文明の核心をえぐり出してくれる。」
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11/16(日)『産経』で新保祐司『異形の明治』が絶賛書評!

11/16(日)『産経』で
富岡幸一郎さんが新保祐司『異形の明治』を絶賛書評!

「著者の関心は『明治初年』(『旧約期の明治』という言葉も用いている)に集中するが、それはこの変革期のなかで火山のマグマのように噴出し流動した日本人の精神こそ、今日改めて再発見されなければならないという信念からである。東日本大震災と福島原発事故は『日本の近代化の問題を根底から問い直す衝撃』であったと冒頭に記し、『日本の近代』を問い直すべきだという。つまり明治初期の『異形』ぶりと、その「精神のるつぼのような混沌」のエネルギーに立ち戻ることである。」
富岡幸一郎(文芸評論家)氏
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第10回「河上肇賞」受賞者決定!

第10回「河上肇賞」受賞者決定!
第10回「河上肇賞」は、厳正なる選考の結果、このたび下記の通り決定致しました。ご応募誠にありがとうございました。(2014年11月14日)

●第10回受賞者・作品(2014年)
〈本賞〉
大石茜
(筑波大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程在籍中/26歳)
作品名:『「近代的家族」の誕生――二葉幼稚園の事例から』

〈奨励賞〉
飯塚数人
(評論家/47歳)
作品名:『詩の根源へ』

(肩書・年齢は応募時)

『週刊エコノミスト』11/18号で臼井隆一郎『「苦海浄土」論』が絶賛大書評。

10/29(水)『東京・中日』「大波小波」欄でも絶賛紹介されました、
臼井隆一郎『「苦海浄土」論』が、今度は『週刊エコノミスト』11/18号「読書日記」欄で渡辺京二さんに絶賛書評!

「……このような石牟礼道子再評価の中でも出色の一冊と言ってよく、これまで書かれた石牟礼論の最高峰とみなして然るべきだろうと思う。
……
……本書には神話学をはじめ博大な学識が詰まっていて、気楽には読めない。だが苦労しても読みあげたい。これは何よりも現代の生への深い危機感の所産だからだ。そして道子は救済の女神なのだ。」
渡辺京二(評論家)氏

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11/4(火)『読売』でエマニュエル・トッド氏インタビュー記事大きく掲載!

11/4(火)『読売』国際面で
「『欧州の盟主』不安定」「経済支配 不況招く」と題し、
エマニュエル・トッド氏インタビュー記事大きく掲載!

「――東西冷戦後の世界をどう見るか。
米国という『帝国』の崩壊が加速している。現在の米国は、帝国がまだ存在するかのように見せようとしている。このため、同盟国の動きに翻弄されている。ローマ帝国末期に似ている。帝国の統治システムは続いているのに、属州が独自に動き出した状態だ。……」
11/4(火)『読売』国際面

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10/29(水)『東京・中日』で臼井隆一郎『「苦海浄土」論』が大きく紹介。

10/29(水)『東京・中日』「大波小波」欄で、
臼井隆一郎『「苦海浄土」論』が絶賛紹介!

「このところ、石牟礼道子研究が熱い。ドイツ文学者の臼井隆一郎が『「苦海浄土」論』を刊行。先史母権制社会の特性からこの名著を読み直し、その世界文学的な位置づけを再考するという異色かつ巨大な研究書である。……
人類史の根幹に根差しつつ土着性の美醜をあますところなく描き、言葉とそれを語る者との多様な関係を示す石牟礼作品は、地元・熊本から海外に至るまで多様な読み手を惹きつけてやまない。真の評価はこれからだろう。」

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2014年10月

【2014年11月の新刊予定情報】


2014年11月の新刊予定情報を更新しました。


【2014年10月の新刊情報】


2014年10月の新刊情報を更新しました。


10/12(日)『熊本日日』で臼井隆一郎『「苦海浄土」論』が絶賛書評!

10/12(日)『熊本日日新聞』で、
若松英輔さんが臼井隆一郎『「苦海浄土」論』
絶賛書評!

「本書は、単なる作品論ではない。この作品が誕生する背景となった人物、出来事、文化、伝統にさかのぼり、近代に巣くう『死にいたる病』から目を離さない。筆者は19世紀ヨーロッパ思想の研究で知られるドイツ文学者である。『苦海浄土』の波紋は近代日本だけでなく、時空のへだたりを越え、近代キリスト教社会における『異端』思想とも共振するという。ここでの『異端』とは来るべき時代を切り拓く叡智を指す。
……
本書をドイツ文学者である自分の集大成であるという筆者の言葉に偽りはない。心で書かれた言葉は心に響く。」
若松英輔(批評家)氏
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写真家、安海関二さんの竹内敏晴「竹内さんの演出とレッスンの場」(488カット)が発表!

先日完結をいたしました
セレクション 竹内敏晴の「からだと思想」 (全4巻)
で、カバー写真、口絵写真、各巻の「ファインダーから見た竹内敏晴の仕事」をご担当いただきました写真家、安海関二さん
竹内敏晴「竹内さんの演出とレッスンの場」
(488カット)が発表されました!

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10/3(金)『朝日』(夕)、10/7(火)『産経』でも石牟礼道子さん未発表小説第一作の発見が報道!

9/27(土)『毎日』(夕)での報道に続き、
石牟礼道子さん未発表小説第一作発見
が、10/3(金)『朝日』(夕)
10/7(火)『産経』でも報道されました!

「『苦海浄土』で知られる作家石牟礼道子さん(87)=熊本市=の小説第1作とみられる未発表原稿が見つかった。『不知火(しらぬい)をとめ』で、1947年の作らしい。当時結婚後間もない石牟礼さん自身を思わせる主人公『道子』の、結婚生活への苦悩が描かれている。
……
水俣らしき場所に住む21歳の既婚者道子と易者の会話や、道子の自問自答が記される。恋愛や結婚を『醜悪の極み』とし、『世人が幸福として素直に抱き得るところのものを拒否するあたしの人生は、狂ったものであるのか』と悩む姿だ。
渡辺(京二)さんは『結婚への煩悶や男性中心社会への批判が感じられる。こういう問題意識は「苦海浄土」以降はなくなった。表現者として問題を乗り越える過程だったとわかる』と語る。」
朝日新聞 河原一郎氏、星賀亨弘氏

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報道の通り、「不知火をとめ」、「ひとりごと」他を収録の石牟礼道子さんの最新刊は11月下旬に刊行予定です。
詳細情報は、確定し次第、小社HPやPR誌『機』上で随時お知らせいたします。

WEBRONZAでJ・アタリ『世界精神マルクス』が絶賛書評!


「大冊ではあるが、ひじょうに読みやすい。マルクスの生涯も、貧乏に苦しむ一家の様子も、スキャンダルもさらりと書かれている。その後の権力闘争のなかで、マルクスの思想がいかにゆがめられていったかについても、ふれられている。時代背景もよくわかる。
……
マルクスとは世界精神にほかならなかった、と著者はいう。
それは国家や資本の側ではなく、民衆の側に立って、世界を根源から問うという精神だ。著者がのべるように「すべての人間が世界市民となり、最終的には世界は人間のために作られることになろう」というのが、マルクスの目標だったとすれば、たしかに、その灯はすっかり消えてしまったわけではない。マルクスを見直すための1冊である。」
木村剛久(著述家・翻訳家)氏
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2014年9月

9/27(土)『毎日』(夕)で石牟礼道子さんの未発表の第一作短編発見と報道!


「水俣病の受難を描いた『苦海浄土』(1969年)で知られる作家、石牟礼道子さん(87)=熊本市在住=が、戦後間もない47年に初めて書いたとみられる未発表の短編小説『不知火(しらぬい)をとめ』が見つかった。著者自身を思わせる女性が主人公で、封建的な家族関係における“近代女性”としての苦悩と葛藤を描く。水俣病を通して『近代とは何か』と問いかけてきた石牟礼さんの思考過程をうかがうことができる重要な作品と言えそうだ。
……
『不知火をとめ』と同時に、小説の習作や詩を書き連ねた計15枚の『ひとりごと』(46年12月〜47年7月)も見つかり、11月下旬に藤原書店(東京都)が刊行する単行本に併せて収められる。」
毎日新聞 鶴谷真氏

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報道の通り、「不知火をとめ」、「ひとりごと」他を収録の石牟礼道子さんの最新刊は11月下旬に刊行予定です。
詳細情報は、確定し次第、小社HPやPR誌『機』上で随時お知らせいたします。

9/26(金)午後10時からBS-TBS「THE歴史列伝 そして傑作が生まれた」で「帝都復興計画 後藤新平」放送!

9/4(木)、9/12(金)と二度にわたっての
NHK-BSプレミアム「英雄たちの選択」での、
「関東大震災 後藤新平・不屈の復興プロジェクト」が放送に続き、

9/26(金)午後10時から
BS-TBS「THE歴史列伝 そして傑作が生まれた」
「帝都復興計画 後藤新平」が放送予定!

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今回の列伝は都市計画の父と言われた男・後藤新平。
台湾、満州を近代都市へ変えたその手腕は
医師としての緻密な診断に基づくものであった。
その実績を買われ、東京市長に就任。
東京の町作りに乗り出すが、「大風呂敷」と非難され、挫折。
しかし、関東大震災が東京を襲った……
未曾有の危機に、後藤が描いた帝都復興計画とは!?

【ゲスト】加来耕三(歴史家・作家)
【案内人】六平直政・佐藤渚(TBSアナウンサー)
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『文藝春秋』10月号で池上彰さんがJ・アタリ『世界精神マルクス』を紹介!

『文藝春秋』10月号「連載 今月買った本」欄で、
池上彰さんがジャック・アタリ『世界精神マルクス』
大きく紹介!

「マルクスは、さまざまな読み方が可能な人間です。『世界精神マルクス』を書いたフランスのジャック・アタリは、こう書きます。『自由貿易とグローバリゼーションを弁護し、そして革命は、たとえ起こったとしても、資本主義をすべて乗り越えねば、実現などしないだろうと予言していたのだ』」
池上彰(ジャーナリスト)氏
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9/13(土)『朝日』(夕)で粕谷一希さん追悼記事掲載

9/13(土)『朝日』(夕)「惜別」欄で粕谷一希さん追悼記事が掲載。

「自らを『幸運な編集者』と呼んだ。人の紹介などで偶然出会った書き手との仕事が、大きく花開くことがあったからだ。
『中央公論』黄金期の1960年代、編集者として若い書き手を論壇に押し出した。歴史家の萩原延寿氏や国際政治学者の高坂正尭氏。文壇では塩野七生氏のデビュー作や、庄司薫氏の『赤頭巾ちゃん気をつけて』。
……
評論や評伝を10冊以上の本にした。最後の著書に伴走した藤原書店の藤原良雄社長は『人との邂逅の積み重ねが、粕谷さんを作った。その生涯が「人間」だ』。」

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【2014年10月の新刊予定情報】


2014年10月の新刊予定情報を更新しました。


【2014年9月の新刊情報】


2014年9月の新刊情報を更新しました。


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 現在、下記の募集を行っております。(2014年10月15日更新)



9/8(月)『東京・中日』で映画『花の億土へ』が大きく紹介!

9/8(月)『東京・中日』で、
映画『花の億土へ』が大きく紹介!

「石牟礼道子さんは、ミナマタの語り部だ。その語りを記録した映画『花の億土へ』が各地で公開されている。水俣事件や『3・11』が現代に落とした心の影に、不知火海の風土の中から紡ぎ出された言霊が、ほのかな明かりを投げかける。……
撮影期間は10年10月から13年3月まで。延べ約20時間のインタビューを中心に113分に編集した。
ほぼ全編が、石牟礼さんのインタビューと自作の朗読、四季折々、朝な夕なに姿を変える不知火海やその周辺、石牟礼さんの生まれた故郷、熊本県天草の風景だけで構成されている。
パーキンソン病の進行を押して語る石牟礼さんの表情は童女のように穏やかで、その言葉は音楽のように風景と響き合い、心に届く。
途中に挟み込まれた東日本大震災の映像が、水俣事件と重なり合って、経済成長と引き換えにこの国が失ってしまったものをあぶりだしているようだ。……」
論説委員 飯尾歩


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9/4(木)午後8時からNHK-BSプレミアム「英雄たちの選択」で「関東大震災 後藤新平・不屈の復興プロジェクト」放送!

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東京に壊滅的被害をもたらした関東大震災。
その復興を指揮した後藤新平。
100年先を見据えた首都大改造に立ちはだかった壁とは?
後藤の挑戦の今日的意味を探る。

関東大震災から91年。後藤の首都改造への挑戦が、3・11後の現在に問いかける意味を掘り起こす。
【司会】磯田道史・渡邊佐和子
【出演】赤坂憲雄・筒井清忠・中野信子・越澤明
【語り】松重豊
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2014年8月

8/25(月)『読売』「論壇誌」欄で『なぜ今、移民問題か 別冊「環」20』が大きく紹介!

8/25(月)『読売』「論壇誌」欄で、
『なぜ今、移民問題か 別冊「環」20』から
いくつも論考を取り上げ絶賛紹介!

「『人口減少』は、今や国内問題の根本をなす要素となっている。人口が激減すれば経済成長も社会保障制度の維持も困難になるからだ。政府は6月、『50年後の人口1億人維持』という目標を閣議決定。そのためか、出生率上昇に向けた議論に加え、『移民受け入れ』も踏み込んで語られ出した。

日本は出生率が上がらなければ50年後の人口が8700万人に減少する、22世紀には5000万人を下回る可能性も、といった推計を近頃目にする。……
「なぜ今、移民問題か」(別冊『環』20)は全編で移民を検討。……
人口減少と移民の是非は、日本とは何か、日本人とは何かという根本問題を突きつける。成り行きに任せず、国民的なテーマとして議論する時に来ているように思われる。」
文化部 植田滋
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『石牟礼道子全集・不知火』(全17巻・別巻一)全巻ご購入者特典につきまして

2004年の発刊から10年、この度、
石牟礼道子全集・不知火
(全17巻・別巻一)
が、最終巻別巻『自伝』の刊行をもって完結いたしました。
全巻ご購入のお客様には、著者自筆の「花を奉るの辞」を贈呈いたします。
各巻のオビに付いております請求券計18枚を揃えて小社までお送り下さい。(封筒に「全巻購入者特典請求」とご明記ください。)

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※既にたくさんの全巻ご購入者特典ご応募頂戴いたしております。お待たせいたしておりまして大変申し訳ございませんが、現在、鋭意製作途上でございます。9月上旬以降順次お手元にお届けできる予定でございます。今しばらくお待ちいただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

8/10(日)『読売』「読書委員が選ぶ『夏休みの1冊』」で『時代が求める後藤新平』が絶賛紹介!

8/10(日)『読売』「読書委員が選ぶ『夏休みの1冊』」欄で、
『時代が求める後藤新平』を橋本五郎さんが絶賛紹介!

「汲めども汲めども尽くせぬ後藤新平。100年先まで見通した『万能人』の限りない魅力を……100人を超える各界の識者が論じている。
後藤新平はなぜ偉大なのか。『文明全体を考える歴史の創造者』だったという故粕谷一希の言葉に尽きる。……」
橋本五郎(読売新聞社特別編集委員)氏
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また、8/9(土)『読売』「五郎ワールド」欄では
『〈決定版〉正伝 後藤新平』(全8巻)も大きく紹介!

「後藤新平の母、利恵子はわが子が心配だった。息子がすぐれた才能を持っていることにいささかの疑いもなかった。しかし豪放磊落で時に激しい言葉を発し、人を風刺揶揄して怒らせることがあることを懸念していた。それゆえ毎朝毎晩、仏壇の前に座って合掌、祈願した。
『どうか新平が言語動作を慎みまするように』
新平の女婿、鶴見祐輔の『正伝 後藤新平』ではこんな母の日常を描き、『愛児の言語の婉温ならんことを祈っていた』と書いている。
満鉄総裁や東京市長などを務め、関東大震災時には内務大臣として復興に尽くし今日の東京をつくった後藤新平。父実崇は65歳で亡くなったが、母は99歳まで生きた。66年間、母は子を、子は母を助けて暮らした。……」
橋本五郎(読売新聞社特別編集委員)氏
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2014年7月

7/26(土)『日経』で『福島FUKUSHIMA 土と生きる』の大石芳野さんインタビュー記事大きく掲載!

7/26(土)『日経』「福島経済特集」欄で
昨年の刊行来各紙誌絶賛の『福島FUKUSHIMA 土と生きる』
大石芳野さんインタビュー記事大きく掲載!

『土』奪われた無念 写す
被災者に心を重ねて

国内外で戦争や公害の地に生きる人々の姿を丹念に撮影してきた写真家の大石芳野さんは、東京電力福島第1原子力発電所の事故後、福島県に通い続けている。昨年、約2年間の仕事をまとめた写真集を出版した大石さんに『フクシマ』に寄せる思いを聞いた。」

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7/28(月)『毎日』で粕谷一希さん追悼記事掲載

7/28(月)『毎日』「悼む」欄で
奥武則さんによる粕谷一希さん追悼記事が掲載。

「……丸山論文に関する寄稿で、粕谷さんは『私は編集者として丸山眞男に「敬意と共に異論」を称えてきたのだが……』と書かれている。清水(幾太郎)氏の回では、『また大衆をアジることはやめてほしい』と、『右旋回』後の本人に直接言ったことが記されている。
粕谷さんは何よりも『節操』を大切にする言論人だった。」
奥武則 氏(法政大学教授・毎日新聞客員編集委員)

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7/26(土)『朝日』beで山本厚子『パナマ運河 百年の攻防』が紹介!

7/26(土)『朝日』be「再読 こんな時こんな本」欄で
山本厚子『パナマ運河 百年の攻防』
「記者のお薦め」として大きく紹介!

「ちょうど100年前に開通したパナマ運河を巡るノンフィクションの金字塔だ。戦時中に計画された日本軍の潜水空母による爆破作戦も絡め、叙事詩にように描かれる。」

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アルバイト募集


 現在、下記の募集を行っております。(2014年7月24日更新)



セレクション『竹内敏晴の「からだと思想」』(全4巻)完結! 完結記念セット特価!!


「ことば」は思念を写す道具か?
真にことばを掴んだ瞬間の鮮烈な経験を記した『ことばが劈かれるとき』著者として、また「他者」と出会い、生きようとする〈竹内レッスン〉主宰者として、「生きること」の常識を叩きつぶし、執拗に問い続けた、稀有の哲学者。
浮遊し変遷を続ける現代という舞台上で、己の「からだ」を唯一無二の拠点に、一人の存在者として、日本の戦後社会の硬直をしなやかに弾劾し続けた、比類なき不退転の定点観測者の足跡をたどる旅、遂に完結!
20140599Takeuchi-selection_conclusion.jpg この度、
セレクション 竹内敏晴の
「からだと思想」
(全4巻)
の完結を記念いたしまして、全4巻セットを通常14,256円のところ、完結記念セット特価11,000円(消費税・送料込)で申し受けます。
小社まで直接お申込み下さい。
(お申し込み期間2014年6月1日~9月30日)

『石牟礼道子全集・不知火』(全17巻・別巻一)遂に完結! 完結記念セット特価のご案内!!

@Ishimure_conclusion.jpg 2004年の発刊から10年、この度、
石牟礼道子全集・不知火
(全17巻・別巻一)
が、最終巻別巻『自伝』の刊行をもって完結いたしました。

完結を記念いたしまして、全17巻・別巻一全巻セットを通常154,440円のところ、完結記念セット特価100,000円(消費税・送料込)で申し受けます。(終了いたしました。)
小社まで直接お申込み下さい。
(お申し込み期間2014年6月1日~10月20日)


また、本『全集』では、染織家で紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)の志村ふくみさんによる本藍染め布クロスで実際に装った〈限定特装版〉を、各巻限定30部・頒価各5万円でご用意いたしております。残部僅少。
こちらも、完結を記念いたしまして、完結記念特価で申し受けます。
詳細お問い合わせ、お求めは小社まで直接お願いいたします。
@Ishimure_special-edition_handbill_1+2.jpg 特装版お申込みチラシはこちら(-.pdf)


7/8(火)『朝日』でエマニュエル・トッド氏来日関連記事大きく掲載!

7/8(火)『朝日』で、
「グローバル化『国家復活』導く
仏の人類学者・エマニュエル・トッド氏に聞く」

「歴史認識・移民、どう対応 日仏文化サミット」と題し、
エマニュエル・トッド氏来日関連記事が大きく掲載!

「人、モノ、カネが国境を超えて自由に行き交う『グローバル化』が言われるようになって久しい。欧州では国家を超えた共同体の枠組みすら現実化している。ところが、フランスの人類学者で歴史家のエマニュエル・トッド氏は『今、復活しているのは国家だ』と指摘する。世界的なベストセラー『帝国以後』の著者の目に、日本とそれを取り巻く世界はどう映っているのか。」

「高齢化は日本とフランスがともに直面している課題だ。28日午後の『社会・人口学的変化』のセッションでは、人口減少に直面する日本にとって、カギを握る施策とみられている「移民受け入れ」をどうすべきか――が話し合われた。
……『帝国以後』などの著作で、世界的に知られる歴史家のエマニュエル・トッド・仏国立人口統計学研究所研究員は『国の成功は移民の流入で計れる。米国がそうだ』として、日本も移民を受け入れるべきだと提案。『日本では不思議なくらい肌の色の違いに対する反応がある。日本は内向きの心理的傾向が深い。(このままでは移民を受け入れ始めた)韓国に人が流れる』と日本の問題点も言及した。」
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2014年6月

6/29(日)『読売』で石牟礼道子『石牟礼道子全集・不知火』完結が紹介!

6/29(日)『読売』「本よみうり堂」書評欄
「レイチェル・カーソン没後50年 新しい光」で
石牟礼道子『石牟礼道子全集・不知火』完結
石田千さんに紹介!

「……目に見えない空気から、水や土、そして言葉を持たない動植物へ。自然の被害は、連鎖をたどります。カーソンは、友人の手紙で小鳥たちが消えたことを知り、おなじように、石牟礼道子さんは、水俣の猫の奇病から、『苦海浄土』へ。生きものの訴えをきく感性を持つふたりは、ともに代弁者として、筆を握りました。
 石牟礼さんは、五月に全集(藤原書店)が完結最終巻の自伝は、豊かな不知火の海が公害病に覆われるなかでも、自省と自然のへの感謝を忘れない水俣のひとびとに、光のようなまなざしが降りそそいでいます。」
石田千

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6/29(日)『読売』で粕谷一希『粕谷一希随筆集 1 忘れえぬ人びと』が絶賛書評!

6/29(日)『読売』「本よみうり堂」書評欄で
粕谷一希『粕谷一希随筆集 1 忘れえぬ人びと』
宇野重規さんに絶賛書評!

「先日亡くなった著者は、まぎれも無く稀代の編集者であった。優れた編集者は、時代の思想的文脈をつくる。……著者にとって忘れえぬ人々を論じた文章を集めた本書は、まさに壮大な昭和思想史にほかならない。現代の日本社会は、大きな思想的文脈を見失いつつあるのではないか、そのような著者の危惧が、残された人間に重くのしかかる。」
宇野重規

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6/28(土)~ 渋谷アップリンクにて石牟礼道子主演映画『花の億土へ』公開上映!


6/28(土)から渋谷アップリンクにて
石牟礼道子主演映画 『花の億土へ』 公開上映開始!
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[上映館] 渋谷アップリンク
    東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル
    Tel.03-6825-5503

[上映期間] 2014年6月28日(土)
    上映時間等、詳細は上映館にお問合せ下さい

[物販コーナー] 公開初日に先駆け、関連商品の販売開始! 販売コーナー2.jpg


【本作品について】
文明化する日本社会の中で起きた水俣水銀中毒事件をモチーフに、「近代とは何か」を現代人に突きつけた名著『苦海浄土』。
本映像作品は、その作者として知られる石牟礼道子さんに、来るべき世について語っていただいた最後のメッセージである。
この数年われわれは、不知火海の地に住む石牟礼さんを幾度も訪ねた。
今パーキンソン病に苦悶しつつ日々を送っておられる石牟礼さんから、文学とは何か、詩とは何か、新作能の新たな構想、最後に文明社会のゆくえなどを語っていただいた。
その中で石牟礼さんは「祈り」や「犠牲」という、われわれ現代人が失くしてきた言葉を強調された。
映像は、水俣・天草・不知火海はいうまでもなく、60年代の水俣漁村の風景も用い、それに金大偉の独創的な音楽を加えた。
2011.3.11の東日本大震災もこの作品の中で描かれている。
水俣や福島で起きた事件について、 石牟礼道子はわれわれにいかなる言葉を伝えようとするのか。

6/21(土)『日経』(電子版)「水野和夫の読書塾」欄でF・ブローデル『地中海』が大きく紹介!


「……21世紀の日本の将来を考えるには、イタリア・ジェノバの超低金利の背景を探ることが不可欠だ。なぜなら、『長い16世紀』(1450~1640年)における中世から近代への移行プロセスをダイナミックに著したフェルナン・ブローデルの『地中海』を読めば、近代システムの限界が明らかとなって、次のシステムへの移行プロセスの真っ只中にいることがよくわかるからである。……」
水野和夫

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6/14(土)『読売』「五郎ワールド」欄に橋本五郎さんの粕谷一希さん追悼コラム掲載!

6/14(土)『読売』「五郎ワールド」欄に
橋本五郎さんの粕谷一希さん追悼コラム掲載!
先月発刊の『粕谷一希随想集』(全3巻)もご紹介いただきました。

「……粕谷さんは、哲学への深い理解と確固たる歴史観に裏打ちされた思想家でもありました。それは奇しくも亡くなられた日が発行日となった『粕谷一希随想集1 忘れえぬ人びと』(藤原書店)に凝縮されています。……」
橋本五郎

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6/16(日)『読売』でエルヴェ・ル・ブラーズ+エマニュエル・トッド『不均衡という病』が絶賛紹介!

4/20(日)『毎日』「今週の本棚」欄で鹿島茂さんに、
5/25(日)『日経』では山田鋭夫さんに、
そして6/8(日)『東京中日』でも絶賛書評された
エルヴェ・ル・ブラーズ+エマニュエル・トッド『不均衡という病』
今度は6/16(日)『読売』で宇野重規さんに絶賛書評!

「……先日の欧州議会選挙では、何と移民排斥を訴える極右の国民戦線が最大勢力になってしまった。あのフランスも、ついに変わってしまったのか。多くの人がそう思ったはずである。
とはいえ、この問題をじっくり考える上で、格好の本がある。……使う手法は人口統計学。フランスの各地の人口、家族形態、学歴、職業などを歴史的に調べ上げ、精密な地図を描き上げる。この地図に基づいて、現代フランスに起きている社会現象を説明してみせようというわけだ。……
……日本にも示唆するところの大きい一冊」
宇野重規

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アルバイト募集


 現在、引き続き下記の募集を行っております。(2014年3月20日更新)



2014年5月

『石牟礼道子全集・不知火』(全17巻・別巻一)遂に完結! 完結記念セット特価のご案内!!

@Ishimure_conclusion.jpg 2004年の発刊から10年、この度、
石牟礼道子全集・不知火
(全17巻・別巻一)
が、最終巻別巻『自伝』の刊行をもって完結いたしました。

完結を記念いたしまして、全17巻・別巻一全巻セットを通常154,440円のところ、完結記念セット特価100,000円(消費税・送料込)で申し受けます。(終了いたしました)
小社まで直接お申込み下さい。
(お申し込み期間2014年6月1日~10月20日)


また、本『全集』では、染織家で紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)の志村ふくみさんによる本藍染め布クロスで実際に装った〈限定特装版〉を、各巻限定30部・頒価各5万円でご用意いたしております。残部僅少。
こちらも、完結を記念いたしまして、完結記念特価で申し受けます。
詳細お問い合わせ、お求めは小社まで直接お願いいたします。
@Ishimure_special-edition_handbill_1+2.jpg 特装版お申込みチラシはこちら(-.pdf)


セレクション『竹内敏晴の「からだと思想」』(全4巻)完結! 完結記念セット特価!!


「ことば」は思念を写す道具か?
真にことばを掴んだ瞬間の鮮烈な経験を記した『ことばが劈かれるとき』著者として、また「他者」と出会い、生きようとする〈竹内レッスン〉主宰者として、「生きること」の常識を叩きつぶし、執拗に問い続けた、稀有の哲学者。
浮遊し変遷を続ける現代という舞台上で、己の「からだ」を唯一無二の拠点に、一人の存在者として、日本の戦後社会の硬直をしなやかに弾劾し続けた、比類なき不退転の定点観測者の足跡をたどる旅、遂に完結!
20140599Takeuchi-selection_conclusion.jpg この度、
セレクション 竹内敏晴の
「からだと思想」
(全4巻)
の完結を記念いたしまして、全4巻セットを通常14,256円のところ、完結記念セット特価11,000円(消費税・送料込)で申し受けます。
小社まで直接お申込み下さい。
(お申し込み期間2014年6月1日~9月30日)

5/25(日)『日経』「半歩遅れの読書術」欄で速水融『歴史のなかの江戸時代』が紹介!

5/4(日)『日経』「半歩遅れの読書術」欄で
速水融『歴史のなかの江戸時代』を中西寛さんが絶賛紹介!

「しかし最近になると、鎖国再評価論に対する反動ないし反省が改めて出ているようだ。……70年代に江戸再評価論を広めるきっかけになった歴史人口学の速水融による対談集『歴史のなかの江戸時代』(藤原書店)が最近、増補再刊されたが、そこで速水は近年の過剰とも思える江戸期賛美に対しては、江戸期の暗黒面も指摘する必要を感じる、といった感想を漏らしている。」
中西寛(国際政治学者)氏

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5/25(日)『日経』でエルヴェ・ル・ブラーズ+エマニュエル・トッド『不均衡という病』が絶賛紹介!

4/20(日)『毎日』「今週の本棚」欄で鹿島茂さんが絶賛書評された
エルヴェ・ル・ブラーズ+エマニュエル・トッド『不均衡という病』
今度は5/25(日)『日経』で山田鋭夫さんに絶賛書評!

地域の盛衰決める基底、地図で分析
「著者の一人トッドはすでに『世界の多様性』などで、世界各地の家族構造とイデオロギー的深層の関係を分析していた。グローバルビジネスの時代、各国各地をその心性の根底にまで降り立って理解することが求められている。トッド作品はそのための必読書であろう。」
山田鋭夫

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【2014年5月の新刊情報】


2014年5月の新刊情報を更新しました。


5/13(火)『朝日』(夕)で大田堯さんインタビュー記事大きく掲載!

5/13(火)『朝日』(夕)「文芸・批評」欄で
大田堯さんインタビュー記事が大きく掲載!

「教育研究者・大田堯の著作と語りを収めた『大田堯自撰集成』(全4巻、藤原書店)の刊行が進んでいる。自作の“全集”化を拒んできた96歳の著名学者が、なぜ自選集を出したのか。社会状況が予想以上に悪くなってきたからだ、と大田は語っている。……」
編集委員・塩倉裕 氏

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5/11(日)『日経』「今を読み解く」欄で木村汎『メドベージェフvsプーチン』が紹介!

刊行時各紙誌絶賛紹介された
木村汎『メドベージェフvsプーチン』が、
5/11(日)『日経』「今を読み解く」欄で
袴田茂樹さんに絶賛紹介!

「……さてロシア論だが、ロシアへの編入の賛否を問うクリミアの住民投票が3月16日に行われた。その翌日、本紙(『日本経済新聞』)はロシアのクリミア併合に関して、プーチンは『即編入で国内での得点を狙う』と断言する木村汎氏の見解を、別の見解と並べて掲載した。翌3月18日に、プーチンはクリミア併合を宣言した。木村氏の見解は、ロシア専門家の中でも少数派の的確な予言だった。氏は北方領土問題についても、『プーチンが日本に利する形で返還に応じることはない』と断言するが、筆者も同感だ。
ここで木村氏の大著『メドベージェフvsプーチン』(藤原書店・12年)を紹介したい。現在のウクライナ問題を理解するためには、氏のプーチン論、グルジア戦争論などが、たいへん示唆に富んでいる。氏は冷徹なプーチンをリアリストの眼で見ている。木村氏からすると、欧米ではリアリストの典型と見られているチャーチルでさえも、国益中心のプラグマティストなのである。面白い観点だ。……」
袴田茂樹

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5/4(日)『日経』「半歩遅れの読書術」欄でジル・ドスタレール『ケインズの闘い』が絶賛紹介!

5/4(日)『日経』「半歩遅れの読書術」欄で
ジル・ドスタレール『ケインズの闘い』を中西寛さんが絶賛紹介!

「一般的には、ケインズは先世紀の代表的な経済学者として、尊敬されはするが過去の偉人という扱いかも知れない。しかし第一次世界大戦期の国際政治に関する研究の過程でケインズの著作に触れるようになった私にとって、ケインズは卓越した時局評論家としての印象が強く、今も彼の文章はみずみずしく、示唆に富んでいる。
……
私はケインズの時事評論の能力の基礎は、彼が若い時代に過ごしたケンブリッジの仲間たちとの交流と、当時最先端の哲学に徹底して取り組んだことがあるのだと思う。……ジル・ドスタレール『ケインズの闘い』(鍋島直樹・小峰敦監訳、藤原書店)は、社会の総体的な理解を追求したケインズの仕事を哲学、政治、経済学、芸術に整理し、大著ながら飽きさせない。」
中西寛(国際政治学者)氏

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5/4(日)『毎日』で『内田義彦の世界』が絶賛紹介!

5/4(日)『毎日』「今週の本棚」欄で
『内田義彦の世界』が絶賛書評!

「経済思想史家の内田義彦が亡くなって、すでに四半世紀が過ぎた。その内田の投げかけたメッセージは、途切れることなく、深く浸透しているようだ。経済学に関心を寄せる人たちだけではない。はるかに広い分野の人たちに、その問いかけが、受け止められてきた。
……
内田義彦は経済思想史家であったのだが、実は、経済学という場を借りて、生きるということの意味、学ぶということの意味を、専門家だけではなく、一般素人にも届くように『作品としての社会科学』を、渾身の力を込めて作成していたのだということが、思い知らされる。……」

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2014年4月

映画『花の億土へ』上映情報


映画『花の億土へ』
出演:石牟礼道子(いしむれ・みちこ)
監督・構成・撮影・編集・音楽:金大偉(きん・たいい)
ナレーション:米山実
音楽ゲスト:大倉正之助/原郷界山
写真提供:桑原史成
プロデューサー:藤原良雄
制作:藤原書店
2013年度作品/113分/ハイビジョン/16:9



【本作品について】
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未来はあるかどうかはわからないけれども、希望ならばある。
文明の解体と創世期が、いま生まれつつある瞬間ではないか。

文明化する日本社会の中で起きた水俣水銀中毒事件をモチーフに、「近代とは何か」を現代人に突きつけた名著『苦海浄土』。
本映像作品は、その作者として知られる石牟礼道子さんに、来るべき世について語っていただいた最後のメッセージである。
この数年われわれは、不知火海の地に住む石牟礼さんを幾度も訪ねた。
今パーキンソン病に苦悶しつつ日々を送っておられる石牟礼さんから、文学とは何か、詩とは何か、新作能の新たな構想、最後に文明社会のゆくえなどを語っていただいた。
その中で石牟礼さんは「祈り」や「犠牲」という、われわれ現代人が失くしてきた言葉を強調された。
映像は、水俣・天草・不知火海はいうまでもなく、60年代の水俣漁村の風景も用い、それに金大偉の独創的な音楽を加えた。
2011.3.11の東日本大震災もこの作品の中で描かれている。
水俣や福島で起きた事件について、石牟礼道子はわれわれにいかなる言葉を伝えようとするのか。


【監督より】
原郷の色彩と光から発せられる鎮魂映像詩として
21世紀になった今も、世界では紛争・テロや様々な混乱および環境破壊などが続いている。こうした中、石牟礼道子の世界を映像化することによって、一連の強い問題提起をなすことができる。本作品では、その文学世界の広がりや歴史性、美学性、宗教性、そして「文明の毒」としての公害である「水俣病事件」の意味などを深々と掘り下げることをテーマとする。作中では、石牟礼氏への多元的なインタビューや作品の語りを多用。また不知火海の四季の風景やイメージ映像による構成は、詩人・作家である彼女の最終メッセージであると同時に、「幻想的リアリズム」としてのドキュメント映像詩でもある。
本作は現在、また近い将来、人々が自然との共生において最も必要とする、石牟礼世界から発せられる深い啓示を明かす新しい映像表現と捉えることも可能である。鎮魂の世界の深層から呼び起される不知火海――そこに浮かび上がる「あの世」と「この世」の時空、過去・現在・未来の時空、さらに「光」が循環する姿。そこに夢と希望が秘められている。
私はこの制作を通じて、自分の内面に向かって、あるいは魂へ向かって旅をするような感覚を体験した。何か重いものを背負っているように感じると同時に、進む方向には仄かな光があるかのように見える。すべての生き物が共生できるように、人々は夢と希望を持って、他者への祈りや祝福をしなければならない。これは純粋な初心に還ることでもある。希望はまだ精神の火のように灯されており、それが消えない限り、人々は共生の循環のなかに居続けることができるであろう。
監督・金大偉


【上映情報】
■ シアター上映・自主上映のご依頼、随時受け付けております。
 こちらよりご連絡、お問い合わせください。
■ 新しい上映情報は、随時更新いたします。
 ・2013年11月25日
  新宿区立新宿文化センター 小ホール(完成披露上映会)
 ・2014年2月22日~3月7日
  熊本市・Denkikan(シアター上映)
 ・2014年3月26日
  神奈川県秦野市・「手打ち蕎麦くりはら」(自主上映)
 ・2014年6月28日~7月11日
  渋谷UPLINK(シアター上映)
 ・2014年7月21日
  文京シビックセンター 小ホール
  (『石牟礼道子全集・不知火』完結記念シンポジウム)
 ・2014年7月26日~8月8日
  名古屋市・シネマスコーレ(シアター上映)
 ・2014年7月26日~8月8日
  大阪市淀川区十三・シアターセブン(シアター上映)
 ・2014年8月3日
  長野県大町市・信濃の国 原始感覚美術祭2014(自主上映)
 ・2014年12月19日
  渋谷区表参道・游龍の館 EX・LOUNGEで上映(自主上映)
 ・2015年1月17日~2月6日 連日10:20より上映
  ポレポレ東中野で上映(シアター上映)
 ・2015年1月22日
  福岡KBCシネマで1日限定上映(シアター上映)
 ・2015年2月14日
  富山県民共生センター(サンフォルテ)303で上映(自主上映)
 ・2015年3月10日~3月11日
  練馬区・第4回江古田映画祭で上映(映画祭)
 ・2015年4月25日
  千葉市美浜区・cafeどんぐりの木で上映(自主上映)
 ・2017年1月2日~1月13日
  大阪市淀川区十三・淀川文化創造館シアターセブン
  『海霊の宮』との日替上映(シアター上映)
 ・2018年6月23日~6月29日 連日18:00より上映
  ポレポレ東中野で上映(シアター上映)



【石牟礼道子とは】
1927年、熊本県天草郡に生れる。詩人。作家。『苦海浄土――わが水俣病』が、文明の病としての水俣病を鎮魂の文学として描き出しとたして絶賛。73年マグサイサイ賞。86年西日本文化賞。93年『十六夜橋』で紫式部文学賞。01年度朝日賞。『はにかみの国――石牟礼道子全詩集』で02年度芸術選奨文部科学大臣賞。藤原書店より刊行されたものとして、『石牟礼道子・詩文コレクション』(全7巻)、初の自伝『葭の渚』、本作品撮影時の語りの全てを収めた単行本『花の億土へ』ほか著書多数。04年4月から刊行された、『石牟礼道子全集・不知火』(全17巻・別巻1)が14年5月に完結(藤原書店)。


【各界からのコメント】
久保田好生さん(東京・水俣病を告発する会)
大病から蘇った石牟礼さんは、生類や精霊に溢れていた前近代の視座から、現在を「絶滅と創生のせめぎあい」と見る。水俣病患者の持続的な闘いもこの映像の語りも、3.11後の我々には「花あかり」のような希望だ。

西舘好子さん(日本子守唄協会・理事長)
今、私たちは過去を敬うことも、未来に託す心も、現世にある命の架け橋の使命さえ自覚できなくなっている。そんな私たちに石牟礼さんの感性は「あなたの命は?」とぐさりと心臓に突き刺さるほど強烈で激しく問いかけてきた。見事な自然の影像と幻霊がこめられた音楽のなかでの、全てを甘受しながら人間の罪に容赦ない切れ味でせまる石牟礼さんの言葉に私はたじろぐ。まさに石牟礼ワールド、不思議な魂の浄化作用の凝縮だ。

岡田孝子さん(NPO法人 現代女性文化研究所)
水俣、不知火海の映像に石牟礼さんの語りが重なる。“毒”で痛めつけられながらも、なんて豊かな健気な自然なのだろう。しかし、これからの時代はどうなのか。自然との共生――石牟礼さんの思いを深く胸に刻みたい。

岩岡中正さん(熊本大学名誉教授)
水俣の紺碧の海の色と波音を背景に、切々と説く石牟礼さんの魂の声に深く打たれた。これは、水俣病に3・11の原発汚染を重ねつつ説く、犠牲と絶望を超える来世への花あかりの文学であり、一縷の希望の文学である。

ブルース・アレンさん(聖泉女子大学 文学部英語英文学科 教授)
『花の億土へ』は石牟礼道子の世界を幅広く理解するために不可欠な映画です。 生、死、自然、希望、祈り、文学、和解、過去,現在、将来――石牟礼さんは様々な角度からこの美しくも危機に瀕する世界の可能性について語ってくれます。

野田研一さん(立教大学大学院 異文化コミュニケーション研究科 教授)
痛みと悼みの感覚から発せられる石牟礼さんの声の世界
痛みと悼みの感覚から発せられる石牟礼さんの声。映像は、そのような声と語りのまなざす風景を引き寄せ、寄り添い続ける。不意によぎる鳥影、植物が抱き寄せる風、水の無窮動。静謐、そして微かに動くものたちの気配。


【お客様からのコメント】
●水俣病という病名くらいしか、正直知らなかった。石牟礼道子さんのつむぎ出す言葉で涙にあふれた。「祈る」――他人の人生を自分が背負うことはできないが、手を合わせ、温もりを届ける気持ちで、遠くまでつながるように、これからも祈りたい。

●水俣と福島原発、未だにずっと被害は続いているのに、一見、時間とともに記憶から次第に薄れてゆくように感じています。たくさんの人に観ていただきたい作品だと思いました。まずは知ることから身近に感じてほしいと思います。

●「赦す」こと、「チッソは自分である」、神様のこと……いろいろと深いお話でした。水俣病の人々の「赦す」という言葉がとても印象的でした。きれいな映像と石牟礼さんの言葉がマッチしていて、とても良かったです。

●“他者の苦しみへの責任”――他者の苦しみへの感度が3.11以後すこし高くなっている世の中だからこそ、いま石牟礼文学が求められているのではないかと思いました。

●映像がたいへん美しく、石牟礼さんの言葉やたたずまいが上品で可愛らしくユーモアがあり、人間のおかした過ち、罪、深い苦しみへの寄り添い、憎しみと許すこと、生類への愛情――私の心の中にある様々な想いを揺さぶられ、清められ、癒される気がしました。ありがとうございます。観に来て良かったです!!

●水俣病や福島の犠牲者の方々を自分の身代りだと思えたと同時に、いつ自分が同じ立場に立たされるか分からない恐怖を感じました。弱者という見方を改めたいと思います。

●このように美しく、哀しく、ほのかな希望を灯してくださる映像をありがとう!

●どうして何の罪もない人が、この世の苦しみを一身に背負わなくてはならないのだろう。「他人事ではなく自分の事に」と思う人が増えるように、と思います。原発の問題も、水俣病を始めとする問題も根っこは同じだと思います。美しい映像に石牟礼さんの声はとても落ち着いて、しっかり集中して観れました。幅広い年齢の方に観てほしい内容だと思いました。

●観たかった映画です。石牟礼さんの言葉と、水俣の海、島や木、空や雲の映像、それと音楽が、すべて語っているようでした。単なるインタビュー映画ではなく……ということで、とても感動いたしました。どうしたら本当に福島や東北の悲劇(というより、私たち日本の、地球の悲劇ですが)に向き合うことになるのか。映画、ありがとうございました。

●石牟礼さんの広い知識と視界と許しと覚悟が、まだまだ私には全てを理解することはできませんでしたが、観ることができてよかったです。全ては繋がっているのですね。水俣も原発も。これから世界はどうなっていくのでしょうか。

●弱者に対する石牟礼さんの温かい目と、鋭い感性に驚きです。

●とても美しい静かな映画でした。水俣の白黒写真は、まさにその時代・子供時代をすごした私にとって、あそこに移っていた子供は自分かもしれないと感じました。海・草・木・空、そこにある自然と人間を語られた石牟礼さんの昔の話、この世のあらゆるところに神さまがいるという思いを実感しました。静かな中にも、私たちが考えなければならない今の社会のあやうさを示されて、背中の伸びる思いです。何回でも観たい映画です。

●大変感動いたしました。「希望」を持っていいんだな、ということが分かり、日々とりまぎれて忘れていた多くの想いがよみがえり、姿勢を正しました。

●映画の冒頭に近いところで水俣の音の写真が挿入されていて、昔の生活を語る石牟礼さんの話と重なり、時代は違えど多くの人々に共感を与えられるのでは、と思う。石牟礼さんの眼の光が力強くて印象深く説得力があり、ぜひ世界の人にも見てもらいたいと思う。

●映像がとても美しい映画でした。石牟礼さんのことは、このドキュメンタリーではじめて知りました。大切なことだと思います。多くの方に、このような方がいらっしゃることを知ってほしいと思いました。

●映像の美しさを第一に感じた。この星の美しさを、朝露にぬれる名もない小花たちの薄灯りにとらえた言葉が印象的だった。

●石牟礼さんの『苦海浄土』はまだ幼いときに読んだが、水俣病を知ったきっかけで衝撃的な内容だった。その石牟礼さんの今を知ることができ、また作品の底にある思想を知れて良かったと思う。『苦海浄土』を読み直すとともに、その後の石牟礼さんの作品もぜひ読んでみたいと思えた。

●石牟礼さんの言葉は、一つ一つが身体中で聞く言葉ですね。私たちが、本当に大切にしなければいけないものを見せてくださったような気がします。水俣も福島もどちらも全く解決されていないのに、それを忘れようとする政府にあらためて怒りを感じました。

●何も解決していない水俣の地で、命の大切さを慈しみ尊び考え続けている石牟礼さんの姿勢に感動するばかりでした。

●私が(70歳)が若い頃、まさに水俣病の人たちとチッソとの闘争が繰り広げられている時期でした。心を痛めたのに、今はもう昔の事にしている自分に気づかされました。映画が進んでいく中、福島と同じだと感じながら観ていたら、やはりそのことが取り上げられていました。自然が破壊されていく、そして、人が人でなくなっていく恐ろしさを思わされました。石牟礼さんが、まだ光を見ていらっしゃることが嬉しく感じられました。いい映画でした。映像も、音楽も。

●石牟礼道子さんの世界がどこに根ざしているのか、映像と語りからとてもよく伝わってくる感動的な映画でした。「悶え神」という、困っている人・苦しんでいる人に寄り添う神というものが今こそ必要とされる時代なのではないか。フクシマもヒロシマもオキナワも、弱者に寄り添う心から出発したいと思う。

●きっぱりと訴え続けている。それは、何かとても大きな力を受けて、それに動かされるかのように続けられている、と感じました。自分の姿勢が問われる映画だと、強く感じました。

●観れて良かったです。ありがとうございます。水俣のことも、石牟礼さんのことも、ほとんど存じ上げず参加しましたが、ちゃんと知りたいと思いました。色々なところにある、悶え神の物語に耳を傾けられる人になりたいです。

●最初から最後まで息詰まる思いで拝見させていただきました。そんな中で、水俣のことを60年前という事実さえ今日初めて知りました。物事を知らないでいることは実に恐いものだと痛感しました。今後は特に「気づく」ことが重要かと思います。

●美しい映画をありがとうございました。福島の人、水俣の人が人柱となって、今の私たちがあると肝に命じました。祈ることは“寄り添うこと”とおっしゃられたことに感じ入り、祈ることなら自分にも、誰にでもできることだと思いました。

●水俣はまだ終わっていない。印象に残りました。色々なことの根源はみな通じている。日本の、世界の、人類の方向性、生き方のこと。


【石牟礼道子映像ライブラリー】
〈DVD〉「海霊の宮」
〈DVD〉「しゅうりりえんえん――水俣 魂のさけび」

【その他関連情報】
■2014年1月
 石牟礼道子『葭の渚 石牟礼道子自伝』刊行!
■2014年2月
 石牟礼道子『神々の村〈新版〉 「苦海浄土」第二部』刊行!
■2014年3月
 単行本『花の億土へ』刊行!
■2014年5月
 『石牟礼道子全集・不知火』(全17巻・別巻一)完結!
■2014年11月
 石牟礼道子『不知火おとめ 若き日の作品集1945-1947』刊行!
■2015年1月
 高銀・石牟礼道子『詩魂』刊行!

【2014年4月の新刊情報】


2014年4月の新刊情報を更新しました。


アルバイト募集


 現在、引き続き下記の募集を行っております。(2014年3月20日更新)



4/21(月)『日経ビジネスOnline』でエマニュエル・トッド氏インタビュー記事大きく掲載!


「フランスを代表する知識人、エマニュエル・トッド氏は、前回のインタビューで、『ユーロを生みだしたフランス経済は、ユーロによって破壊された』と述べた。経済だけでなく、政治的にもドイツに頭が上がらない。
だが、唯一、うまくいっている分野がある。出生率だ。フランスでは政府の教育費無料化などの施策によって所得階層のすべてで出生率が上昇している。フランスと対照的なのが日本。歴史人口学者として、きつい警告を日本政府に発する。」
聞き手=黒沢正俊(出版局編集委員)

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4/20(日)『毎日』でエルヴェ・ル・ブラーズ+エマニュエル・トッド『不均衡という病』が絶賛紹介!


「本書は家族人類学者エマニュエル・トッドと人口統計学者エルヴェ・ル・ブラーズが共同で市町村の統計に基づいた地理的・行政的なフランス地図を作成し、『現在の問題』を可視化して分析を加えた人口統計学の研究書であるが、その射程は驚くほど大きく、来るべき未来社会を占う最善の指南書となっている。
……フランスのあらゆる問題を統計的マッピングで可視化し、その根源的な古層を浮き彫りにし、最後は国民全体の右傾化を取り上げて国民戦線(FN)の未来を占うところまで行くが、最終的結論は『危機と懐疑の状況にあって、人類学的・宗教的基底の役割は、かえって強まっている』であり、『その深層部分において、フランスはそれほど具合が悪くはない』である。学問の重要性を否応なく実感させてくれる汎用的な研究。日本でも広く読まれることを期待したい。」
鹿島茂

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4/20(日)『朝日』「著者に会いたい」欄でも石牟礼道子『葭の渚 石牟礼道子自伝』が絶賛紹介!


「……水俣病に侵され、近代化によって失われる以前の、豊かな自然や懐かしい人たちと交感した時代の描写がすばらしい。自伝的な物語『椿の海の記』『あやとりの記』に書かれていない細部の記憶も総動員される。『道子節』は理路整然とした記述からほど遠く、過去と現在、時には未来まで筆の赴くままに往還する。
……あれほど豊かだった不知火の世界を奪った近代とは何なのか。私は、今の世の中に合わないのではないか――そんな声が行間から聞こえてくる。泣きなが原をひとり歩む詩人の、後ろ姿を見る思いがした。」
白石明彦 氏(文と写真)

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『サンデー毎日』4/6特大号で2014年第33回土門拳賞受賞の桑原史成『水俣事件 The MINAMATA Disaster』が大きく掲載!

4/16(水)都内で授賞式が行われました
2014年第33回土門拳賞受賞の
桑原史成『水俣事件 The MINAMATA Disaster』
が、『サンデー毎日』4/6特大号でも大きく紹介!


「受賞作は、1950年代に不知火海沿岸・水俣で突如発症した公害病の惨禍を半世紀あまり記録し続けた報道写真家の集大成。のちの世代に『病気の話か』と誤解させないために『水俣事件』とした。
桑原氏は1960年から水俣に足繁く通い、患者とその家族、抗議集会、裁判、慰霊祭での政治家の表情など、事件の半世紀を撮影した。この膨大な写真記録からは、水銀汚染の恐ろしさとともに大惨禍に翻弄されながらも淡々と生き抜いてきた人々の姿が浮かび上がる。水俣病発症から60年余り、2013年4月に被害者救済の道を大きく広げた最高裁認定が出たのを機に、記録に徹して編まれた写真集と写真展は、私的な写真があふれる日本の写真界に大きな刺激と重みを与えた。」

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『週刊朝日』4/25号でも石牟礼道子『葭の渚 石牟礼道子自伝』が絶賛書評!


「自伝として綿密に整えられたものではないけれど、時系列に沿って進んでゆく水俣の暮らしのエピソードの連なりが、石牟礼道子という類い稀な魂の形成過程を明らかにしてゆく。はにかみの人であると同時に、笑い出したくなるほどに型破りな変な人、天然ということばを用いれば超天然である。……」
芹沢俊介 氏(評論家)

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4/14(月)『日経ビジネスOnline』でエマニュエル・トッド氏インタビュー記事大きく掲載!


「歴史人口学という学問分野がある。個人の出生・結婚・死亡のデータを調べて社会の変化を分析する。1976年、『最後の転落』(La Chute finale)という著書がフランスで出版された。著者はエマニュエル・トッド氏。25歳の新進気鋭の歴史人口学者だった。
 トッド氏はソビエト連邦の乳児死亡率の高さに注目し、『ソビエト連邦は崩壊する』と大胆に予想した。当時は米ソ冷戦の真っ只中にあり、社会主義圏の盟主としてのソ連の政治体制は盤石に見えた。トッド氏の予想通り、1991年、ソ連は崩壊した。
 トッド氏は2002年、『帝国以後』(Apres l'empire)を出版した。ソ連に勝利した超大国、米国を分析し、「米国は衰退に向かっている」と予想した。同書は世界的なベストセラーとなっている。イスラム圏での識字率の向上、出生率の低下などから近代化の兆候を読み取り、チュニジア、エジプトなどで起きた『アラブの春』を予言してもいる。  今、クリミアをめぐるロシアとウクライナの対立など、ヨーロッパが世界の焦点となっている。トッド氏が予想した『帝国以後』の状況である。このほど、11回目の来日をしたヨーロッパを代表する知識人トッド氏に世界の現状について話を聞いた。」
聞き手=黒沢正俊(出版局編集委員)

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4/13(日)『読売』で石牟礼道子『葭の渚』と『花の億土へ』が絶賛紹介!

既に各紙誌絶賛の石牟礼道子『葭の渚 石牟礼道子自伝』と、
最新刊の石牟礼道子『花の億土へ』を、
4/13(日)『読売』で若松英輔さんが絶賛書評!

「水俣病運動の真っ只中にあったとき、石牟礼道子は叡智を求めて足尾銅山で戦った人々の軌跡に学んだ。震災後の日本を考えるとき私たちは、今も水俣の患者と共にある石牟礼の言葉に何かを見いだすことができるのではないか。……これら二つの著作は、内部で分かちがたく結びついている。むしろ、二作を一巻の作品として読むことで、はじめて見えてくる豊穣な言葉がこの二冊の間に潜んでいる。……」
若松英輔 氏(批評家)

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『新潮45』3月号でも石牟礼道子『葭の渚 石牟礼道子自伝』が絶賛書評!


「『苦海浄土』の、たゆたう水の流れに似た語りのリズムをさらにゆったりと、水俣や天草の言葉を美しく響かせてつづられる自伝である。幼年期のことはたびたび作品に描かれているが、読みながら何度も「ああ」とうなずくところがあった。ここで描かれる少女時代の体験があったからこそ、彼女は他に類のない『苦海浄土』を書けたと改めて思う。……」
佐久間文子 氏(文芸ジャーナリスト)

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4/6(日)『京都新聞』で上田正昭『「大和魂」の再発見』が絶賛紹介!

4/6(日)『京都新聞』書評欄で
上田正昭『「大和魂」の再発見』
井上満郎さんが絶賛書評!

「……ひるがえって21世紀の現代、まさに激動する東アジア世界のなかで今こそ民衆と民衆が交じりあい、共に新たな歴史と文化を創造するために、本書の示唆するものは大きい。」
井上満郎 氏(京都市埋蔵文化財研究所長)

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『週刊文春』4/10号「私の読書日記」欄でA・コルバン『英雄はいかに作られてきたか』が絶賛紹介!

『週刊文春』4/10号「私の読書日記」欄で
アラン・コルバン『英雄はいかに作られてきたか』
鹿島茂さんが絶賛紹介!

「……息子と父との問答形式で、フランスの歴史教科書や少年少女読物などに取り上げられた英雄・偉人の変遷を、株価の上下を見るようにして検討し、エピステーメーや集団の意識の変化に迫ろうとしたもので、敗戦で価値観が一気に逆転した日本と違って、大きな断絶がなかったフランスでこそ可能な『長期的持続』の歴史学の試みである。」
鹿島茂

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ジャック・ル=ゴフ氏死去

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リュシアン・フェーヴル、マルク・ブロック、そして、フェルナン・ブローデルらのあとを受け、エマニュエル・ル=ロワ=ラデュリ、マルク・フェローとともにアナール派第三世代を代表した中世史家ジャック・ル=ゴフが4/1逝去。享年90歳。

Jacques Le Goff, mort d'un « ogre historien » - Le Monde
Influential medieval historian Jacques Le Goff dies aged 90 - The Guardian

最新図書目録『ブックガイド 2014』できました!

最新図書目録『ブックガイド2014』できました!
無料でお送りいたしますので、ぜひぜひご請求下さい!!

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2014年3月

『粕谷一希随想集』(全3巻)5月発刊!

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 私の生涯は本に明けくれてしまった。
 東畑精一さんのことば「読書とは読むものでなく持つものだ」をよいことに、玄関から書斎から、廊下、物置まで本に埋まっている。
 主題は、ジャーナリズムとは何かで貫かれている。学問が体系的思考だとすれば、メディアはコラムを単位に艶やかな伸び伸びとした文筆が第一である。はたしてそれに価いするかどうか。
粕谷一希

粕谷一希随想集 (全3巻)
いよいよ5月発刊!
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I 忘れえぬ人びと (2014年5月刊)
◉解説 新保祐司

II 歴史散策 (2014年7月刊予定)
◉解説 富岡幸一郎

III 編集者として (2014年9月刊予定)
◉解説 川本三郎


[編集委員]開米潤・新保祐司
[月報]石川九楊・今橋映子・加藤丈夫・塩野七生・陣内秀信・鈴木博之・高橋英夫・田中健五・中村稔・中村良夫・芳賀徹・半藤一利・平川祐弘・藤森照信・藤原作弥・水木楊・森まゆみ

《体裁》
四六変上製
各平均400頁・口絵2頁
本体各予2800円
2014年5月発刊(隔月刊)
各巻に書き下ろしの「月報」と「解説」を附す

【推薦】
塩野七生(作家)
半藤一利(作家)
陣内秀信(建築史家)
福原義春(資生堂名誉会長)


内容見本できました!  ぜひぜひご請求下さい。 Kasuya-essays_SamplePages.jpg

『大田堯自撰集成 2 ちがう・かかわる・かわる』回収と交換のお願い



 平素より大変お世話になっておりまして、誠にありがとうございます。
 この度、小社より2014年1月に刊行いたしました

 大田堯自撰集成(全4巻) 第2巻
 ちがう・かかわる・かわる 基本的人権と教育
四六変上製 504頁 本体2800円 isbn978-4894349537

に重大なミスがあることが発覚いたしました。誠に申し訳ございません。


■ 読者の皆様へ ■
 既にお買い求めいただきましたお客様には、修正いたしました商品と交換をさせていただきます。お手数でございますが、お手持ちの品を小社宛(下記宛先)に着払いにてご返送いただきますようお願い申し上げます。ご返送を確認させていただき次第、修正品をお送りいたします。

 〒162-0041
 東京都新宿区早稲田鶴巻町523
 藤原書店
 tel.03-5272-0301


■ 書店様へ ■
 現在お持ちの該当在庫をすべてご返品いただきたく、お手数をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。また、修正いたしました商品との代替をいただけます場合は、お手数をおかけいたしますが、改めてご注文いただけましたら幸いでございます。
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 この度は小社の不手際により皆様に多大なご迷惑をおかけいたしましたこと、重ねて深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。


3/23(日)『毎日』で片桐庸夫『民間交流のパイオニア 渋沢栄一の国民外交』著者インタビュー記事が大きく掲載!


「……ひるがえって今、そうした『国民外交』を主導できる実業人がどれだけいるだろうか。群馬県立女子大教授として続けられた渋沢研究の集大成は、喫緊の難題を抱える日中、日韓外交に重い示唆を与える一冊となった。」

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『週刊現代』3/22号「わき道をゆく 魚住昭の誌上デモ」欄でE・トッド『移民の運命』が絶賛紹介!


「……私は事件(『アンネの日記』連続破損事件)を契機に真面目に『移民の運命』を読み始めた。そうしたら、やっぱりヒントが見つかった。いや、ヒントどころか、レイシズムが生まれる構造がわかりやすく解き明かされていた。
 それだけではない。私が長いこと抱え込んでいたさまざまな問題(たとえば部落差別はなぜなくならないのかという疑問)に対する答えも書かれていた。なぜもっと早く読まなかったのだろうか。……」
魚住昭

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桑原史成『水俣事件 The MINAMATA Disaster』が2014年第33回土門拳賞を受賞!

2013年9月の刊行来、各紙誌で絶賛の続いております
桑原史成『水俣事件 The MINAMATA Disaster』
が、2014年第33回土門拳賞を受賞!


「……患者とそれぞれの家族を翻弄した藩政期に及ぶ消息が、寄り添うような視点から撮られておし、写真の持つ記録性の強みがいかんなく発揮された集大成となっている。事件の告発というよりもむしろ控えめに患者さんたちに寄り添おうとする姿勢があったからこそ、人々の信頼を得てライフワークとして持続できたのであろうし、それぞれの写真には、未曾有の公害事件に翻弄されながらも淡々と生き抜いてきた人々の尊厳がにじみ出ている。……」
選評 野町和嘉

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アルバイト募集


 現在、下記の募集を行っております。(2014年3月20日更新)




3/17(月)『河北新報』で赤坂憲雄『震災考 2011.3 - 2014.2』が絶賛紹介!

3/9(日)『産経』書評欄で絶賛書評の
赤坂憲雄『震災考 2011.3 - 2014.2』
3/17(月)『河北新報』「東北の本棚」欄で絶賛紹介!

「『被災地の現実はこの国の20年か、30年先の未来図だ』との指摘が重い。……」

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【2014年3月の新刊情報】


2014年3月の新刊情報を更新しました。


3/9(日)『産経』で赤坂憲雄『震災考 2011.3 - 2014.2』が絶賛書評!

3/9(日)『産経』書評欄で
赤坂憲雄『震災考 2011.3 - 2014.2』
篠原知存(文化部編集委員)さんが絶賛書評!

「……物事を深く遠く見通す知見のすごさがわかったし、勇気づけられた。福島の声を世界に届けるために『ふくしま会議』を立ち上げる。再生可能エネルギーの電力会社を草の根で発足させるために奔走する。実践を重ねながら、やわらかに思考を更新し、新たなステージを歩いていく。
 ……現場を歩きながら獲得された言葉は、リアリティーに満ちている。」
篠原知存(文化部編集委員) 氏

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3/1(土)から共同通信社配信で石牟礼道子『葭の渚 石牟礼道子自伝』絶賛書評各紙掲載中!


「底に流れるのは『近代とは何か』という問いである。……石牟礼さんが描くのは、目に見えないものを見て、耳に聞こえない音を聴く、前近代的な営為である。現代人の思考、思想の尺度では推し量れない部分もある。……」
佐木隆三

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3/2(日)『日経』でも『民間交流のパイオニア 渋沢栄一の国民外交』が絶賛書評!


「本書は、この渋沢による実業家を核とする民間交流、彼の言うところの『国民外交』の経緯を克明に分析したものであり、現在の日本にとって貴重な示唆を持つ。
……
学ぶべきことは多い。第一に、現在においても日本がこれら3つの隣国(米・韓・中)の間で孤立化する危険は決して少なくないということである。中国市場は米韓にとって戦前とは比べ物にならないほど大きな魅力となっている。第二に、貿易や合同事業の展開によってウィンウィンの相互依存関係の創出をはかるという渋沢の取った戦略は、グローバル化し市場と立地が流動化した現在では、過去にもまして無力化していることである。」
寺西重郎

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3/2(日)『毎日』で『叢書「アナール 1929-2010」――歴史の対象と方法 3 1958-1968』が絶賛書評!


「……この動揺の時代、西洋の歴史家たちは現代世界の底にひそむ歴史をどのように捉えようとしていたのだろうか。1929年に創刊された叢書から選りすぐり、60年前後の10年間の諸論文をまとめたもの。創刊者M・ブロックもL・フェーヴルも世を去り、『アナール』はまさしく『F・ブローデルの時代』として群をなしたと言ってもいいのだ。16世紀のフェリペ2世時代をあつかう大著『地中海』で名高い巨匠の時代だった。
 ブローデルにとって構造の概念は重要であり、そのために『長期持続』なる思考を強調する。かつてマルクスの社会分析モデルは最も強力であったが、純化され硬直しがちになり(日本における宇野経済学を想起されたい)、それが占める空間あるいは環境に戻されなければならない。とりまく自然環境もそこに生きる人間も目に見えないほど緩やかに、だが着実に変化しているからである。……」
本村凌二

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2014年2月

2/23(日)『熊日』で第35回熊日出版文化賞受賞の坂本直充『光り海』が絶賛書評!

2/23(日)『熊日』で、
今回第35回熊日出版文化賞を受賞した
坂本直充『光り海』が絶賛選評!

「『参った』。これが読後の感想であり、その後にどう言えばいいのか、なかなか言葉が浮かんでこない。……本物の『言葉の力』を前にしての無力感から来ているように思われてならない。……」
田端洋昭 氏評

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2/23(日)『朝日』で『民間交流のパイオニア 渋沢栄一の国民外交』が絶賛書評!


「本書で特に興味深かったのは、当代随一の国際派だった渋沢でさえ、中国や朝鮮の民衆の民族主義を過小評価したという著者の分析だ。
 それゆえ、例えば中国に対して渋沢は『政経分離』の原則の無謬性を過信する結果となり、徐々に政治・軍事的な国益論に接近していったという。現代的な含意に富む鋭い指摘である。
 今日、日本にとって米中韓の重要性は一段と増している。しかし、その半面、財界における民間交流の牽引役の老齢化や先細りを懸念する声は少なくない。
 渋沢の志に少しでも共鳴する若手中堅の経済人に薦めたい一冊である。」
渡辺靖

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2/23(日)『東京・中日』で石牟礼道子『葭の渚 石牟礼道子自伝』が絶賛書評!


「いわば大きな暗雲たる水俣病以前の水俣、何の発信力もないが美しく自足した小宇宙のなかで生まれ育ち、その生命の力と共振したひとりの民衆の記録だ。この本はその独創性において、歴史に残るものとわたしは思う。」
色川大吉

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『稀代のジャーナリスト・徳富蘇峰』が共同通信社配信で各紙で絶賛紹介掲載中!

1/11(土)『読売』「五郎ワールド」欄で橋本五郎さん絶賛紹介、
1/20(月)『読売』杉原志啓さんのインタビュー記事掲載に続き、
『稀代のジャーナリスト・徳富蘇峰』が、
共同通信社配信で各紙絶賛紹介記事掲載中!

「膨大な著作を残しながら、半ば忘れられていた言論人の再評価だ。……編者の杉原は、戦後日本で平和主義、民主主義の価値観が流布する中で、蘇峰に『右翼』『反動』というイメージが先行したと指摘。活動領域が広すぎる『規格外』の人物ゆえに、正統な批評が行われてこなかった問題も提起する。富岡は中国との緊張関係が高まり、経済覇権争いも起きた今、日本は新たな国家建設を考える時だと主張。『近世日本国民史』など蘇峰が残した仕事を見直す現在的意義を論じる。」

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坂本直充『光り海』が第35回熊日出版文化賞を受賞!

坂本直充『光り海』が第35回熊日出版文化賞を受賞しました!

「患者と交流を続けながら言葉を紡いでいった初の詩集。『詩という手法で水俣病を凝縮したものを表現しており、感性に訴える作品』と称賛された。」
(2/6『熊本日日新聞』)

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【刊行予定 これから出る本】


※書名・価格・発売日などは、変更になる場合があります。

【2014年3月刊行予定】
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不均衡という病
フランスの変容 1980-2010
エルベ・ル=ブラーズ+エマニュエル・トッド
石崎晴己訳
四六上製 予448頁 予3600円+税
ISBN978-4-89434-962-9

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花の億土へ
石牟礼道子
B6変型上製 予240頁 予1800円+税
ISBN978-4-89434-960-5

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内田義彦の世界 1913-1989
生命・芸術そして学問
内田義彦
[編集協力]山田鋭夫・内田純一
中村桂子/三砂ちづる/稲賀繁美/宇野重規/片山善博/
川勝平太/竹内洋/田中秀臣/花崎皋平/松島泰勝/山田登世子ほか
A5並製 予320頁 予3200円+税
ISBN978-4-89434-959-9

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英雄はいかに作られてきたか
フランスの歴史から見る
アラン・コルバン
小倉孝誠監訳 梅澤礼・小池美穂訳
四六変上製 予256頁 予2200円+税
ISBN978-4-89434-957-5

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生きる言葉
名編集者の書棚から
粕谷一希
四六変上製 予176頁 予1600円+税
ISBN978-4-89434-961-2



【近刊予定】
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金時鐘コレクション (全9巻・別巻一)
2 〈詩集〉日本風土記/日本風土記Ⅱ
金時鐘
[解説]宇野田尚哉・浅見洋子

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金時鐘コレクション (全9巻・別巻一)
7 小文集 草むらの時
金時鐘
[解説]金石範

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岡田英弘著作集 (全8巻)
4 シナ(チャイナ)とは何か
岡田英弘

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大田堯自撰集成 (全4巻)
3 生きて 教育研究者の軌跡
大田堯

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グリーンディール
自由主義的生産性至上主義の危機とエコロジストの解答
アラン・リピエッツ
井上泰夫訳

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vol.57
[特集] 今、「国家」を問う

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マルクスとハムレット
元手(キャピタル)との新しいつきあい方
鈴木一策

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石牟礼道子全集・不知火 (全17巻・別巻1)
別巻 自伝
石牟礼道子

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【2014年2月の新刊情報】


2014年2月の新刊情報を更新しました。


2/16(日)『毎日』で石牟礼道子『葭の渚 石牟礼道子自伝』が絶賛書評!


「しかしこの石牟礼道子の自伝はそんな枠に収まりきらない。年号や人名など史実の滑走路から離陸してはるか高いところ遠いところへ飛翔する。
史実を否定したり無視したりするのではない。日付けや人の名・土地の名をきっかけにむくむくと湧き出すものがある。
……『葭の渚』を読んで、生きるということはかくも豊饒な営みであるかと嘆ずるばかり。
……
石牟礼道子は戦後日本文学の一等星、もっと広く読まれるべき作家である。本書は彼女の世界への格好の案内・入門書となっている。」
池澤夏樹

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2/16(日)『毎日』でマリー・ダリュセック『警察調書』が絶賛書評!


「……見事と言うしかない。取りあげる作家と鍵となる概念の選択が、盗作に関わる問題点を浮上させるのだ。それはタイトルが本来になうべき役割のひとつであるはずなのだが、その実現がおろそかにされていることは、書店や図書館に足を運んで、そこに並んでいる本のタイトルをながめてみれば分かるはずである。……ともかく面白くて、役に立つ本である。」
富山太佳夫

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『本の雑誌』3月号でB・オリヴィエ『ロング・マルシュ 長く歩く』が椎名誠さんに絶賛紹介!

『週刊朝日』8/16-23合併特大号で池内紀さんに、時事通信社配信では永江朗さんに、『文藝春秋』2013年11月号「文藝春秋BOOK倶楽部」鼎談書評欄でも山内昌之さん、片山杜秀さん、野崎歓さんのお三方に、10/20(日)『読売』では杉山正明さんにと各紙誌絶賛書評の
ベルナール・オリヴィエ『ロング・マルシュ 長く歩く』が、
今度は『本の雑誌』3月号「連載 新旧いろいろ面白本」欄で
椎名誠さんが絶賛紹介!

「……おもしろいのは、どちらもできるだけ経費がかからないように注意深く自分の旅を続けていることと、両者ともに行き会う人々とできるだけたくさんの会話をするように心がけていることだった。双方ともにこれはとても勇気の必要な、しかし読んでいるとそういうふうに心がけないと孤独に押しつぶされて旅は続けられないということがよくわかることだった。」
椎名誠

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2014年1月

1/22(水)から共同通信社配信で桑原史成『水俣事件 The MINAMATA Disaster』刊行紹介int.記事が各紙で掲載中!


「……『患者の体も、死んだ人も元には戻らない。悲劇の解決なんてあり得ない』と桑原さん。初期に撮った胎児性患者らも既に50~60代だ。『写真は、生き証人である患者の苦しみを代弁する。今後も悲劇を語り続けていくだろう』と話した。」

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【刊行予定 これから出る本】


※書名・価格・発売日などは、変更になる場合があります。
【2014年2月刊行予定】
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震災考 2011.3.~ 2013.12.
赤坂憲雄
四六上製 予416頁 予2500円+税
ISBN978-4-89434-955-1

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古代日本と東アジア
上田正昭
四六上製 予368頁 予3200円+税
ISBN978-4-89434-954-4

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セレクション・竹内敏晴の「からだと思想」 (全4巻)
3 「出会う」ことと「生きる」こと
竹内敏晴
[寄稿]鷲田清一
四六変上製 予368頁 予3300円+税
ISBN978-4-89434-956-8

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苦海浄土
第二部 神々の村 〈新装版〉
石牟礼道子
[解説]渡辺京二
四六並製 予408頁 予1800円+税
ISBN978-4-89434-958-2



【近刊予定】
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息子に語る フランスの英雄
アラン・コルバン
小倉孝誠監訳 梅澤礼・小池美穂訳
四六変上製 予232頁 予2000円+税
ISBN978-4-89434-957-5

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金時鐘コレクション (全9巻・別巻一)
2 〈詩集〉日本風土記/日本風土記Ⅱ
金時鐘
[解説]宇野田尚哉・浅見洋子

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金時鐘コレクション (全9巻・別巻一)
7 小文集 草むらの時
金時鐘
[解説]金石範

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フランスの謎
エマニュエル・トッド+エルベ・ル・ブラーズ
石崎晴己訳

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大田堯自撰集成 (全4巻)
3 生きて 教育研究者の軌跡
大田堯

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石牟礼道子全集・不知火 (全17巻・別巻1)
別巻 自伝
石牟礼道子

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内田義彦の世界 1918-1989
山田鋭夫・内田純一編
内田義彦・中村桂子・三砂ちづる・片山善博 ほか


『葭の渚』お詫びと訂正

■ お詫びと訂正 ■
2014年1月刊行の『葭の渚』におきまして、下記の通り誤りがございました。著者ならびに読者の皆様にお詫び申し上げますと共に、謹んで訂正させていただきます。

[誤] 帯広の【古】川正子さんに……
  →  [正] 帯広の【吉】川正子さんに……
(該当箇所 385頁 後ろから2行目)

[誤] 【宮】河内  →  [正] 【宮野】河内
(該当箇所 387頁 上段4行目、6行目)


正誤表データは本の詳細ページ
『葭の渚』にございます。

2/22(土)~熊本Denkikanにて石牟礼道子主演映画『花の億土へ』公開上映!


2/22(土)から熊本Denkikanにて
石牟礼道子主演映画 『花の億土へ』 公開上映開始!
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[上映館] Denkikan
    〒860-0803 熊本市中央区新市街8番2号
    Tel.096-352-2121(代表)

[上映期間] 2014年2月22日(土)
    午前中1回上映を予定 (詳細は上映館にお問合せ下さい)

[お問合せ] 熊本Denkikan Tel.096-352-2121(代表)


【本作品について】
文明化する日本社会の中で起きた水俣水銀中毒事件をモチーフに、「近代とは何か」を現代人に突きつけた名著『苦海浄土』。
本映像作品は、その作者として知られる石牟礼道子さんに、来るべき世について語っていただいた最後のメッセージである。
この数年われわれは、不知火海の地に住む石牟礼さんを幾度も訪ねた。
今パーキンソン病に苦悶しつつ日々を送っておられる石牟礼さんから、文学とは何か、詩とは何か、新作能の新たな構想、最後に文明社会のゆくえなどを語っていただいた。
その中で石牟礼さんは「祈り」や「犠牲」という、われわれ現代人が失くしてきた言葉を強調された。
映像は、水俣・天草・不知火海はいうまでもなく、60年代の水俣漁村の風景も用い、それに金大偉の独創的な音楽を加えた。
2011.3.11の東日本大震災もこの作品の中で描かれている。
水俣や福島で起きた事件について、 石牟礼道子はわれわれにいかなる言葉を伝えようとするのか。

【2014年1月の新刊情報】


2014年1月の新刊情報を更新しました。


1/20(月)『読売』で『稀代のジャーナリスト・徳富蘇峰』が大きく紹介!

1/11(土)『読売』「五郎ワールド」欄で橋本五郎さん絶賛紹介に続き、
1/20(月)『読売』「本よみうり堂」でも、『稀代のジャーナリスト・徳富蘇峰』が、
編者のお一人、杉原志啓さんのインタビューと共に大きく紹介!!

「なぜいま蘇峰なのか。文芸評論家の杉原氏は『中国の膨張などで国際情勢が激変し、彼の徹底したリアリズムが求められるようになった』と語る……『勢力均衡を信奉したのもリアリズムから。アメリカが正義や民主主義などの理念を掲げるのも、それが自国の国益にかなうからそうしていると見抜いていた』……『進歩史観のないその歴史記述は驚くほど公平で客観的。天皇批判もいとわない点で「純正右翼」とも異なる』……『「私」よりも日本をよくしたいという「公」に尽くす気持ちを最期まで持ち続けた。その姿勢は学べる』」

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『週刊東洋経済』1/18号でA・オルレアン『価値の帝国』が絶賛紹介!

『週刊東洋経済』1/18号で
A・オルレアン『価値の帝国』を、橋本努さんが絶賛書評!

「市場の本質に迫る透徹した思想の書である。」
橋本努(北海道大学大学院教授)氏 評

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『文藝春秋』2014年2月号でエマニュエル・トッド氏らのシンポジウム記事が大きく掲載!

『文藝春秋』2014年2月号
「世界の知性が緊急声明 グローバリズムという妖怪」と題し
エマニュエル・トッド氏や中野剛志氏らの国際シンポジウムの模様が
大きく掲載されました!

「私は日本経済について、専門的な知識は持っておりませんが、はっきり言えることは、ヨーロッパに比較したとき、はるかに恵まれた状況にあるということです。  私が見る限り、アベノミクスで行われている通貨切り下げ政策は、長期不況に対して最初になすべき保護的政策で、国の経済を守る上で当然の措置だと考えます。そしてEUの悲劇は、この当たり前の政策、すなわち、国の実情に合致した独自の通貨政策を行えないことに起因するのです。……」
エマニュエル・トッド

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1/12(日)『産経』で『価値の帝国』のA・オルレアン氏来日int.記事大きく掲載!

先日来日をいたしましたフランス政治経済学会会長にしてコンヴァンシオン理論の提唱者、アンドレ・オルレアン氏の来日int.記事が、1/12(日)『産経』「聞きたい。」欄でも大きく掲載!

「神の見えざる手にまかせよ、という米英流市場原理主義に対抗してきたフランス経済学界の重鎮である。『新自由主義は間違っている。金融市場は公正でも効率的でもなく、経済全体を狂わせる。本書の目的は脱金融化の議論と答えを新たに作り出すことです』
 “脱金融化”とは聞きなれない用語だが、異常なまでに膨らんだ金融市場に翻弄される現代の資本主義に代わる経済成長モデルを追求することだ。……」
田村秀男氏

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1/11(土)『読売』「五郎ワールド」欄で『稀代のジャーナリスト・徳富蘇峰』が紹介!

1/11(土)『読売』「五郎ワールド」欄で
『稀代のジャーナリスト・徳富蘇峰』を、橋本五郎さんが大きく紹介!

「……2013年は蘇峰生誕150年。これを機に、蘇峰の全体像を浮かび上がらせようと、昨年の暮れ稀代のジャーナリスト・徳富蘇峰』が出版された。ジャーナリズムからもアカデミズムからも『歓迎されざる人物』だが、この『規格外の巨人』(大宅壮一)から学ぶものはないのか。……」
橋本五郎

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1/5(日)『北海道新聞』で黒澤良『内務省の政治史』が書評紹介!

1/5(日)『北海道新聞』書評欄で
黒澤良『内務省の政治史』を、清水唯一朗さんが絶賛書評!

「……内務省のたどった道は、近代のみならず、現代日本の官僚制の可能性と限界を示しているように思われる。専門性に裏打ちされない統治は何を招来するのだろうか。」
清水唯一朗

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『文藝春秋』2014年1月号でE・トッド『最後の転落』が絶賛紹介!

エマニュエル・トッド『最後の転落』が、
『文藝春秋』2014年1月号「BOOK倶楽部 特別編
14人の書評委員が選ぶ『わたしのベスト3 2013』」で
野口悠紀雄さんに絶賛紹介!

「……このような歴史的著作が翻訳で読めるようになったことを、歓迎したい。著者がソ連崩壊を必然と考えた基本的理由は、計画経済の下では、本当に価値のあるものはブラックマーケットに流れてしまうことだ。つまり、需要と供給の法則は、ソ連社会においてこそもっともよく機能したのだ。そして、KGBなど『抑圧という経済活動を行う第四次産業』のために、労働力の5~10%が割かれたことだ。なお、純文学でなくSFに社会批判が鋭く表れるという指摘は、興味深い。」
野口悠紀雄(早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問)氏


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12/18(水)から共同通信社配信でセレクション『竹内敏晴の「からだと思想」』(全4巻)発刊紹介記事が各紙で掲載中!

12/18(水)から共同通信社配信で
セレクション『竹内敏晴の「からだと思想」』(全4巻)
発刊紹介記事が全国各紙で順次掲載中!

「身体と言葉の関係を見つめ続けた演出家の著作集『セレクション・竹内敏晴の「からだと思想」』(全4巻)が順次刊行されている。……
第1巻のタイトルは『主体としての「からだ」』。乳児で患った中耳炎が原因で難聴となり、発語する能力を獲得し、他者との関係を築くまでの過程をつづった『ことばが劈かれるとき』などを収録した。言葉と不可分の『からだ』をつかみ取った独自の視点から、現代社会のゆがみを考察している。
第2巻のタイトルは『「したくない」という自由』。戦後の学校教育が子どもたちの自由を奪い、社会の病理を生み出したことを告発した『教師のためのからだとことば考』などを収めた。……」

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セレクション
竹内敏晴の「からだと思想」

(全4巻)

第1巻 主体としての「からだ」
    「ことばが劈かれるまで」と演出家としての竹内敏晴
    [寄稿]福田善之

第2巻 「したくない」という自由
    戦後日本社会の定点観測者として
    [寄稿]芹沢俊介

第3巻 「出会う」ことと「生きる」こと
    「湊川」と以後の竹内敏晴
    [寄稿]鷲田清一

第4巻 「じか」の思想
    「からだ」を超える「ことば」を探して
    [寄稿]内田樹

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【推薦】
木田元 (哲学者)
谷川俊太郎 (詩人)
鷲田清一 (哲学者)
内田樹 (哲学者)


《体裁》
四六変並製
各巻350頁平均
本体各2800~3600円+税予定

ことばは、声の一部です。声は、からだの働きの一部です。
からだが他人に向かって働きかけているのでなければ、声やことばが、相手を動かすことはありません。発語という行為はまず、ある具体的な人を動かすための全身的な行動なのです。
(『生きることのレッスン』より)

1/5(日)『日経』「日曜に考える」欄でエマニュエル・トッド氏のインタビュー記事が大きく掲載!

1/5(日)『日経』「日曜に考える」欄
「2014年、世界秩序の行方は」と題し
エマニュエル・トッド氏のインタビュー記事が
まるまる一面使って大きく掲載されました!

「見通しの利かない2014年が明けた。国際政治では米国の優位が一段と後退するなか、アジアでは中国が勢力伸長を狙う。欧州は債務危機からの立ち直りをめざし、中東やアフリカでは紛争がやまない。旧ソ連崩壊や米国衰退といった世界の潮流変化を的確に予想してきたフランスの歴史学者、エマニュエル・トッド氏に変わりゆく世界秩序をどう読むかを聞いた。……」
1/5(日)『日経』「日曜に考える」欄 欧州総局編集委員 菅野幹雄氏

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『サンデー毎日』1/5・12合併号で『大田堯自撰集成』が紹介されました!

『サンデー毎日』1/5・12合併号「SUNDAY LIBRARY」欄で
『大田堯自撰集成』が堀和世さんに紹介されました!

「……思考をほぐす糸口を求めて酔眼を凝らしたのが本書である。著者は95歳になる教育界の大御所だが、選集にありがちな干物臭さはない。
 〈脳の本質的機能として、「情報代謝」という言葉が許されないかと考えています。(中略)この「情報代謝」を、私は「学習」と名づけてみたいのです〉
 と序文の口調は野心的だ。いわく、生命個体はそれぞれ異なるDNAを持ち、自分中心(内向き)に生きているが、同時に他者に依存して生かされている(外向き)。この矛盾に折り合いをつけるのが代謝活動で、外のものを変えて内に取り込み、そして内からも変わって外に適応していく。そういう相互作用を脳が情報を相手にして行っているのが、学ぶという営みだ。
 〈生命は、「ちがうこと」「かかわること」そして、「変わりつづけること」〉
 著者はそう言う。個人的体験はそのまま他人にコピーされない。だから「いいね!」の一つも欲しくなる。“わかっちゃう”若者はまだ情報を代謝しきれていない。世の中は「ちがう」から面白い。……」
『サンデー毎日』12/24号「SUNDAY LIBRARY」欄 堀和世氏

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2013年12月

12/22(日)『読売』「2013年の3冊」で平川祐弘『竹山道雄と昭和の時代』、『毎日』「2013この3冊」で『マルセル・プルーストの誕生』が紹介!

12/22(日)『読売』「2013年の3冊」で
橋本五郎さんが平川祐弘『竹山道雄と昭和の時代』を、
『読売』「2013この3冊」で
堀江敏幸さんが鈴木道彦『マルセル・プルーストの誕生』を紹介!

「思想家にして文学者の竹山の偉大さを知るに止どまらない。時代をどう描くか。師弟とは何か。真の教育とは何かを考えさせる極上の評伝。」
橋本五郎

「マルセル・プルースト『失われた時を求めて』の語り手が、マルセルではなく無名の『私』であることを明らかにした画期的論考を収める旧著の増補版。大長編の個人完訳を終えたあとの論考にも、実証に不可欠な想像力が広がっている。」
堀江敏幸

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年末年始休業のお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜りまして厚く御礼を申し上げます。
誠に勝手ながら、小社は下記期間におきまして、年末年始の業務を休業させていただきます。

【年末年始の休業期間】
2013年12月28日(土)~2014年1月5日(日)

2012年1月6日(月)より通常業務を再開いたします。
年末年始休業に伴い、ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

【2013年12月の新刊情報】


2013年12月の新刊情報を更新しました。


12/17(火)『日経』で『価値の帝国』のA・オルレアン氏来日int.記事大きく掲載!

先日来日をいたしましたフランス政治経済学会会長にしてコンヴァンシオン理論の提唱者、アンドレ・オルレアン氏の来日int.記事が、12/17(火)『日経』「経済教室」面でも大きく掲載!

「……オルレアン氏は経済学の新潮流『コンヴァンシオン(慣行)理論』の提唱者の一人。初来日した同氏は、2008年のリーマン・ショックで顕在化した金融市場の課題が『なお克服されておらず、危機の再発はあり得る』と警告……『市場に対する規制だけでは危機を回避できない』と語る……」
編集委員 加賀谷和樹氏

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12/16(月)『読売』「回顧2013」「論壇」欄で『環vol.54』掲載の小倉紀蔵「歴史認識問題の構造」が紹介!

12/16(月)『読売』「回顧2013」「論壇」欄で
『環vol.54 〈特集〉日本の「原風景」とは何か』掲載の
小倉紀蔵「歴史認識問題の構造 北朝鮮とは何か2」を紹介!

「……儒教を基盤とする中国・韓国・北朝鮮にとって歴史問題とは道徳問題であり、道徳は国家を超えて同心円上に拡大適用されると、韓国の強硬姿勢の背景を分析。」
文化部 植田滋氏

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12/15(日)『毎日』「2013この3冊」でE・トッド『最後の転落』、平川祐弘『竹山道雄と昭和の時代』が紹介!

12/15(日)『毎日』「2013この3冊」で
鹿島茂さんがエマニュエル・トッド『最後の転落』を、
五百旗頭真さんが平川祐弘『竹山道雄と昭和の時代』を紹介!

「……抑圧国家は抑圧システムがコスト高になりすぎて機能不全に陥ったときに崩壊するという『当たり前』の真実を教えてくれる」
鹿島茂

「戦前は右へ、戦後は左へ振った疾風怒濤の昭和史。竹山は左右の集団思想に、世界の実相を見誤り、人間の自由を圧殺する危険を見た。『ビルマの竪琴』の著者の知性を通して、昭和の精神史を解剖する力作。」
五百旗頭

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ダニー・ラフェリエール氏がアカデミー・フランセーズ会員に選出!

12/6(金)『東京・中日』(夕)「文化面の余白」欄でエマニュエル・トッド氏が大きく紹介!

12/6(金)『東京・中日』(夕)「文化面の余白」欄で
エマニュエル・トッド氏が大きく紹介されました!

「……この間、私は『トッドなんてもう古い』という識者に出会った。この国では、外国の新しい思想や術語が知的なアクセサリーのようにもてはやされ、いっときメディアをにぎわす。それは決して、人々の考え方の血や肉にはならない。
 その人の主張に耳を傾けつつ、一人で考える。あなたにとって何が新しいかは知りませんが、トッドが指摘した問題を日本はもう克服できたのですか、と。……」
12/6『東京・中日』「文化面の余白」欄 三品信氏

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早速12/7(土)『朝日』『産経』でオルレアン氏来日int.記事大きく掲載!

先日来日をいたしましたフランス政治経済学会会長にしてコンヴァンシオン理論の提唱者、アンドレ・オルレアン氏の来日int.記事が、早速12/7(土)の『朝日』と『産経』で大きく掲載!

「……『世界金融危機の再発を回避するためには、各国が足並みをそろえて金融規制を強化すべきだ』と語った。……日本については『株価を高くすれば経済が再生すると考えるのは幻想だ』と述べた。」
12/7『朝日』小此木潔氏

「……日米欧の中央銀行が推進している金融の量的緩和政策について『経済成長につながらないし、株式など新たな金融バブルを引き起こす恐れがある』と警告した。」
12/7『産経』編集委員 田村秀男氏

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『大田堯自撰集成』(全4巻)発刊にあたって

oota002.jpg  教育とは何かを問い続け、目下の到達点は、教育はアートであり、それは生命と生命とのひびき合いの中で、ユニークな実を結ぶもの、教育ならぬ共育の成果ではと思うようになりました。せいいっぱいの問題提起です。
 今政権が進めようとしている教育政策は、ヒトの生命を支える一人ひとりの学習権への認識を欠き、上意下達、政権の意図に同化・同調を求め、もっぱら社会統制の手段として教育を考えているのではという危機意識が、私には強いのです。
 人びとに政権が同化を求める教育は、私の体験した戦前戦中の教育そのものです。しかし、私のいいたいことは、戦後半世紀を超えて、なお政権の上からの同化への無関心、教育を国の私物化に委ねる一般の人々の「教育の観念」が引きつがれて、歴代政権を下支えしてきたという事実です。
 そうであれば、教えたがりやの自戒をこめて、できるだけ多くの人たちと、自然の摂理に沿った教育のあるべき姿への理解を、分かち合うことが必要不可欠です。そのためには、生命の本質から、教育の本来の社会的役割を明らかにすることだと考えました。
 その結果、私たちの食事や呼吸と全く同じレベルで、生まれると同時に始まるのが学習であり、まさに生存権の一部として終生に及ぶことに考えが達しました。「生命は学習である」ということです。まず一人ひとりちがった生命の学習があり、教育はあくまで学習の介助とならざるを得ません。人びとの生存権としてのユニークな学習力にひびき合う教育こそが、平和な社会の根本機能として必要なのです。
 文章のほかに、語りを交えて、できるだけわかりやすいものにしたい、と考えています。
     2013年10月 
大田堯
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大田堯自撰集成 (全4巻)

 第1巻 生きることは学ぶこと
     ―― 教育はアート ――

 第2巻 ちがう/かかわる/かわる
     ―― 基本的人権と教育 ――

 第3巻 生きて
     ―― 思索と行動の軌跡 ――

 第4巻 ひとなる
     ―― 教育を通しての人間研究 ――

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《体裁》
四六変上製
各巻328~550頁
本体各2200~6000円+税予定

【推薦】
谷川俊太郎 (詩人)
山根基也 (アナウンサー)
中村桂子 (生命誌研究者)
まついのりこ (絵本・紙芝居作家)

12/1(日)『読売』「ビタミンBOOK」欄で大野更紗さんが内田義彦『生きること 学ぶこと』を大きく紹介!

12/1(日)『読売』「ビタミンBOOK」欄で大野更紗さん
内田義彦『生きること 学ぶこと』を大きく紹介!

「……部分を追求すると、人は誘惑にかられるのだ。『世の中の真理だ』と悟ったふりをしたくなる。そんな時に発することばは、孤独なものだ。生活からは切り離され、専門のことばとしてもしっくりこない。内田義彦という人がいて、決してわかりやすい著作ではないが、誘惑にからめ取られそうなとき読み返す。『生きること 学ぶこと』にこんな一節がある。……」

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今回同時に刊行したしました
『形の発見 〈改訂新版〉』もぜひ!
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2013年11月

【刊行予定 これから出る本】

※書名・価格・発売日などは、変更になる場合があります。

【2013年12月刊行予定】
稀代のジャーナリスト、徳富蘇峰 1863-1957
杉原志啓・富岡幸一郎 編

A5並製 予336頁 予3200円+税
ISBN978-4-89434-951-3

民間交流のパイオニア・渋沢栄一の国民外交
片桐庸夫
A5上製 予416頁 予4600円+税
ISBN978-4-89434-948-3

■叢書 『アナール1929-2010』 ――歴史の対象と方法 (全5巻)
III 1958-1968
エマニュエル・ル=ロワ=ラデュリ+アンドレ・ビュルギエール監修
アンドレ・ビュルギエール編
A5上製 予536頁 予8000円+税
ISBN978-4-89434-949-0

全釈 易経 (全3巻) (下)
黒岩重人
四六上製 予384頁 予3800円+税
ISBN978-4-89434-938-4



【近刊予定】
岡田英弘著作集 (全8巻)
3 日本とは何か
岡田英弘
四六上製 予552頁 予4600円+税
ISBN978-4-89434-950-6

 vol.56
[特集] 医療大革命

大田堯自撰集成 (全4巻)
2 ちがう/かかわる/かわる 基本的人権と教育
大田堯

□セレクション 竹内敏晴の「からだと思想」 (全4巻)
3 「出会う」ことと「生きる」こと
竹内敏晴

葭(よし)の渚 石牟礼道子自伝
石牟礼道子

金時鐘コレクション (全9巻・別巻一)
2 〈詩集〉日本風土記/日本風土記Ⅱ
金時鐘
[解説]宇野田尚哉・浅見洋子

金時鐘コレクション (全9巻・別巻一)
7 小文集 草むらの時
金時鐘
[解説]金石範

日本製品と世界市場 マルクス経済学批判・実証篇
川勝平太

第9回「河上肇賞」受賞者決定!

第9回「河上肇賞」は、厳正なる選考の結果、このたび下記の通り決定致しました。ご応募誠にありがとうございました。(2013年11月25日)

●第9回受賞者・作品(2013年)
〈本賞〉
*該当作品なし

〈奨励賞〉
川口有美子 氏(日本ALS協会理事/50歳)
作品名:『生存の技法――ALSの人工呼吸療法を巡る葛藤』
(肩書・年齢は応募時)

詳細はこちらを。

桑原史成『水俣事件 The MINAMATA Disaster』が時事通信社配信で和合亮一さんに絶賛書評!

11/5(火)『朝日』(夕)一面や
『中国新聞』、『熊本日日新聞』等でも絶賛紹介の
桑原史成『水俣事件 The MINAMATA Disaster』が、
今度は時事通信社配信で和合亮一さんに絶賛書評!

「真実の一枚一枚に、何度も息をのまされた。……幼い頃から成人まで、そして死を迎えるまでの人々の病の歳月の無念さが伝わってくる。桑原氏の地道な活動によるものである。不条理と闘うには持続する力と執念が必要なのだと教えられた。……桑原氏のまなざしは、家族の情愛の奥深さや人々が結び合おうとする力の大切さを、白黒の現実の世界の中に、それでもなお届けてくれようとしている。机の上の原稿用紙に、福島の今の何を書き始めようか。出口の見えない現実を。この本に託された命を悼むことから、まずは初めていきたい。」 和合亮一

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NiconSalon_Minamata.jpg 【銀座ニコンサロン】
桑原史成写真展
不知火海 The Minamata disease Disaster


11/6(水)~11/19(火)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
11月7日(木)18:30~20:00 桑原史成×原 一男 フォトセミナー開催

【大阪ニコンサロン】
桑原史成写真展
不知火海 The Minamata disease Disaster

12/5(木)~12/11(水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

アンドレ・オルレアン氏来日!

フランス政治経済学会会長にして
コンヴァンシオン理論の提唱者、
アンドレ・オルレアン初来日決定!

『金融の権力』(邦訳2001年)、『貨幣主権論』(編著、邦訳2012年)など、独自の金融論・貨幣論で知られるフランス政治経済学会会長、社会科学高等研究院(EHESS)研究主任のアンドレ・オルレアン氏が、新著『価値の帝国 経済学を再生する』(坂口明義訳、藤原書店)邦訳刊行を機に、初来日します(招聘=日仏会館)。
Orlean.jpg 経済学が、リーマンショックなどの経済危機を予測し、防ぐことができなかったのはなぜなのか。そこに経済学そのものの孕む危機を見出すオルレアン氏は、「価値」概念の捉え直しを通じて、経済学を社会科学の中に再定位することを訴えます。
自身の金融論・貨幣論を統合する総合的な経済理論の構築を試みた本書は、「危機」以後の経済理論の方向性を示す最良の経済書として、哲学者ポール・リクールの名を冠した第1回「ポール・リクール賞」(2012年)を受賞。

----------
■12/3(火)15:00~17:00
  講演会「最新著書『価値の帝国』について」
  於:神奈川大学 1号館 308番教室
  主催:神奈川大学経済貿易研究所

■12/4(水)18:30~ 
  経済講演会「ユーロ危機の展望と解決策」
  於:名古屋市立大学経済学部・大学院経済学研究科
  主催:アリアンス・フランセーズ愛知フランス協会

■12/6(金)18:30~20:30
  講演会「世界をダメにした経済学10の誤り」
  於:日仏会館
  主催:日仏会館フランス事務所


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【2013年11月の新刊情報】


2013年11月の新刊情報を更新しました。


『大田堯自撰集成』(全4巻)いよいよ11月発刊!

「教育とは何か」を真摯に問い続けて70年余、「教育はアートである」という境地に至った大田堯、95歳を超えた今も「教育の夢」を探求し続けるその思索の軌跡を、氏自ら編集した自撰集成、遂に発刊!
“ちがう/かかわる/かわる”という生命の本質から「学習」をときほぐし、「生きることは学ぶことである」と導く。

大田堯自撰集成 (全4巻)

いよいよ11月発刊です!
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第1巻 生きることは学ぶこと
    ―― 教育はアート ――

第2巻 ちがう/かかわる/かわる
    ―― 基本的人権と教育 ――

第3巻 生きて
    ―― 思索と行動の軌跡 ――

第4巻 ひとなる
    ―― 教育を通しての人間研究 ――

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《体裁》
四六変上製
各巻328~550頁
本体各2200~6000円+税予定

【推薦】
谷川俊太郎 (詩人)
山根基也 (アナウンサー)
中村桂子 (生命誌研究者)
まついのりこ (絵本・紙芝居作家)

『大田堯自撰集成』(全4巻)の内容見本ができました!

遂に今月発刊いたします

大田堯自撰集成 (全4巻)

内容見本ができました! ぜひぜひご請求下さい。
もちろん、ご便利な書店様からご請求いただくことも可能です。
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11/5(火)『朝日』(夕)で桑原史成『水俣事件 The MINAMATA Disaster』が大きく紹介!

『中国新聞』や『熊本日日新聞』等で絶賛紹介の
桑原史成『水俣事件 The MINAMATA Disaster』が、
今度は11/5(火)『朝日』(夕)でも絶賛紹介!

「報道写真家の桑原史成さん(77)が、写真集『水俣事件』(藤原書店)を出版した。53年間、水俣病を追った軌跡の集大成。撮りためた3万コマから120枚を選んだ。……」

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NiconSalon_Minamata.jpg 【銀座ニコンサロン】
桑原史成写真展
不知火海 The Minamata disease Disaster


11/6(水)~11/19(火)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休
11月7日(木)18:30~20:00 桑原史成×原 一男 フォトセミナー開催

【大阪ニコンサロン】
桑原史成写真展
不知火海 The Minamata disease Disaster

12/5(木)~12/11(水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

2013年10月

10/27(日)『毎日』で〈ジョルジュ・サンドセレクション〉第9巻『書簡集 1812-1876』が絶賛書評!


「本書には、8歳から死の直前までの彼女が、友人知人家族、芸術家や作家、俳優政治家さらには皇帝皇族にまで送った手紙の中から、249通が選び抜かれて収録されている。しかも『ジョルジュ・サンド セレクション』として刊行された全9巻の最終巻でもある。
 ショパンの恋人としてのサンドしか知らない人は多い。けれど貴族社会が衰退しブルジョワが台頭してくる激動の19世紀前半に、作家としてジャーナリストとして、いや社交界の麗人として、従来の枠に収まらず、率直な発言と行動で時代に挑戦したのがサンドだった。
 バルザックやドストエフスキーにも影響を与えた小説家だったが、現代から振り返り、もっとも説得力を持つ作品は、やはり書簡集ではないだろうか。作者の実人生と時代が直接的に伝わってくるだけに、旧い意識と体制に真向かう新しい女の知性が、力強く迫ってくる。……」(高樹のぶ子 評)

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【刊行予定 これから出る本】

※書名・価格・発売日などは、変更になる場合があります。

【2013年11月刊行予定】
大田堯自撰集成 (全4巻)
1 生きることは学ぶこと 教育はアート
大田堯
四六変上製 予328頁 予2200円+税
ISBN978-4-89434-946-9

価値の帝国 経済学を再建する
アンドレ・オルレアン
坂口明義 訳
A5上製 予368頁 予3800円+税
ISBN978-4-89434-943-8

■セレクション 竹内敏晴の「からだと思想」 (全4巻)
2 「したくない」という自由
竹内敏晴
〈寄稿・竹内敏晴の人と仕事〉芹沢俊介
四六変上製 予384頁・口絵1頁 予3300円+税
ISBN978-4-89434-947-6

■〈改訂新版〉 形の発見
内田義彦
四六変上製 予360頁 予2800円+税
ISBN978-4-89434-944-5

生きること 学ぶこと 〈新装版〉
内田義彦
四六変並製 予280頁 予2000円+税
ISBN978-4-89434-945-2



【近刊予定】
□自伝 葭(よし)の渚
石牟礼道子

金時鐘コレクション (全9巻・別巻一)
2 〈詩集〉日本風土記/日本風土記Ⅱ
金時鐘
[解説]宇野田尚哉・浅見洋子

金時鐘コレクション (全9巻・別巻一)
7 小文集 草むらの時
金時鐘
[解説]金石範

岡田英弘著作集 (全8巻)
3 日本とは何か
岡田英弘

全釈 易経 (全3巻) (下)
黒岩重人

□叢書 『アナール1929-2010』 ――歴史の対象と方法 (全5巻)
III 1958-1968
エマニュエル・ル=ロワ=ラデュリ+アンドレ・ビュルギエール監修
アンドレ・ビュルギエール編

日本製品と世界市場 マルクス経済学批判・実証篇
川勝平太

民間交流のパイオニア・渋沢栄一の国民外交
片桐庸夫

稀代のジャーナリスト、徳富蘇峰 1863-1957
杉原志啓・富岡幸一郎 編


【2013年10月の新刊情報】


2013年10月の新刊情報を更新しました。


10/20(日)『読売』でB・オリヴィエ『ロング・マルシュ 長く歩く』が絶賛書評!

『週刊朝日』8/16-23合併特大号でも池内紀さんに絶賛大書評され、
時事通信社配信では永江朗さんに絶賛書評、
『文藝春秋』2013年11月号「文藝春秋BOOK倶楽部」鼎談書評欄でも、
山内昌之さん、片山杜秀さん、野崎歓さんのお三方に絶賛書評された
ベルナール・オリヴィエ『ロング・マルシュ 長く歩く』が、
今度は10/20(日)『読売』で杉山正明さんに絶賛書評!

「本書をなんといってよいのか。旅行記なのか、老いゆく日々のなかでの自己再生の挑戦なのか、あるいは人生の賛歌なのか。……歩くということと、生きるということを一致させる東方への歩みは、時代をこえて『人間とはなにか』を根本から問うことでもあったといっていい。」 杉山正明氏

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10/10(木)『読売』「編集委員が迫る」欄で『光り海』の坂本直充さんインタビュー記事大きく掲載!

10/10(木)『読売』「編集委員が迫る」欄で
『光り海』の坂本直充さんインタビュー記事大きく掲載!

公害の経験と教訓 坂本直充氏
水銀に関する水俣条約がきょう10日、採択される。水俣病の経験と教訓は、重い。その悲劇を、地域の人々はどう乗り越えようとしているのか。胎児性水俣病と似た障害を抱えながら、熊本県水俣市の職員として患者らと関わってきた前水俣病資料館長の坂本直充さんに、聞いた。」

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10/11(金)『東京』「筆洗」欄、『中日』「中日春秋」欄で坂本直充『光り海』が紹介!


「……▼水俣病に苦しむ人々の涙の川が人類の川へと流れ始めている証しだろうか。世界でやまない水銀による汚染や健康被害を防ぐための「水俣条約」が、きのう採択された▼その報を聞きつつ、坂本直充さんの詩集『光り海』(藤原書店)を読んだ。水俣で生まれ育ち、自らも水俣病と思われる症状に苦しみながら、今は市役所で働く坂本さんを、作家の石牟礼道子さんは「胸が痛くなるくらい穏和な人」と評する。その作品から伝わってくるのは、胸が痛くなるほど真摯な問い掛けだ……▼安倍晋三首相は、水俣条約を採択する会議に向けて、わが国は水銀による被害を克服したと言った。しかし、水俣病は今も多くの人を苦しめ続けている。被害の全貌すら分かっていない▼水俣の深い川は、〈希望の海へそそぎ込むまで流れ続ける〉と坂本さんはうたう。水俣の痛み、悲しみから目をそらしていては、決してたどりつくことができない海だ。」

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B・オリヴィエ『ロング・マルシュ 長く歩く』が『文藝春秋』2013年11月号「文藝春秋BOOK倶楽部」鼎談書評欄で絶賛書評!

『週刊朝日』8/16-23合併特大号でも池内紀さんに絶賛大書評され、
時事通信社配信で永江朗さんにも絶賛書評された
ベルナール・オリヴィエ『ロング・マルシュ 長く歩く』が、
『文藝春秋』2013年11月号「文藝春秋BOOK倶楽部」鼎談書評欄で、
山内昌之さん、片山杜秀さん、野崎歓さんのお三方に絶賛書評!

「とにかく、この著者には度肝を抜かれました」/「大きな特徴は、徹底的に文学で勝負していること」/「常に社会への意識がある。その意味では、啓蒙主義の伝統とも繋がっている。ヨーロッパ精神の強靭さを感じる一冊」 野崎歓

「彼の窮地は、読者にはスリリングな楽しみです。もっと酷い目に遭わないかと期待する自分に気付く(笑)」/「複雑な世界情勢のルポルタージュとしても読めるのは、元ジャーナリストのセンスが光る」 片山杜秀

「ちょっと事情を知っている人間なら、著者の途方もない度胸に感心するとともに、この蛮勇を絶対に真似しようとは思わないでしょう(笑)」/「無いに等しい彼のトルコ語能力で、どうやって危機を切り抜けたのか、かつそれがこうした文章に再現されたことに驚きますね」 山内昌之氏

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『岡田英弘著作集』(全8巻)発刊紹介著者インタビューが共同配信中!

先に『朝日』でも発刊が紹介され、
8/14(水)『産経』「湯浅博の世界読解」欄で湯浅博さん
8/25(日)『産経』書評欄でコダマシンゴさんにも絶賛書評されました
岡田英弘著作集
The Collected Works of Hidehiro Okada (全8巻)
の発刊紹介著者インタビュー記事が共同配信中!

「歴史家の岡田英弘さんが、『岡田英弘著作集』(藤原書店、全8巻)の刊行を始めた。従来の『定説』に根底から疑問を投げかけ、学界では孤立してきたが、その明快で斬新な論理にファンは多い。岡田さんは『歴史を持つ文明同士の国際紛争は解決できる。歴史学とは、世界に秩序をもたらすものです』と語る。……」

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内容見本もぜひぜひご請求下さい。
もちろん、ご便利な書店様からご請求いただくことも可能です。
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B・オリヴィエ『ロング・マルシュ 長く歩く』が時事通信社配信で絶賛書評!

『週刊朝日』8/16-23合併特大号でも池内紀さんに絶賛大書評された
ベルナール・オリヴィエ『ロング・マルシュ 長く歩く』が、
時事通信社配信で永江朗さん絶賛書評!

「なぜ歩くのか。……歩きながら人は自分の内面と対話する。徒歩旅行は世界を発見する旅であると同時に自分を発見する旅だ。昔からさまざまな宗教で徒歩による巡礼の旅が行われてきた。そこには単なる苦行という以上の意味があったのだろう。……続編、完結編の邦訳を早く読みたい。」
永江朗氏)

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2013年9月

9/28(土)『読売』「時の余白に」欄で『環vol.54』巻頭対談「生命と人間」が紹介!

2013年7月刊行『環 vol.54 特集・日本の「原風景」とは何か』掲載の
中村桂子+木下晋「生命と人間」が、
9/28(土)『読売』「時の余白に」欄で大きく紹介!

「当方には、この夏一番の読み物でした。」(編集委員 芥川善好氏)

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9/29(日)『日経』で志村三代子『映画人・菊池寛』が絶賛書評!

9/18(水)『読売』や9/25(水)『毎日』でも絶賛紹介大反響の
志村三代子『映画人・菊池寛』が、今度は9/29(日)『日経』で
川本三郎さんに絶賛書評!


「小説と映画、レコード、それにさまざまな形の宣伝が一体化する現象が生まれた。現在でいうメディア・ミックスを菊池寛は先取りしていた」
川本三郎氏 評)

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【刊行予定 これから出る本】

※書名・価格・発売日などは、変更になる場合があります。

【2013年10月刊行予定】
日本経済は再生する!
田中秀臣編
浜田宏一/若田部昌澄/原田泰/安達誠司/田村秀男/片岡剛士/高橋洋一/松尾匡/中村宗悦/田中秀臣/中島將隆/R・ボワイエ ほか
四六上製 予312頁 予2400円+税
ISBN978-4-89434-942-1

除染は、できる。 Q&Aで学ぶ、放射能除染
山田國廣・黒澤正一
A5並製 予184頁 予1500円+税
ISBN978-4-89434-939-1

 vol.55
[特集] 今、なぜ富士山か
菊大判並製 予400頁 予3600円+税
ISBN978-4-89434-941-4



【2013年近刊予定】
葭(よし)の渚 自伝
石牟礼道子

金時鐘コレクション (全9巻)
2 〈詩集〉日本風土記/日本風土記Ⅱ
金時鐘
[解説]宇野田尚哉・浅見洋子

金時鐘コレクション (全9巻)
7 小文集 草むらの時
金時鐘
[解説]金石範

大田堯自撰集成 (全4巻)
1 生きることは学ぶこと 教育はアート
大田堯

□セレクション 竹内敏晴の「からだと思想」 (全4巻)
2 「したくない」という自由
竹内敏晴
〈寄稿・竹内敏晴の人と仕事〉芹沢俊介

□叢書 『アナール1929-2010』 ――歴史の対象と方法 (全5巻)
III 1958-1968
エマニュエル・ル=ロワ=ラデュリ+アンドレ・ビュルギエール監修
アンドレ・ビュルギエール編

内田義彦の問い
中村桂子/三砂ちづる/山田鋭夫 ほか多数

読むこと 聴くこと 形の発見 〈新版〉
内田義彦

生きること 学ぶこと 〈新装版〉
内田義彦

【2013年09月の新刊情報】


2013年09月の新刊情報を更新しました。


セレクション『竹内敏晴の「からだと思想」』(全4巻)の内容見本ができました!

遂に発刊いたしました

セレクション
竹内敏晴の「からだと思想」

(全4巻)

内容見本ができました! ぜひぜひご請求下さい。
もちろん、ご便利な書店様からご請求いただくことも可能です。
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9/4(水)『東京』「筆洗」欄で坂本直充『光り海』が紹介!

9/4(水)『東京』「筆洗」欄
坂本直充『光り海』が紹介されました!

「〈母と子は/存在の岸辺に/佇んでいた/現代の業が/滝のように/水俣の海に流れ込むのを/見つめていた/そしてそれが/自分自身に流れ込み/わが子に流れ込んだことをさとった/わが子は/現代の業苦に/焼けて苦しむ小さないのちだった〉▼熊本県水俣市の水俣病資料館の館長を務めた坂本直充さんの詩集『光り海』から引いた。父はチッソの社員。ようやく立てるようになったのは六歳の時だ。自分も患者では…。疑問を抱きながら、差別を恐れ水俣病を引き受ける勇気がなかったという……」

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8/30(金)『日経ビジネス』で『日本のアジア外交』の著者、小倉和夫さんint.記事大きく掲載!

『日本のアジア外交』の著者、小倉和夫さんのインタビュー記事が、
8/30(金)『日経ビジネス』「キーパーソンに聞く」欄に大きく掲載!

日中は過去5回も戦争をした経験から学ぶべき
元外交官で『日本のアジア外交 二千年系譜』の著者、小倉和夫氏に聞く

……
 韓国大使やベトナム大使を務めた元外交官である小倉和夫氏は今春、過去2000年の歴史を「日本の外交」という視点から分析し、なぜ日本が5回も中国と戦争をするに至ったのかを読み解いた『日本のアジア外交 二千年の系譜』を出版し、日本は歴史から学び、「外交を考えていくための視点を根本から問い直すべきだ」と提言する。
 昨年来、尖閣諸島や竹島、従軍慰安婦問題を巡り日中、日韓の関係がぎくしゃくする中、日本の外交を考えるうえで必要な視点について聞いた。」

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2013年8月

8/26(月)『読売』「論壇誌8月」欄で『環vol.54』が紹介!

2013年7月刊行『環 vol.54 特集・日本の「原風景」とは何か』掲載の
小倉紀蔵「北朝鮮とは何か2 歴史認識問題の構造」が、
8/26(月)『読売』「論壇誌8月」欄で大きく紹介!

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9月発刊セレクション『竹内敏晴の「からだと思想」』(全4巻)推薦のことば!


【推 薦】
木田元 (哲学者)
 結局のところ竹内さんとは、2002年の晩秋に対談をして本にしてもらったとき、一度お会いしただけに終わってしまったが、初対面だというのに懐かしいという思いをさせられるお人柄に深く心を惹かれた。
 親しくしていただくのはこれからと思っていたのに、私が胃ガンを患い、それもかなわなくなった。だが、「からだ」によって裏打ちされていないような「ことば」には人を動かす力はないといったところで、強く共感し合ったことが今も忘れられない。

谷川俊太郎 (詩人)
 アタマとココロとカラダの三位一体から、コエが生まれ、それがコトバとして他者に投げかけられるという、人間が群れとして生きていく基本を、竹内さんは繰り返しおのが肉体を原点として他者に働きかけ、またそれを文字化して飽きなかった。あの野太い声と、がっちりしてしかもしなやかな肢体の記憶は、竹内さんが遺した書き物とともに、この時代にますます新しい。

鷲田清一 (哲学者)
 「からだに来る」「からだに出る」と言うように、わたしたちの存在が危機に瀕したときにからだは意識に上る。ふだんはそれほど黙って〈わたし〉を支えている。そのような〈わたし〉のを、あるいは沈黙の支えを、竹内さんはずっと触診してきた。そして案じてきた。こうした基に根を下ろしていないと、ことばもいのちも閉ざされて、他のそれにふれられなくなる。届かなくなる……。そのことを竹内さんはわたしたちに語りつづけた。

内田樹 (文学者)
 竹内さんの文章は、意味がよくわからないところでも、音読してみると、すっと話が通ることがある。意味が「わかる」のではなく、言葉が身体の中を抵抗に出会うことなく、通り抜けてゆくのである。私にはそれを「飲み込めた」ということである。食物を摂取する経験に似ている。「飲み込んだ」ものが何であるかを知らぬままに、それはしばらく時間を経た後に、実際に血となり肉となって私をかたちづくってしまうのである。

――――――――――

「ことば」は思念を写す道具か? 真にことばを掴んだ瞬間の鮮烈な経験を記した『ことばが劈かれるとき』著者として、また「他者」と出会い、生きようとする〈竹内レッスン〉主宰者として、「生きること」の常識を叩きつぶし、執拗に問い続けた、稀有の哲学者。
浮遊し変遷を続ける現代という舞台上で、己の「からだ」を唯一無二の拠点に、一人の存在者として、日本の戦後社会の硬直をしなやかに弾劾し続けた、比類なき不退転の定点観測者の足跡をたどる旅、遂に発刊!

セレクション
竹内敏晴の
「からだと思想」

(全4巻)

いよいよ9月発刊です!
----------
第1巻 主体としての「からだ」
    「ことばが劈かれるまで」と演出家としての竹内敏晴
    [寄稿]福田善之

第2巻 「したくない」という自由
    戦後日本社会の定点観測者として
    [寄稿]芹沢俊介

第3巻 「出会う」ことと「生きる」こと
    「湊川」と以後の竹内敏晴
    [寄稿]鷲田清一

第4巻 「じか」の思想
    「からだ」を超える「ことば」を探して
    [寄稿]内田樹

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《体裁》
四六変並製
各巻350頁平均
本体各2800~3600円+税予定

ことばは、声の一部です。声は、からだの働きの一部です。
からだが他人に向かって働きかけているのでなければ、声やことばが、相手を動かすことはありません。発語という行為はまず、ある具体的な人を動かすための全身的な行動なのです。
(『生きることのレッスン』より)

8/25(日)『産経』書評欄で『岡田英弘著作集 1 歴史とは何か』が絶賛書評!

先に『朝日』でも発刊が紹介され、
8/14(水)『産経』「湯浅博の世界読解」欄でも絶賛紹介されました
岡田英弘著作集
The Collected Works of Hidehiro Okada (全8巻)
第1巻『歴史とは何か』が、
8/25(日)『産経』書評欄でコダマシンゴさんに絶賛書評

「……「文化を越えた真実というものはあるのか、あるとすればどうやったらそこに到達しうるか」。本書はこの論考を突き詰め、独自の“世界史”を定義した『著作集』全8巻の第1巻だ。氏の歴史理論の原点であり、講演記録などを中心として編集されているので、あまり専門的な話に立ち入ることなく岡田史学の全貌を味わえる。現在、歴史解釈がうんぬんされる日本の周辺国に関する論考も含め、歴史に対する疑念を一気に氷解させる力を持つ。
 ……自明のものとして受け入れられてきた「東洋史」「西洋史」という概念や述語を捨てるその言説は、“村社会”を是とする学会などのウケは悪い。氏自身「学会では孤立した」と述べている。また、人々が好む神話としての歴史、つまり「歴史のロマン」とも相いれない。
 人は物を考えるとき、意識するしないにかかわらず、通説、前例にこだわる。そこからいかに自分を解き放つべきか、そんな生き方をすら岡田史学は教えてくれる。」 コダマシンゴ氏評

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内容見本もぜひぜひご請求下さい。
もちろん、ご便利な書店様からご請求いただくことも可能です。
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8/15(木)『毎日』(夕)で『われわれの小田実』が紹介!

七回忌を迎えて刊行いたしました『われわれの小田実』が、
8/15(木)『毎日』(夕)で大きく紹介!

「……評論家の加藤周一さんや、金大中・元韓国大統領ら、この6年間に死去した人の文章も収める。評論家の鶴見俊輔さん、作家の瀬戸内寂聴さん、辻元清美・衆院議員ら、関西の著名人も多数登場する。
 『環』にはなかった道場親信・和光大准教授の論文も収録。小田さんが自身の空襲経験を基に提唱した「『難死』の思想」を分析。さらに、小田さんが戦争や侵略における民衆の加害者性と被害者性は不可分だと示して、新しい抵抗と連帯の質を構想したことの思想史的意義を論じている。」

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【2013年08月の新刊情報】


2013年08月の新刊情報を更新しました。


【刊行予定 これから出る本】

※書名・価格・発売日などは、変更になる場合があります。

【2013年9月刊行予定】
■セレクション 竹内敏晴の「からだと思想」(全4巻)
1 主体としての「からだ」
竹内敏晴
四六変並製 予392頁 予3200円+税
ISBN978-4-89434-933-9

岡田英弘著作集(全8巻)
2 世界史とは何か
岡田英弘
四六上製布クロス装 予504頁 予4600円+税
ISBN978-4-89434-935-3
全釈 易経 中(全3巻)
黒岩重人
四六上製 予424頁 予3800円+税
ISBN978-4-89434-936-0
水俣事件 The MINAMATA Disaster〈写真集〉
桑原史成
菊倍変型並 予184頁 予3800円+税
ISBN978-4-89434-924-7
内務省の政治史 集権国家の変容
黒澤良
A5上製 予288頁 予4200円+税
ISBN978-4-89434-934-6
社会思想史研究 37号
[特集] 思想史研究を問いなおす
社会思想史学会編
A5並製 予288頁 予2400円+税
ISBN978-4-89434-937-7




【2013年近刊行予定】
金時鐘コレクション
2 〈詩集〉日本風土記/日本風土記Ⅱ
金時鐘

金時鐘コレクション
8 小文集 草むらの時
金時鐘

 vol.55
[特集] 今、なぜ富士山か

日本経済は再生する!
浜田宏一/若田部昌澄/原田泰/安達誠司/田村秀男/片岡剛士/高橋洋一/松尾匡/中村宗悦/田中秀臣/中島將隆/R・ボワイエ ほか

石牟礼道子 自伝 (仮)
石牟礼道子

8/14(水)『産経』「湯浅博の世界読解」欄で『岡田英弘著作集 1 歴史とは何か』が紹介!

先に『朝日』でも発刊が紹介されました
岡田英弘著作集
The Collected Works of Hidehiro Okada (全8巻)
第1巻『歴史とは何か』が、
8/14(水)『産経』「湯浅博の世界読解」欄で紹介

「手元に届いた中国研究の泰斗、岡田英弘氏の『岡田英弘著作集 歴史とは何か』(藤原書店)をひもとくと、中国五千年なる“歴史”が実は幻想であることが分かる。
 唐で完成した大帝国も、その後継である宋がモンゴルにのみ込まれ文明としての独立性を失う。一時、明が復活したかに見えるが、実は元のときに入り込んだ外来民族で、その制度も唐や宋にさかのぼるものは、何一つ見つからないという。明はモンゴル文明の一つにすぎず、清は文字通りモンゴル文明であり、清の公用語は漢語ではなく満州語で、さらに毛沢東時代は共産革命で歴史を拒否しており、中国は典型的な『歴史のない文明』なのだと説く。
 その文明が日欧のような『歴史のある文明』と摩擦を起こすと、故事来歴を示す証拠が不足して分が悪くなる。そこで軍事力を増強し、『トラブルが起こったときに、軍事力で圧倒するというやり方なのだ』という。」

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B・オリヴィエ『ロング・マルシュ 長く歩く』が『週刊朝日』8/16-23合併特大号で絶賛大書評!

ベルナール・オリヴィエ『ロング・マルシュ 長く歩く』が、
『週刊朝日』8/16-23合併特大号
特集「夏だから読みたい!! 旅と冒険に誘う45冊」欄で
池内紀さんに絶賛大書評!

「異色の冒険記である。……
 ……この記録が興味深いのは、二重のたのしみがあるからだ。一つは旅の途上に、つぎつぎと起こる珍しいこと。もう一つは報告者その人が一つの見ものであること。冒険家の冒険ではなく、まったくのアマチュアであって、まごつき、たじろぎ、途方にくれ、そのつど事柄に対処して、つぎの一歩に踏み出していく。
 多少ともヘマずくめの冒険記だが、だからこそ冒険ということの本質が、あますところなく語られている。……
 ジャーナリストの文体であって、テンポ、また歯切れがいい。旅行者の目とともに、つねに事件を追う記者の目がひそんでいる。……」(池内紀氏)

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セレクション『竹内敏晴の「からだと思想」』(全4巻)9月発刊!

「ことば」は思念を写す道具か? 真にことばを掴んだ瞬間の鮮烈な経験を記した『ことばが劈かれるとき』著者として、また「他者」と出会い、生きようとする〈竹内レッスン〉主宰者として、「生きること」の常識を叩きつぶし、執拗に問い続けた、稀有の哲学者。
浮遊し変遷を続ける現代という舞台上で、己の「からだ」を唯一無二の拠点に、一人の存在者として、日本の戦後社会の硬直をしなやかに弾劾し続けた、比類なき不退転の定点観測者の足跡をたどる旅、遂に発刊!

セレクション
竹内敏晴の
「からだと思想」

(全4巻)

いよいよ9月発刊です!
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第1巻 主体としての「からだ」
    「ことばが劈かれるまで」と演出家としての竹内敏晴
    [寄稿]福田善之

第2巻 「したくない」という自由
    戦後日本社会の定点観測者として
    [寄稿]芹沢俊介

第3巻 「出会う」ことと「生きる」こと
    「湊川」と以後の竹内敏晴
    [寄稿]鷲田清一

第4巻 「じか」の思想
    「からだ」を超える「ことば」を探して
    [寄稿]内田樹

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【推薦】
木田元 (哲学者)
谷川俊太郎 (詩人)
鷲田清一 (哲学者)
内田樹 (哲学者)


《体裁》
四六変並製
各巻350頁平均
本体各2800~3600円+税予定

ことばは、声の一部です。声は、からだの働きの一部です。
からだが他人に向かって働きかけているのでなければ、声やことばが、相手を動かすことはありません。発語という行為はまず、ある具体的な人を動かすための全身的な行動なのです。
(『生きることのレッスン』より)

2013年7月

『われわれの小田実』お詫びと訂正

■ お詫びと訂正 ■
本書『われわれの小田実』217頁末において、下記の文章が脱落しておりました。著者ならびに読者の皆様にお詫び申し上げますと共に、謹んで訂正させていただきます。

(217頁末)……私もその家族のメンバーに加えてい

〔脱落部分〕ただく事ができただろうか。もし、そうなら、小田さんが亡くなっても、私は永遠に家族の一員であり続けたいと思う。(ジャーナリスト)


正誤表データは本の詳細ページ
『われわれの小田実』にございます。

青山やすし+ロザンヌ・ハガティ『10万人のホームレスに住まいを!』が7/28(日)『朝日』で絶賛書評!


「……市場や政府を批判するだけの人や旧態依然とした左右の観念論から抜け出せない人は日本にも多い。
 しかし、彼女(ハガティ氏)は違う。たとえば行政の非効率さに辟易しながらも、その中で『一人卓越した人を見つける』ことが大切だと前向きで具体的だ。
 都庁職員として長年、山谷の日雇い労働者の問題に取り組んできた著者(青山€|オ氏)による日米比較も説得力がある。
 『大きな政府』という選択肢が消えつつある今日、理想主義と現実主義が交差する新たな公共領域のフロンティアを開拓し続けるハガティ氏の言動は私たちに勇気と希望を与えてくれる。」(渡辺靖 氏)

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大石芳野『福島FUKUSHIMA 土と生きる』が2013年度JCJ賞受賞!

刊行来各紙誌で絶賛紹介が続いております
大石芳野『福島FUKUSHIMA 土と生きる』が、
日本ジャーナリスト会議(JCJ)が優れた報道・言論活動に贈る
2013年度のJCJ賞を受賞!

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B・オリヴィエ『ロング・マルシュ 長く歩く』が共同配信で絶賛紹介中!

ベルナール・オリヴィエ『ロング・マルシュ 長く歩く』が、
共同通信で絶賛紹介記事配信中!

「定年を迎え、心に虚無感を抱えたフランス人の元記者が、スペインにあるキリスト教の聖地サンティアゴ・デ・コンポステラまでの巡礼の道を歩き、歩く行為のもつ治癒力に気付く。……あえて幹線道路を離れ、静かな田舎道を歩く。きこりの哲学者であるセリムなど、トルコの人々との出会いが魅力的だ。」

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【2013年07月の新刊情報】


2013年07月の新刊情報を更新しました。


【刊行予定 これから出る本】

※書名・価格・発売日などは、変更になる場合があります。

【2013年8月刊行予定】
森と神と日本人
上田正昭
四六上製 予312頁 予2800円+税
ISBN978-4-89434-925-4

全釈 易経 上(全3巻)
黒岩重人
四六上製 予392頁 予4200円+税
ISBN978-4-89434-931-5

映画人・菊池寛
志村三代子
四六上製 予368頁 予3200円+税
ISBN978-4-89434-932-2



【2013年9月刊行予定】
□セレクション 竹内敏晴の「からだと思想」(全4巻)
1 主体としての「からだ」
竹内敏晴

岡田英弘著作集(全8巻)
2 世界史とは何か
岡田英弘

全釈 易経 中(全3巻)
黒岩重人

□写真集 水俣事件 The MINAMATA Incident
桑原史成

社会思想史研究 37号
特集=思想史研究を問いなおす(一)
社会思想史学会編

7/14(日)『朝日』で『岡田英弘著作集』(全8巻)発刊が紹介!

遂に発刊いたしました
岡田英弘著作集
The Collected Works of Hidehiro Okada (全8巻)
が、7/14(日)『朝日』「情報フォルダー」欄で紹介!

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内容見本もぜひぜひご請求下さい。
もちろん、ご便利な書店様からご請求いただくことも可能です。
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中嶋鬼谷編著『峡に忍ぶ』が共同配信で絶賛紹介中!

中嶋鬼谷編著『峡に忍ぶ』が、
共同配信で宇多喜代子さんによる絶賛紹介記事配信中!

「……女性俳句史を語るうえで、欠くことのできぬ一人と目されながら顧みられることもなく、残念に思っていたところであっただけに、よくぞまとめてくださったという思いが先立つ。……」(宇多喜代子 氏)

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